いまさら正月シリーズということで、自分にしては珍しく正月日帰り旅行に行ってきた。そもそも旅行予定などなかったのだが、家族・親類が熱海の古屋旅館に泊まるというので、行きの車に便乗させてもらったというわけ。宿泊も誘われたが、次の日に仕事の準備があったのは本当の理由ではあるものの、旅館に泊まって帰って来るだけの旅行が嫌いなのでお断りしたわけだ。家族には終始畸人扱いされたが、折角普段来れない町に来たのに散策も食べ歩きもできないのは正直もう勘弁してくれである。
熱海は2度目で実に10年ぶり。前回は秘宝館やらいまさらな温泉観光を満喫したわけだが、今回はいくつか行きたい場所が明確にあった。それをこれから順を追ってレポしておこうかと。
朝10時に実家を出発。車に乗ること自体数年ぶりなのに親類との旅行となると十数年ぶりくらいになるだろうか。このところゆっくり話をすることもなかったので、首都高の渋滞も適度な団欒の空間となった。
渋谷を過ぎて東名に入り、海老名SAで休憩となった。富士宮までだいぶ距離があるが、富士宮焼きそばののぼりが立っていたので迷わず購入。
富士宮焼きそばの初食がSAというのもいい印象が残らないかもしれないので、その辺差っぴいて食べてみたが、それにしても特徴がイマヒトツ掴みかねた。麺が太めなのと節粉がかかっているのと紅生姜がない点だろうか。
富士宮焼きそば学会のサイトをみると、紅生姜は店によるので特徴づけにはならないものの、イワシの削り粉(だし粉)をかけることと、水分が少なくコシの強い麺が特徴なのだそうだ。
麺はすっぽ抜けた味で単にボソついてるだけだと思ったが、きっと現地でそれなりの富士宮焼きそばを食べたなら、自分の好きそうなゴワゴワ麺が出てきそうな気がして、いつか本場を食べてみたい気にさせてくれた。
それにしてもこのSAは、吉野家にパンのルノートル、CASAとFCがわんさと入っている。こういうSAも増えて久しく、なかには温泉まで入れるところもある。最初のうちはヘタなもの食べるよりいいと思ったが、PAやSAならではのマズいそばの趣が味わいにくくなっている現状を思うと、わざわざSAでファミレス行かなくてもなぁと思ってしまう。でも子連れにはいいだろうな。
とはいえ、海老名の上りのSAにはラーメンのザボンが入っているので、相当気になってはいるのだが。
さて車は厚木ICで小田原厚木道路に入る。小田原まで来ると西湘バイパスと真鶴道路に分かれる早川ICで渋滞。この辺は箱根の山を越えるか海沿いに進むかで車が通れるルートが限られるから渋滞してしまう。
渋滞を抜けるとどこも平均混んではいたが、流れに任せて海岸に沿って有料道路を走る。それにしても有料道路のなんと多いことか。確かに近道ではあるのだが、一般道と大して距離が変わるでもなく、完全に観光客から小銭を巻き上げているとしか思えない。2〜300円を何度払ったことか。地元の方がいたらうまいこと抜けるのだろうが。
半分廃墟のようなホテルと本当に廃墟化したホテル、それに昭和な温泉地的商店街を見ると熱海に来たなぁと思う。遠くには熱海城と秘宝館の姿も。このさもしい風景。胸が苦しくなる。切ない。
熱海の市街地も結構な交通量だった。正月に旅行はしたことないが、今でも熱海ともなればそれなりの人手なのだと、軽いカルチャーショックを受けた。
古屋旅館は噂に違わぬ、熱海らしくない立派な老舗旅館で佇まいに見とれてしまうがここで親類とお別れ。ここから程ない場所が今日の第一目的地なのだ。というわけで、一人熱海の中心地へと歩を進めるところで、続きは次回のお楽しみ〜
続く
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熱海は2度目で実に10年ぶり。前回は秘宝館やらいまさらな温泉観光を満喫したわけだが、今回はいくつか行きたい場所が明確にあった。それをこれから順を追ってレポしておこうかと。
朝10時に実家を出発。車に乗ること自体数年ぶりなのに親類との旅行となると十数年ぶりくらいになるだろうか。このところゆっくり話をすることもなかったので、首都高の渋滞も適度な団欒の空間となった。
渋谷を過ぎて東名に入り、海老名SAで休憩となった。富士宮までだいぶ距離があるが、富士宮焼きそばののぼりが立っていたので迷わず購入。
富士宮焼きそばの初食がSAというのもいい印象が残らないかもしれないので、その辺差っぴいて食べてみたが、それにしても特徴がイマヒトツ掴みかねた。麺が太めなのと節粉がかかっているのと紅生姜がない点だろうか。
富士宮焼きそば学会のサイトをみると、紅生姜は店によるので特徴づけにはならないものの、イワシの削り粉(だし粉)をかけることと、水分が少なくコシの強い麺が特徴なのだそうだ。
麺はすっぽ抜けた味で単にボソついてるだけだと思ったが、きっと現地でそれなりの富士宮焼きそばを食べたなら、自分の好きそうなゴワゴワ麺が出てきそうな気がして、いつか本場を食べてみたい気にさせてくれた。
それにしてもこのSAは、吉野家にパンのルノートル、CASAとFCがわんさと入っている。こういうSAも増えて久しく、なかには温泉まで入れるところもある。最初のうちはヘタなもの食べるよりいいと思ったが、PAやSAならではのマズいそばの趣が味わいにくくなっている現状を思うと、わざわざSAでファミレス行かなくてもなぁと思ってしまう。でも子連れにはいいだろうな。
とはいえ、海老名の上りのSAにはラーメンのザボンが入っているので、相当気になってはいるのだが。
さて車は厚木ICで小田原厚木道路に入る。小田原まで来ると西湘バイパスと真鶴道路に分かれる早川ICで渋滞。この辺は箱根の山を越えるか海沿いに進むかで車が通れるルートが限られるから渋滞してしまう。
渋滞を抜けるとどこも平均混んではいたが、流れに任せて海岸に沿って有料道路を走る。それにしても有料道路のなんと多いことか。確かに近道ではあるのだが、一般道と大して距離が変わるでもなく、完全に観光客から小銭を巻き上げているとしか思えない。2〜300円を何度払ったことか。地元の方がいたらうまいこと抜けるのだろうが。
半分廃墟のようなホテルと本当に廃墟化したホテル、それに昭和な温泉地的商店街を見ると熱海に来たなぁと思う。遠くには熱海城と秘宝館の姿も。このさもしい風景。胸が苦しくなる。切ない。
熱海の市街地も結構な交通量だった。正月に旅行はしたことないが、今でも熱海ともなればそれなりの人手なのだと、軽いカルチャーショックを受けた。
古屋旅館は噂に違わぬ、熱海らしくない立派な老舗旅館で佇まいに見とれてしまうがここで親類とお別れ。ここから程ない場所が今日の第一目的地なのだ。というわけで、一人熱海の中心地へと歩を進めるところで、続きは次回のお楽しみ〜
続く
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コメント
コメント一覧 (3)
私は足柄SAで食べたのですが、
麺はおよそラーメン二郎のような
極太麺でした。
なかなか美味しかったですよ。
海老名の下りは、メロンパンが有名です。
オススメですよ。
立ち寄り湯の話も出てくるので、ご期待アレ!
みやっちさん
初カキコありがとうございます!
足柄の二郎ライクな極太麺!喰いたいっすね〜
伊那SAだったかで食べたローメンもなかなかでしたよ。SAも侮りがたいですね。
今後ともよろしくお願いします。