ひこバンバン@北戸田美女木〜戸田-志木-川口グズグズ休日紀行・その1
前回の続き

ひこバンを後にして、すぐ近くにある荒川の土手を目指す。
新大宮バイパスを越えると小さな水路にぶつかる。荒川の支流だろう。交差点名でふと気になったが、この辺を「道満」と呼ぶらしい。芦屋道満【なぜかオリバーソースのHPに詳細が】にでも縁があるのだろうか。歴史上の人物は、縁もないのにかなり胡散臭い由来をこじつけられるケースがよく見受けられる。今日のように情報が行き渡り難かったから「言ったもん勝ち」的な部分が多かったのだろう。義経伝説だとか、将門にまつわるものが有名どころだが、東京近郊にも太田道灌にちなむ地名も多い。でも芦屋道満はさすがにチトないか。
荒川の土手に沿うように流れる小川に、小さな古い石橋の架かる景色はなかなか風情があり、桜の時期に来たらさぞキレイだろう(チト早かった)。

そんな橋の一つがテキヤの屋台で占拠されていた。
この上の土手を越えたところが、東京ヤクルトスワローズ、2軍のホームグラウンドとなっている。2軍の試合を見たことない方には想像できないだろうが、野球場といっても土手の草野球場と大差ない。観客席も申し訳程度しかなく、皆、土手に座って観戦している。平日でもそこそこ人は来ているもので、それを当て込んで屋台も僅かだが出ているってわけ。

早速土手に上がると、おおっ、いるねいるね〜
土手上@戸田球場
野次るオッチャンに、折りたたみ椅子持ってきてスゲー望遠で撮影するニイチャン、ユニフォーム来た女子から、スコアをつけるオッサンと、二軍試合で必ず見る人々。
で、土手上からはこんな感じで試合が見渡せる。
土手から球場@戸田球場
ファームの球場でも、シーレックス(横浜の2軍名称)の平塚球場とか、巨人のよみうりランドのジャイアンツ球場なんかはかなり野球場らしい佇まいをしている。自分はドラファンなのでウエスタンリーグが見たいのだが、こうして土手から手軽に見れるからイースタンの試合でもいいやと。単に野球が見たいだけなの。
本来ならナゴヤ球場に行きたいんだけど、現在改修中。つーか遠い。中日のように、ドームに本拠地を移転してこれまでの球場を2軍に宛がう場合、老朽化しているとはいえ立派な球場で試合が出来るが、在京球団となるとやはり土地確保が厳しいのかな。このスグ近くにロッテの2軍の浦和球場もあるが、大体こんな感じ。

スタートが遅れた上に食べ放題に時間をとられたため、試合開始から2時間が経過していた。1軍の試合よりも往々にしてテンポが早いので、もう終盤。この日はヤクルトは川島亮が投げていた。
川島亮@戸田球場
本来こんなところにいる選手じゃないよな【オフィシャルブログ:つけ麺食ってる場合ではない(^^)】。ヤクルトのエース番号17ですから。でも千葉出身で「マックスコーヒー」が大好物であるあたりがネックか。この日負け投手の大嶺はもう一軍で投げてるってゆーのに。

ネクストバッターズサークルに目をやると、背番号5。おおっ、堀幸一や。
堀幸一@戸田球場
この人も長いよなぁ。こんなところでなにしてんの?と思って今調べてみたら、41歳!? 2005の優勝年にベストナインか。今の若くて勢いある打線には浮いちゃうのかな。

そんなこんなしてたらあっという間に試合終了。
試合終了@戸田球場
皆、土手を降りて行くので付いていくと、出てくる選手を待ち構えるようだ。
出待ち@戸田球場
選手は試合後の練習のため、用具を出し入れするのだが、客は一部の少年を除いて話しかけるでも写真を取るわけでもなく、ただ間近で眺めている。サイン貰おうと準備してる素振りは見えるんだけど、練習終わったらするのかな。セリーグは全般、パリーグに比べファンサービスをあまりしない傾向にあるが、それにしてもなんか慎ましやかだなぁ。

暫く練習を見ていると、あ、遂にみつけたで。背番号68!
森岡良介@戸田球場
嘗て中日いてメッチャ活躍が期待されていた森岡良介。2002年のドラフト1位で背番号8だったんやで〜 徐々に背番号の数字が増えて、今じゃ68か。
だらだらダッシュしてるわ。ピッと走れ、ピッと。戦力外からヤクルトに行った昨年は開幕一軍だったんだから、頼むで。敵ながら応援してるよ。

そうこうしていたら予報より早く雨が降り出した。ポツポツで降ったり止んだりなので、夕立になる前に風呂に行こうぜ。
というわけで土手上に停めたチャリにまたがり、土手沿いに秋ケ瀬橋を渡る。このまま志木までいくぜ〜

続く・・・

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