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小川@淡島温泉UPし忘れていた温泉銭湯ネタをば。

看板建築@淡島温泉世田谷は温泉が何気に多いのだが、銭湯でも温泉が湧出しているところがいくつかある。その中でも池尻、もうスグ隣は三宿という場所に第二淡島湯がある。
最近淡島湯温泉と名称を改めたようだが、近くには北沢川緑道という小川の流れる緑道があり、昔ながらのパン屋や看板建築など、三宿に対する勝手なイメージがガラガラと崩壊するほど、下町的光景が広がっていた。
外観@淡島温泉

入口@淡島温泉淡島湯温泉
所在地:東京都世田谷区池尻4-35-25
時間:15:30〜00:30
定休日:月曜
採点:★★★★ 4.0
泉質:温泉法の温泉(重炭酸そうだ・メタ珪酸含有)

外観は一見ビル銭かと想いきや、表だけ看板建築状態で化粧が施してあり、内実は宮造りの典型的な東京型銭湯だった。中に入ると一目瞭然で、小さなロビーは木目調の茶色い空間。下駄箱が変わっていて、黒い数字と紅い数字に分かれている。実は男湯と女湯で下駄箱が別れており、男性は黒文字の下駄箱を使わねばならない。下駄箱のキーである木札をロビーで料金と一緒に渡すと、脇にあるキーストッカーから同じ番号のロッカーキーを受け取り、変わりに木札を空いたところに入れておくのだ。スパ銭ではこうしたシステムを採用しているところはあるが、銭湯では初めてだ。それも、小さな木製の棚で実に可愛らしい。
脱衣場も小さめで、木目の天井とか、普段行く東京型の銭湯では天井の高く明るいところが多いので、温泉場の共同浴場に来たみたいで、なんとも不思議な感覚に陥る。
浴場は中央と左右それぞれ壁に沿って縦にカランが並んでおり、奥に浴槽があるというスタンダードなつくりながら、奥行きもそんなにないので、カランが少なく感じる。浴槽は3つに分かれており、左が気泡湯で、右があつ湯とぬる湯に分かれている。ぬる湯に入ってみると東京の銭湯にしては41度くらいだろうか、確かにぬるめだ。ぬる湯といってもちっともぬるかねぇ!って銭湯が多い中、これは嬉しい。泉質はだいたい茶褐色でコーヒーっぽい色の黒湯が多い中、青黒い色みで珍しい。蒲田のゆーシティ蒲田もこんな感じだったかなぁ。あっちはぬめりも強く、濃厚だったが、こちらはだいぶサラっとしてクセはそんなにない。透明度もある。しかし上がると相当温まったようで、肌が赤く血行がよくなったみたい。カランの湯も温泉と聞いていたが、今は違うようでさら湯だったのが残念。

帰りしな、ロビーで脱衣場のロッカーキーを棚に戻し、下駄箱の木札を代わりに受け取って、ふらふらと夕暮れの緑道を帰った。
風呂上りが似合う町並みというのが、世田谷の三宿界隈にあるとは、実に嬉しい誤算だった。いやはや、いいお湯でした〜

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