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もしかしたらザギンネタは当ブログ初ですか!? とはいえ老舗洋食でもなく、ましてやシースーでもなく。ガード下テナントのザB級スポット言えばここ、ついに行ったよジャポネ!

ジャポネ看板ジャポネ
評価:★★★★★
営業時間等データ詳細は↑livedoorグルメへジャンプ!
中央区銀座2-2-1 銀座インズ3 1階
参照サイト:やまけんの出張食い倒れ日記

銀座インズというガード下を利用した商業テナントビルが横長に続いているのだが、マックとかフツーのテナントが入っているにもかかわらず、どこか垢抜けないというか、近くの交通会館同様、昭和の有楽町的ビル地下商店街的雰囲気を残している。
あらかじめ銀座インズのHPをみてみると、ジャポネの文字がどこにもないので相当あせった。しかしどの情報にもインズ3とあり、HPには店名が特定できないエリアがあったので、このなかだろうと、あてずっぽうに行ってみた。
すると、現地のMAPには明記されており、帰りしなに気づいたのだがジャポネの単独看板まで出ているではないか。なんとなく、この施設内でのジャポネのポジションがわかった気がした(現在はHPにも表記されるようになった)。
マックの先を折れるとトイレこの先の案内板。なんとトイレに向かう路地の壁に埋め込まれるかのようにジャポネは存在した。もう15時になろうかというのに隣のクリニックの壁に列ができ、マックにまで差し掛からんとしている。15人はいるだろうか。なかには女性もいるが、どいつも猛者ばかり。これじゃ表記してもらえないかも。
ジャポネ内観
こうしたスタンドタイプの店は二人組みが席があくまで待ったりとかそーゆーまどろっこしいのはナシなので、空いたところからガンガン座る。だから流れが速い。持ち時間1人1分ぐらいでガンガン流れる。この間にカウンター上部の掲示を見てメニューを決める。この表記はメニューごとの味付けの分類はもちろん、内容物にまでわたり非常にわかりやすい。
逡巡するまもなく自分の番が来る。昔ながらのスナックや喫茶店を思わせる厨房で、喫茶店的スパゲティの登場を予感させる。ママというかマダムが客をさばきながらカット野菜の袋をあけたりサラダを出したりしている。他男性2名は中華なべのようなフライパンでバンバンスパを炒めている。もう次から次で、フライパンを洗うとか変えるってことなしにバンバン足していくものだから、味が染み付くのだろう。
自分はレギュラーサイズだといいきかせるものの、あまりにジャンボや横綱の注文が多く、その量に不安になってしまう。ジャリ横!なんてオーダーが飛び交う。印象的だったのが、横綱のオーダーを出す際に、マダムがその量を見て横綱にしては盛がイマイチに感じたようで、調理の男性に「これ横?」と言って差し戻し、盛を増していたこと。なんだかこの店を象徴しているようで可笑しかった。

さて自分のジャリコ(レギュラー)¥550の登場!
ジャリコ@ジャポネ
ジャリコとは、ジャポネとバジリコの合成と思われ。ジャポネの構成は、肉・椎茸・オニオン・のり・ほうれん草。バジリコは海老・肉・シソ・トマト・椎茸・オニオン・ほうれん草。ジャリコにはジャポネに海苔を抜いてバジリコの海老・シソ・トマトが追加されているとわかる。
味はもうなんというか、細かいことは抜きに直感的な旨さがズバーン!と口中直撃。男の子中枢ドストライク。スパゲッチーですわ。醤油と塩加減とフライパンで焦げた味のバランスがもう素敵。そう、とても素敵な味。いうなれば学校給食のスパゲティの延長線上にあるような味ではあるが、ソフト麺チックなパスタ(?)もフニャらず不思議としっかりしており、ジャンキーながら手作り感であふれている。よく考えたら、パスタって目の前で出来立てをたべるってことあまりないんじゃないだろうか。それに、茹でたパスタにソースをかけるってわけじゃなく、炒めたて、いや寧ろ焼き立てをハフハフしながら頬張るもんだから、焼きそばに近いものがあるかも。焦げの旨さとほうれん草のバランスは焼きそば的といえる。
バジリコ@ジャポネ
連れのバジリコ(レギュラー)¥550は塩味で、こちらも相当直感的に旨いが、ややグッチャリしてしまうか。やはり焼きそば的観点から言えば、醤油が焦げる香りと味という点で、個人的にはジャリコが好みだ。

量的には確かに550円で十分すぎるのだが、健康優良成年男子にはチト少ないんじゃないだろうか。とにかく食べやすいことも手伝っているので、チャレンジャーは初回でもジャンボはいける気がする。+50円でレギュラーとジャンボの中間「中盛」もあるようなので(混雑時はダメらしい・・・っていつだ?)、今度それを試してみたい。
にしても銀座でありながらこの値段・この客層・そしてこの店の存在。すべてが奇跡的としかいいようがない。ザギンがどうも合わない、飯を食うにも休憩するにも腰が落ち着かない・・・そんな疲れた身にはここはストライクなんじゃないだろうか。そんなら銀座にわざわざくんなよって話だが、逆を言えば銀座だからこそ発生した、サラリーマンの胃袋を満たすべくエアポケット足りえたんじゃないかと。この辺は大手町のリトル小岩井と酷似する点だろう。
ともあれ、これは使える! 再訪、リピート決定! 旨ぇ〜っ、ごちそうさん!!

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