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大衆食堂 に参加中!
久々の行政機関飯は初の霞ヶ関に乗り込み! つーわけで、厚生労働省!

合同庁舎5号館外観職員食堂@中央合同庁舎第5号館
評価:★★★★☆

中央合同庁舎第5号館には厚生労働省・環境省・社会保険庁が入っている。地上26階、地下3階の高層ビルで、最近の建物かと思いきや、78年築だとか。オイルショックの影響で建築費が捻出できず、工期が大幅に遅れたんだそうだ。
この日は居酒屋タクシーの問題でTV局の中継者や新聞社の社用車でなんだか賑やかだった。それに加え、後期高齢者医療制度に絡んで抗議をしてる団体が活動準備をしてたりして、ここに来ないと見られない光景が堪能できた。
入口は霞ヶ関駅のB3b出口と直結している。警備員に「食堂利用したいんですけど…」なんて、なんともマヌケな理由で身分証明書(運転免許書にした)を見せると、あっさりと通してくれた。
折角来たのだからと、最上階までエレベーターで上がってみる。地下階の喧騒とは違って、しんと静まり返り、ものすごく場違い。どこか見晴らしのよい窓でもないかと思ったが、そんなユトリはなく、不審者丸出しのまま居たたまれなく再びB1へ。
B1にはampmやドラッグストア的なものが入っていて、ちょっとしたものは揃う感じ。簡単に食べられる軽食が充実していて、サブウェイ・ほっともっと(旧ほっかほっか亭)が入っていた。
デスクトップディスプレイ@合同庁舎5号館
職員食堂は相当な規模で、店頭のディスプレイも3面。日替わり3種の定食や定番のカレー、丼もの、そば類に加え、すしがある。800円くらいだったかな。
間口の広い入り口脇に券売機があり、丼もの、麺類といった具合に、種類別に券売機が分かれている。丼もののところへ行き、ディスプレイで見た豚丼のボタンを探すが、見当たらない。牛丼はあるのに。仕方なくカツ丼¥550を。
丼ものコーナーに食券を持っていくと、すでにスタンバってあるフライパンを軽く温め丼に盛ってくれた。
店内@合同庁舎5号館
席は広く明るい。数名で囲む大テーブルもあるが、4人掛けのテーブルがパーティションで区切られており、大食堂の雑多さより落ち着いて食べられる雰囲気がある。
昼前なのでまだ空席が多く、壁際の4人テーブルを独り占めさせてもらった。
かつ丼@合同庁舎5号館
カツ丼は思いのほか玉子がトロトロでびっくり。食べるとのど越しもツルンとしている。やや冷めているのはご愛嬌でしょ。甘辛のタレはベタっとしてない甘さがちょっと前に出ていて好み。なんだ、フツーにウマイやん!?
かつUP@合同庁舎5号館
カツはいわゆる学食や立ち食い蕎麦屋のそれの感じ。なんでこういうカツの肉は肉肉しい食感がなくグチャッとしてるんだろ? でも衣はザックリ感が意外と残っていて、個人的には富士そばやなか卯のそれより好きかも。

POP@合同庁舎5号館味噌汁も味濃い目だし、なんか前評判の芳しくない食堂だったが、予想外のデキに満足できた。決して安いわけではないが、この界隈ではこの値段じゃ食べられないだろうし。量も結構多いし。
卓上の栄養バランスを示したPOPのようなもんをみると、ああ、厚生労働省で飯くってんだなぁなんて改めて思い知らされるが、余韻に浸るのもそこそこに、返却口を経てビルを後にした。
簡単に入れるし、この辺でちょっとご飯食べたいときには面白いんじゃないかと。機会があるたびにチョビチョビと霞ヶ関を各個撃破していきたい。というわけで、おいしかったッス。ごちそうさま〜

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