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昨日書いたのにUPできなかったので、日付は昨日ということで。

中2日空けてのUPがFCってのもなんだけど、時折無性に食べたくなる天下一品、通称天一の川口店!
気づけばもう10年近く前になるか、その頃から食べていて、今でも食べたくなるラーメンって実はそんなにない。それも京都発祥で、自分は白川本店まで詣でにいっちゃうくらいハマってしまった。
ブームとなった店というのは10年以上存続してないケースが殆どなのでリピートが困難というのが実情だけど、個人店だと地元を離れると距離的にも遠くなリピートは難しい。FCなら距離的な問題は回避できるかもしれないけど、広く展開する上で味も万人受けするようになるから常習性は低くなってしまう。
しかし天一だけはFCとは思えないほど尋常じゃない濃度。一応、あっさりのラーメンもあるのだが、なにも言わないとドロドロスープが出てくる。これで全国展開していて、多くのマニアを生むと同時に、多くの家族連れや年配の夫婦を撃沈させてきたのだから恐ろしい。。。

こってり並わが故郷の川口にも出来て、こんなもんが気軽に食べられるようになった。こんなもんなんていいたくなっちゃうシロモノはどんなもんかというと、こんなもん、こってり並620!
こってりというとラードなど油でこってり感を出していると思われがちだけど、ここは鶏をメインに沢山の野菜をグデングデンになるまで煮込んで、結果ゲル状一歩前のドロドロを可能にしている。某所で重力50倍ラーメンと言われているらしいが、スープが麺に絡むという状態を超えている。飲み進むとザラつきを憶えるが、よくよくみると野菜の細かいのがみえる。このスープに慣れるともたれるという感覚よりも、薬膳的な健康スープを摂取している感覚に近くなる。マニアになると、裏オーダーとしてスープ多目というのを頼むようになる。大抵の店で対応してくれるようだ。もちろん無料。
京都ということで九条ネギが用いられるが、この青いネギの苦みとダシの甘ぁ〜いスープとのコントラストが見事! 若干赤いツブツブが見受けられるように、唐辛子もいいアクセントになっている。チャーシューも薄く、凝ったものではないが、生春巻きでも食べるようにスープを巻いて食べる(!?)と得もいえぬ食感が口中に溢れる。
麺は白く細く四角い。柔らかいのをぐっちゃぐっちゃにスープと混ぜて食べるのに最適にできている。残念なのはメンマで、以前は黒く干からびたようなコリコリのものだったが(平太周みたいなやつ)、4〜5年前だろうか、水気のある味付けのあるものに変わってしまった。

鍋で温めておうちで味わえるお土産も全店でやっており、なんとギフトまである。天一未経験者のご家庭には嫌がらせとして最適ではないだろうか。
店舗には、直営のチェーンと、FC、そのFCにも系列があって、それぞれに値段が違うし、味も若干変わってくる。ともあれ、どこも一定以上のドロドロスープをキープしている。その一定上の中で、好みの天一を見つけるのもまた楽しいし、チェーンではこってりとあっさりの間、「中間」という裏メニューがあるという。で、川口店はというと、数度行ったが中の上くらいの濃度で、味の濃さも平均的。思い立ったら安心していける店だった。
全国展開しているのに、こういう攻めがいというのはなんとも嬉しい。こんなこと書いてたらまた食べたくなった。特に冬は身に染みるんだよな〜。ウマイ、ごちそうさん!

天一外観天下一品
最寄駅:川口
料理:醤油ラーメン / ラーメン一般
採点:★★★★★
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:昼食
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