先だって、日ハムの2軍球場に行ってきた。そこで食べた球場グルメがなかなかにBだったので報告させていただく。
球場に着いて、入場口の階段を登るとバックネット裏に売店が並んでいる。
受付のネエチャンもモギリのオネエさんも売店の娘もそうだったが、みんな声出して元気に挨拶してくれる。慣れてないこともあって少々ムズ痒いが、サービスの意識がものすごく高い。東京ドームなんかより高い。
事前に仕入れた情報によると、球場内の売店の食い物は良心的な価格で一通り揃っている人のことなので、今日は久々に球場Bグルを堪能しようと決めていた。
しかし実際は…まぁ東京ドームみたいなことはないですよ。確かに。でも、ハマスタや神宮の外野の売店と変わんないじゃん。寧ろちょっと高いくらい。つまみはともかく、麺類とか食事になりそうなものは軒並み600円オーバー。ボリューム的にもオヤツ程度。こりゃガッツリ食ってちょっと飲んだら2000円すぐ飛ぶで。
ともあれ腹が減っていたので試合は始まっていたが、テキトーにチョイスして3塁側ベンチ上あたりに陣取り、まずはメシを食う。
ウィンナーソーセージ&ポテト¥400!
ちゃんとファイターズのロゴ入りのプラッチックに入っている。
開けるとまぁ淋しい光景だが、諦めてまずはソーセージから頬張る。プリッと始める食感の後、肉汁が口中でスパークする。粗挽きのゴリゴリ具合がなんとも激しい。それにやけに油分が多く感じるが、最近のソーセージはこんなんだろうか。お弁当持参の学生でもないから、ソーセージなんて何年も口してなかったから。とにかく皮の中はグジュグジュ状態だ。こういう種類なのか。そーいや、ここは日ハムのホームなんだから、日本ハムのシャウエッセンとかなのだろうか。これで丸大とかだったら笑うよなぁ。昔、知ってるドイツ語を問われたら、ベンツとシャウエッセンしか浮かばなかったものだが(どんだけアホなんだと)、そんなことより、久々に味わうソーセージがもう旨くて旨くて仕方ない!
ポテトは皮付きのタイプでこれまたドストライクゾーン(野球だけに)。やや水っぽく、目の詰まった感じで舌触りは滑らかなタイプ。塩もたまたまか控えめで、芋の甘味も感じる。じゃがにしては甘みの強いタイプだなぁと。
ドリンクはフツーのペットボトルが売ってるだけだったので、来るときデイリーヤマザキで調達したポカリを飲みつつ、ソーセージをつまみつつ野球観戦。とにかく青空が晴れ渡ってキモチイイ〜!!
当然シャウエッセン(かどうかわかんないけど)だけじゃ足りるはずもなく、次は焼きそばにしようか悩んだが、食指が動かなかったので、ちゃんとしたメシは観戦後どっかで食うとして、ここは繋ぎでウマソ〜なつまみ系をいただきましょ。
やきとり¥500!
売店の横で焼いているのを見かけていて気になっていたが、観戦中もスタンドに焼き鳥の香りが漂ってくるので、居ても立ってもいられず購入。
値段に少々戸惑ったが、なかなかに大ぶりのが4本入っていたので、これなら納得。噛むと身がプリプリで、中がホワンとしてかなり上手に焼けている。しかも炭火なのだろう、香りがしっかりついて、タレもさっぱり目で甘ったるくないのが嬉しい。普通に焼き鳥としても、これが店で出てきたら、まぁフツーに十分というレベル。いやはや、ここんちのB級グルメレベルはかなり高いぞ!
かき氷が100円と知って併せて購入。
シロップはかけ放題で、青りんごとソーダを半分ずつにしたが、どっちも色が同じで見分けが付かなくなってしまった。
味的にはソーダは殆ど感じず、まぁ甲子園でカチ割り食う感覚で、暑さ凌ぎには十分すぎる程。焼き鳥にはあわないけど、もう大満足ですわ。
そんなこんなで試合をみていたのだけど、ファームの試合としてはエラい長丁場で、余裕をかなりとっていたこの後のスケージュールさえ切迫してきたので、8回裏終了後に1便が出るという鎌ケ谷行きのシャトルバスに乗り込み、球場を後にした。
この続きはまた後日書くが、この日の試合のことはチョットだけど以下に別項として記しておくことに。続きを読む…をクリックしてたもれタモレ〜
球場に着いて、入場口の階段を登るとバックネット裏に売店が並んでいる。
受付のネエチャンもモギリのオネエさんも売店の娘もそうだったが、みんな声出して元気に挨拶してくれる。慣れてないこともあって少々ムズ痒いが、サービスの意識がものすごく高い。東京ドームなんかより高い。
事前に仕入れた情報によると、球場内の売店の食い物は良心的な価格で一通り揃っている人のことなので、今日は久々に球場Bグルを堪能しようと決めていた。
しかし実際は…まぁ東京ドームみたいなことはないですよ。確かに。でも、ハマスタや神宮の外野の売店と変わんないじゃん。寧ろちょっと高いくらい。つまみはともかく、麺類とか食事になりそうなものは軒並み600円オーバー。ボリューム的にもオヤツ程度。こりゃガッツリ食ってちょっと飲んだら2000円すぐ飛ぶで。
ともあれ腹が減っていたので試合は始まっていたが、テキトーにチョイスして3塁側ベンチ上あたりに陣取り、まずはメシを食う。
ウィンナーソーセージ&ポテト¥400!
ちゃんとファイターズのロゴ入りのプラッチックに入っている。
開けるとまぁ淋しい光景だが、諦めてまずはソーセージから頬張る。プリッと始める食感の後、肉汁が口中でスパークする。粗挽きのゴリゴリ具合がなんとも激しい。それにやけに油分が多く感じるが、最近のソーセージはこんなんだろうか。お弁当持参の学生でもないから、ソーセージなんて何年も口してなかったから。とにかく皮の中はグジュグジュ状態だ。こういう種類なのか。そーいや、ここは日ハムのホームなんだから、日本ハムのシャウエッセンとかなのだろうか。これで丸大とかだったら笑うよなぁ。昔、知ってるドイツ語を問われたら、ベンツとシャウエッセンしか浮かばなかったものだが(どんだけアホなんだと)、そんなことより、久々に味わうソーセージがもう旨くて旨くて仕方ない!
ポテトは皮付きのタイプでこれまたドストライクゾーン(野球だけに)。やや水っぽく、目の詰まった感じで舌触りは滑らかなタイプ。塩もたまたまか控えめで、芋の甘味も感じる。じゃがにしては甘みの強いタイプだなぁと。
ドリンクはフツーのペットボトルが売ってるだけだったので、来るときデイリーヤマザキで調達したポカリを飲みつつ、ソーセージをつまみつつ野球観戦。とにかく青空が晴れ渡ってキモチイイ〜!!
当然シャウエッセン(かどうかわかんないけど)だけじゃ足りるはずもなく、次は焼きそばにしようか悩んだが、食指が動かなかったので、ちゃんとしたメシは観戦後どっかで食うとして、ここは繋ぎでウマソ〜なつまみ系をいただきましょ。
やきとり¥500!
売店の横で焼いているのを見かけていて気になっていたが、観戦中もスタンドに焼き鳥の香りが漂ってくるので、居ても立ってもいられず購入。
値段に少々戸惑ったが、なかなかに大ぶりのが4本入っていたので、これなら納得。噛むと身がプリプリで、中がホワンとしてかなり上手に焼けている。しかも炭火なのだろう、香りがしっかりついて、タレもさっぱり目で甘ったるくないのが嬉しい。普通に焼き鳥としても、これが店で出てきたら、まぁフツーに十分というレベル。いやはや、ここんちのB級グルメレベルはかなり高いぞ!
かき氷が100円と知って併せて購入。
シロップはかけ放題で、青りんごとソーダを半分ずつにしたが、どっちも色が同じで見分けが付かなくなってしまった。
味的にはソーダは殆ど感じず、まぁ甲子園でカチ割り食う感覚で、暑さ凌ぎには十分すぎる程。焼き鳥にはあわないけど、もう大満足ですわ。
そんなこんなで試合をみていたのだけど、ファームの試合としてはエラい長丁場で、余裕をかなりとっていたこの後のスケージュールさえ切迫してきたので、8回裏終了後に1便が出るという鎌ケ谷行きのシャトルバスに乗り込み、球場を後にした。
この続きはまた後日書くが、この日の試合のことはチョットだけど以下に別項として記しておくことに。続きを読む…をクリックしてたもれタモレ〜
さてさて、この日の観戦記、話は家を出るところまで遡る。
いよいよもって首位にたったにも関わらず、どうにもスケージュールの都合で我が中日ドラゴンズの試合観戦に行けず、フラストレーションばかり溜まっていた今日この頃。勢いナゴヤドームや2軍のナゴヤ球場まで新幹線を飛ばす甲斐性のない自分は、なんでもいいからプロの野球が観たい!という欲求を満たすべく、日ハムvs巨人という、本来ならドーデモいい(失礼!)試合へと向かうこととなった。
ドーデモいいといっておきながら、高まるテンションを押えきれない要因が2つある。1つは、クライマックスシリーズで対戦するであろう憎きG(ジャイアンツ。ファンの方ゴメン)の下部戦力の偵察だ。原政権では2軍からの登用も目立ち、上下の行き来が激しくなっている。どんな戦力が眠っているのか、見てみたかったのだ。それともう一つは、単純にバーチに行ける口実が見つかったから。鎌ヶ谷界隈は宿題店も山積で、嘗ての軍用線だった新京成も近く、沿線には数多くの軍事境界石が眠っている。自衛隊基地も当然嘗ての日本軍の施設跡であり、軍都千葉の面影を色濃く残すエリアなのだ。
行った日は猛暑日とあり、とても戦跡巡りのできるテンションではなかったので、観戦と球場B食と周辺の銭湯&ラーメンで〆ようかと。
北海道日ハムの2軍球場は鎌ヶ谷。北海道からエラい遠いので、当日移動とかないのかと心配になるが、以前は本拠地が東京ドームだったから、その頃の名残なんだろうね。
最寄り駅は東武鎌ケ谷駅。試合の開催日は100円バスが運行されるが、自宅から鎌ヶ谷駅までエラく乗換が悪いのと、バスの接続が悪いのとで、JR武蔵野線船橋法典駅から一般路線の新京成バスで向かうことに。
船橋ホーティンでお馴染み、過去に法典の湯【過去記事】でも来たことのある駅だが、駅前ロータリーはタクシー待ちのスペースのみで、バス停が見当たらない。目の前に木下街道が通っており、現在は車の往来が激しいが、旧道とみえて幅員が狭く、長らく舗装された様子もない。沿道には嘗ての農家と思しき木造平屋建ての歴史を帯びた風合いの家屋が目立つ。この旧街道の趣にグッと来て、散策したい気分だが、そんな気持ちを抑えて、街道沿いにあるのかもとバス停を探すも見当たらず。仕方なく駅員に尋ねると、ロータリー前のデイリーヤマザキの脇に小さな停留所を指さされた。駅前とは思えぬ小さいバス停で、木下街道の景観を損ねないように配慮しているのかと勘違いするほど。
するとすぐFs02系統と書かれたバスが到着(写真は鎌スタに停車時にとったもの)。車内には控えめにカビーというマスコットキャラや球団ロゴをパウチしたのが所々に貼られている。
バスは出発し、車窓から木下街道を眺める。なにもない田舎道とは違う、人の存在の感じられる道で、気になる飲食店も散見できる。う〜ん、これはいつか本格的に踏破せねばなるまい。
所々で車内アナウンスを球団の選手がやるときがある。こん時は木下とかいう選手だったかな。ゴメン知らない。ファームじゃ有名な投手なのだろうか。無理に縁遠そうな1軍の有名選手を使わないところに好感がもてるが。そういえば以前千葉マリンに行った時も選手のバスアナウンスあったっけ。あっちは当然1軍選手だったが。でもこういうサービスっていいよな。地道で地域密着してて。さすがパリーグ!
途中で木下街道と別れ、風景は閑散としてくる。採石所のような荒漠とした雰囲気の場所もあり、オイオイどこに行くんだという不安になりつつも、鎌ヶ谷名物のナシ園が目立ってくると、ちょっと安心出来る。いよいよファイターズタウンだ。
【球団HP:ファーム情報|北海道日本ハムファイターズ】
デーン!と目の前に立派な球場がお出迎え。普段2軍というと戸田球場のような【過去記事】、河原の草野球場と変わらない施設に慣れているせいか、その立派さに気圧されてしまった。さすが入場料1000円とるだけはある。
普段1軍の公式戦でも金券屋で500円とかで見てる身には、ファームの方が高いっつーのは釈然としないが、周りを見ると年間パスを持ってる人がほとんど。地元企業がいくらか出してスポンサーになると、専用シートやいろんなサービスが受けられるようで、それ専用の窓口も用意されている。ただ開いてる土地の球場ってんじゃなくて、2軍でも地域と共に盛り上げようとしてるんだな。こういうところも戸田球場とはウンドロの差だ。スバラシイ!
スタンドに入り周囲を見回すと、平日の日中だというのにかなりの人の入り。ファイターズ側の席に座ったが、定年後に年間パスで観戦している長年の地元ファンといったタイプの人が目立つ。でも戸田や浦和のようにスコアつけてる人は少なかった。
フェンス際のかぶり付きには若い女性が多い。特定の選手ファンかと思ったが、満遍なくちゃんと応援している。いかにもソフトボールで慣らしましたって恰幅のいい人はいなくて、みなさんオサレで華奢なのには二度びっくり。こんな炎天下、最後までいるんだから大したもんだ。
後方には応援団が2軍でもちゃんといて、太鼓で応援している。年配のヤジっぽくも声援飛ばしているオッサンもそうだが、すっかり鎌ヶ谷ファイターズが地元に定着しているようだ。選手は1軍と同じユニフォームを着ているが、ボールボーイ(抽選で選ばれたような女性がボール運んでたりしたが)や球場スタッフはKAMAGAYAのオリジナルユニを着ていて、ファン向けにもメガホンなどと一緒に販売されている。そのユニ着てメガホン叩いてる女性も多い。これは本拠地が北海道に移ったあたりに、パリーグが独自にファンサービスが強化されたが、それ以降なのか、それとも以前から知らないが、ここまで鎌ヶ谷に根づいていようとは。
で、試合はというとヒドイ乱打戦【この日の試合結果】。
※この日見ただけでテキトーなことほざきますので、ファイターズファンの方、ゴメン。許して。
日ハムのカーライルという投手が、助っ人外人ならではの塁出すとイライラするタイプで、四死球多くて点取られまくり。球は速さあるんだけどねって典型。
一方Gは斎藤って投手。前の岩隈みたいな2段っぽいモーション。
打たれつつもノラリクラリでしのいでいたが、中盤に球に慣れ始めた打線が火を吹いてフルボッコ。この後の継投がまたヒドい。特に1軍での活躍も記憶に新しい金刃憲人。
球走ってないし、制球もボロボロ。まだ若いんだし、たまたまだったとしてもこれから先はあると思うが、このままだとヤバいよ。
それと打つ方で酷かったのが李スンヨプ。
2安打してるけど、印象としては全然タイミング合ってない感じだった。
大田泰示は実際見るとデカい。
打ってはいたけど、守備がやっぱり。。。
他は台湾の投手が、右のサイドだったかな、キレイな球筋で伸びがあるようにみえた。
あとファイターズは打者が結構皆平均イイように思えた。上がスゴイの揃ってるからなかなか上がれないんだろうけど、鵜久森【wiki】、杉谷【wiki】、今浪【wiki】、大平【Wiki】とかって、若いのが頑張ってる印象。連携プレーや走塁とかをミッチリ叩き込むとか守備レベルをあげるのが課題なんだろうけど、村田【北海道新聞】ってのは外野で守備範囲広いのか打球判断が上手いのか、悪くないように思えた。先が楽しみだし、観戦きてる地元ファンは上で活躍したらさぞ嬉しいだろうねぇ〜
Gはやっぱ投手かな。これじゃ上にあげられないわな。上で故障やら不調やらが相次ぐと、これじゃシンドイわな。まぁ来季またどっかから持ってくるんだろうけど。
試合以上に興味深かったのが日ハムの応援団。今日びのパ・リーグの応援からすれば、昭和的な古臭ささがあるのだが、少数精鋭部隊の応援がいい味出してるんですわ。
一応各選手に応援歌がついてるようなのだが、童謡の替え歌が多い。具体的には忘れてしまったが、選手も気合が入らないだろうと思うものばかり。応援歌の前に、ロッテの応援みたいに選手の名前連呼したりするんだけど、アラハリアラハリアラハリアラハリ〜ってマクドナルドの「グラコログラコログラコログラコロ」みたいなリズムで、なんかバカにしてるみたいだし、チャンステーマも中途半端に古い、アフラックのCMソングの替え歌で、「よ〜く考えよぅ〜 チャンスは大事だよぉ〜」って選手に失礼じゃねぇじゃと。わかってるよと。「う〜う、う〜う、かっとーばせぇ〜」って結局フツーの、かっ飛ばせーって応援ってオチだし。
童謡といえば、昔横浜が大洋ホエールズ時代に、グリーングリーンを使っていたと記憶しているが、中日では石井という選手に「イシイのおベントくん、ミートボール♪ カットバセ〜、イ・シ・イ〜!」と既に応援になってない応援歌まであったくらいだから、なんかこの、日ハムの応援のセンスが昭和で凄くグッときたのよ。ここから選手が上に上がった時も童謡のままなのだろうか。そもそもファームと1軍の応援団の連携って取れているのだろうか。
さっきオリジナルユニの話をしたが、マスコットキャラもオリジナルで、あのBBことブリスキー・ザ・ベアーではない。カビーと呼ばれていたが、今HPをみたところ、カビー・ザ・ベアーといって、鎌ケ谷市の親善大使も勤めているんだそうだ(ツイッターもやってた@Cubby_Kamasta)。
グランド整備の間など、所々に出てきては、ミストの放水をしたりと、サービスに余念が無い。猛暑とあって、流石に稼働時間は短く、ラッキーセブンのダンスも控えめだったが、かなりの人気者となっていた。ずっと犬だと思ってて、ジェフ千葉といい、千葉は犬づいてるなぁと思ったのだが(南総里見八犬伝に、銚子の犬若という地名といい、千葉と犬の関係は深いように思う。最近、小学生の列に自動車が突っ込んだという痛ましい事故があったが、このバス停名も犬石だった)、仔熊をモチーフにしたそうな。なんにしても、BBよりカビーの方がカワイくてキャラとして立ってる気がするのだが…写真は売店で売ってたぬいぐるみ。イイジャン!
そうそう、外野スタンドの一角にビーチがあったのだが、ありゃなんだったんだ?
あとGのベンチ。野次うるせぇ!
1軍の試合だが昔、10点の大差ついた試合で1塁へヘッドスライディングした選手に対して巨人ベンチの選手共があざ笑って問題になったが、そういう体質が下から出来上がっているんだな。なんかリトルリーグとか草野球と変わんない。そのままプロになった感じ。
でも日ハムのベンチは大人しすぎるようで、内野フライをファーストとピッチャーどっち取るか、キャッチャーがちゃんと声出して指示しないから落としちゃったシーンもあった。この辺の連携ミスが多くて、まぁ投手が外人で練習からコミュニケーション武息が露呈した部分があるが、ちょっとチームとしてのまとまりに疑問符が残った。
先に記したように、あまりにも試合が長いんで8回裏で切り上げたが、シャトルバスを待ってる間、列の殆どがオジイでビックリした。みんな年間パスっぽい。どこまで地域密着なんだ?…というより、この炎天下3時間以上屋根のないところで観戦してて大丈夫ですか!?
でもなんか、将来の自分を見ているようで、ミョーに感慨深かった。
ファイターズタウンと鎌ヶ谷駅を結ぶバスがこのシャトルと市のコミュニティバスしかないのが気になっていた。駅の規模が小さいのかとも思ったが、バスに乗って納得。ひと山超えるのだ。道が非常に狭く、いろは坂状態でくねる箇所もある。これじゃ路線運行キツイわ。
そんなこんなで、試合以外のところで非常に興味深い観戦となった。
ここまで地元に愛されている、またファンサービスも旺盛なファーム球場があることを知らなかったので、驚きの連続だった。これは選手も幸せだろうが、ファームは長居する場所じゃないので、こんなに居心地よくていいのかなとも思う。やっぱヤクルトの戸田球場くらい虐げられた環境の方がいいのかもしれない。でもまぁ、メシもウマイし、悪いアクセス覚悟しても観戦に来る、1000円払う価値のある球場だと思った。つくづく、スバラシイ!!
←1日1回クリックしてくれたらHAPPY直前!
いよいよもって首位にたったにも関わらず、どうにもスケージュールの都合で我が中日ドラゴンズの試合観戦に行けず、フラストレーションばかり溜まっていた今日この頃。勢いナゴヤドームや2軍のナゴヤ球場まで新幹線を飛ばす甲斐性のない自分は、なんでもいいからプロの野球が観たい!という欲求を満たすべく、日ハムvs巨人という、本来ならドーデモいい(失礼!)試合へと向かうこととなった。
ドーデモいいといっておきながら、高まるテンションを押えきれない要因が2つある。1つは、クライマックスシリーズで対戦するであろう憎きG(ジャイアンツ。ファンの方ゴメン)の下部戦力の偵察だ。原政権では2軍からの登用も目立ち、上下の行き来が激しくなっている。どんな戦力が眠っているのか、見てみたかったのだ。それともう一つは、単純にバーチに行ける口実が見つかったから。鎌ヶ谷界隈は宿題店も山積で、嘗ての軍用線だった新京成も近く、沿線には数多くの軍事境界石が眠っている。自衛隊基地も当然嘗ての日本軍の施設跡であり、軍都千葉の面影を色濃く残すエリアなのだ。
行った日は猛暑日とあり、とても戦跡巡りのできるテンションではなかったので、観戦と球場B食と周辺の銭湯&ラーメンで〆ようかと。
北海道日ハムの2軍球場は鎌ヶ谷。北海道からエラい遠いので、当日移動とかないのかと心配になるが、以前は本拠地が東京ドームだったから、その頃の名残なんだろうね。
最寄り駅は東武鎌ケ谷駅。試合の開催日は100円バスが運行されるが、自宅から鎌ヶ谷駅までエラく乗換が悪いのと、バスの接続が悪いのとで、JR武蔵野線船橋法典駅から一般路線の新京成バスで向かうことに。
船橋ホーティンでお馴染み、過去に法典の湯【過去記事】でも来たことのある駅だが、駅前ロータリーはタクシー待ちのスペースのみで、バス停が見当たらない。目の前に木下街道が通っており、現在は車の往来が激しいが、旧道とみえて幅員が狭く、長らく舗装された様子もない。沿道には嘗ての農家と思しき木造平屋建ての歴史を帯びた風合いの家屋が目立つ。この旧街道の趣にグッと来て、散策したい気分だが、そんな気持ちを抑えて、街道沿いにあるのかもとバス停を探すも見当たらず。仕方なく駅員に尋ねると、ロータリー前のデイリーヤマザキの脇に小さな停留所を指さされた。駅前とは思えぬ小さいバス停で、木下街道の景観を損ねないように配慮しているのかと勘違いするほど。
するとすぐFs02系統と書かれたバスが到着(写真は鎌スタに停車時にとったもの)。車内には控えめにカビーというマスコットキャラや球団ロゴをパウチしたのが所々に貼られている。
バスは出発し、車窓から木下街道を眺める。なにもない田舎道とは違う、人の存在の感じられる道で、気になる飲食店も散見できる。う〜ん、これはいつか本格的に踏破せねばなるまい。
所々で車内アナウンスを球団の選手がやるときがある。こん時は木下とかいう選手だったかな。ゴメン知らない。ファームじゃ有名な投手なのだろうか。無理に縁遠そうな1軍の有名選手を使わないところに好感がもてるが。そういえば以前千葉マリンに行った時も選手のバスアナウンスあったっけ。あっちは当然1軍選手だったが。でもこういうサービスっていいよな。地道で地域密着してて。さすがパリーグ!
途中で木下街道と別れ、風景は閑散としてくる。採石所のような荒漠とした雰囲気の場所もあり、オイオイどこに行くんだという不安になりつつも、鎌ヶ谷名物のナシ園が目立ってくると、ちょっと安心出来る。いよいよファイターズタウンだ。
【球団HP:ファーム情報|北海道日本ハムファイターズ】
デーン!と目の前に立派な球場がお出迎え。普段2軍というと戸田球場のような【過去記事】、河原の草野球場と変わらない施設に慣れているせいか、その立派さに気圧されてしまった。さすが入場料1000円とるだけはある。
普段1軍の公式戦でも金券屋で500円とかで見てる身には、ファームの方が高いっつーのは釈然としないが、周りを見ると年間パスを持ってる人がほとんど。地元企業がいくらか出してスポンサーになると、専用シートやいろんなサービスが受けられるようで、それ専用の窓口も用意されている。ただ開いてる土地の球場ってんじゃなくて、2軍でも地域と共に盛り上げようとしてるんだな。こういうところも戸田球場とはウンドロの差だ。スバラシイ!
スタンドに入り周囲を見回すと、平日の日中だというのにかなりの人の入り。ファイターズ側の席に座ったが、定年後に年間パスで観戦している長年の地元ファンといったタイプの人が目立つ。でも戸田や浦和のようにスコアつけてる人は少なかった。
フェンス際のかぶり付きには若い女性が多い。特定の選手ファンかと思ったが、満遍なくちゃんと応援している。いかにもソフトボールで慣らしましたって恰幅のいい人はいなくて、みなさんオサレで華奢なのには二度びっくり。こんな炎天下、最後までいるんだから大したもんだ。
後方には応援団が2軍でもちゃんといて、太鼓で応援している。年配のヤジっぽくも声援飛ばしているオッサンもそうだが、すっかり鎌ヶ谷ファイターズが地元に定着しているようだ。選手は1軍と同じユニフォームを着ているが、ボールボーイ(抽選で選ばれたような女性がボール運んでたりしたが)や球場スタッフはKAMAGAYAのオリジナルユニを着ていて、ファン向けにもメガホンなどと一緒に販売されている。そのユニ着てメガホン叩いてる女性も多い。これは本拠地が北海道に移ったあたりに、パリーグが独自にファンサービスが強化されたが、それ以降なのか、それとも以前から知らないが、ここまで鎌ヶ谷に根づいていようとは。
で、試合はというとヒドイ乱打戦【この日の試合結果】。
※この日見ただけでテキトーなことほざきますので、ファイターズファンの方、ゴメン。許して。
日ハムのカーライルという投手が、助っ人外人ならではの塁出すとイライラするタイプで、四死球多くて点取られまくり。球は速さあるんだけどねって典型。
一方Gは斎藤って投手。前の岩隈みたいな2段っぽいモーション。
打たれつつもノラリクラリでしのいでいたが、中盤に球に慣れ始めた打線が火を吹いてフルボッコ。この後の継投がまたヒドい。特に1軍での活躍も記憶に新しい金刃憲人。
球走ってないし、制球もボロボロ。まだ若いんだし、たまたまだったとしてもこれから先はあると思うが、このままだとヤバいよ。
それと打つ方で酷かったのが李スンヨプ。
2安打してるけど、印象としては全然タイミング合ってない感じだった。
大田泰示は実際見るとデカい。
打ってはいたけど、守備がやっぱり。。。
他は台湾の投手が、右のサイドだったかな、キレイな球筋で伸びがあるようにみえた。
あとファイターズは打者が結構皆平均イイように思えた。上がスゴイの揃ってるからなかなか上がれないんだろうけど、鵜久森【wiki】、杉谷【wiki】、今浪【wiki】、大平【Wiki】とかって、若いのが頑張ってる印象。連携プレーや走塁とかをミッチリ叩き込むとか守備レベルをあげるのが課題なんだろうけど、村田【北海道新聞】ってのは外野で守備範囲広いのか打球判断が上手いのか、悪くないように思えた。先が楽しみだし、観戦きてる地元ファンは上で活躍したらさぞ嬉しいだろうねぇ〜
Gはやっぱ投手かな。これじゃ上にあげられないわな。上で故障やら不調やらが相次ぐと、これじゃシンドイわな。まぁ来季またどっかから持ってくるんだろうけど。
試合以上に興味深かったのが日ハムの応援団。今日びのパ・リーグの応援からすれば、昭和的な古臭ささがあるのだが、少数精鋭部隊の応援がいい味出してるんですわ。
一応各選手に応援歌がついてるようなのだが、童謡の替え歌が多い。具体的には忘れてしまったが、選手も気合が入らないだろうと思うものばかり。応援歌の前に、ロッテの応援みたいに選手の名前連呼したりするんだけど、アラハリアラハリアラハリアラハリ〜ってマクドナルドの「グラコログラコログラコログラコロ」みたいなリズムで、なんかバカにしてるみたいだし、チャンステーマも中途半端に古い、アフラックのCMソングの替え歌で、「よ〜く考えよぅ〜 チャンスは大事だよぉ〜」って選手に失礼じゃねぇじゃと。わかってるよと。「う〜う、う〜う、かっとーばせぇ〜」って結局フツーの、かっ飛ばせーって応援ってオチだし。
童謡といえば、昔横浜が大洋ホエールズ時代に、グリーングリーンを使っていたと記憶しているが、中日では石井という選手に「イシイのおベントくん、ミートボール♪ カットバセ〜、イ・シ・イ〜!」と既に応援になってない応援歌まであったくらいだから、なんかこの、日ハムの応援のセンスが昭和で凄くグッときたのよ。ここから選手が上に上がった時も童謡のままなのだろうか。そもそもファームと1軍の応援団の連携って取れているのだろうか。
さっきオリジナルユニの話をしたが、マスコットキャラもオリジナルで、あのBBことブリスキー・ザ・ベアーではない。カビーと呼ばれていたが、今HPをみたところ、カビー・ザ・ベアーといって、鎌ケ谷市の親善大使も勤めているんだそうだ(ツイッターもやってた@Cubby_Kamasta)。
グランド整備の間など、所々に出てきては、ミストの放水をしたりと、サービスに余念が無い。猛暑とあって、流石に稼働時間は短く、ラッキーセブンのダンスも控えめだったが、かなりの人気者となっていた。ずっと犬だと思ってて、ジェフ千葉といい、千葉は犬づいてるなぁと思ったのだが(南総里見八犬伝に、銚子の犬若という地名といい、千葉と犬の関係は深いように思う。最近、小学生の列に自動車が突っ込んだという痛ましい事故があったが、このバス停名も犬石だった)、仔熊をモチーフにしたそうな。なんにしても、BBよりカビーの方がカワイくてキャラとして立ってる気がするのだが…写真は売店で売ってたぬいぐるみ。イイジャン!
そうそう、外野スタンドの一角にビーチがあったのだが、ありゃなんだったんだ?
あとGのベンチ。野次うるせぇ!
1軍の試合だが昔、10点の大差ついた試合で1塁へヘッドスライディングした選手に対して巨人ベンチの選手共があざ笑って問題になったが、そういう体質が下から出来上がっているんだな。なんかリトルリーグとか草野球と変わんない。そのままプロになった感じ。
でも日ハムのベンチは大人しすぎるようで、内野フライをファーストとピッチャーどっち取るか、キャッチャーがちゃんと声出して指示しないから落としちゃったシーンもあった。この辺の連携ミスが多くて、まぁ投手が外人で練習からコミュニケーション武息が露呈した部分があるが、ちょっとチームとしてのまとまりに疑問符が残った。
先に記したように、あまりにも試合が長いんで8回裏で切り上げたが、シャトルバスを待ってる間、列の殆どがオジイでビックリした。みんな年間パスっぽい。どこまで地域密着なんだ?…というより、この炎天下3時間以上屋根のないところで観戦してて大丈夫ですか!?
でもなんか、将来の自分を見ているようで、ミョーに感慨深かった。
ファイターズタウンと鎌ヶ谷駅を結ぶバスがこのシャトルと市のコミュニティバスしかないのが気になっていた。駅の規模が小さいのかとも思ったが、バスに乗って納得。ひと山超えるのだ。道が非常に狭く、いろは坂状態でくねる箇所もある。これじゃ路線運行キツイわ。
そんなこんなで、試合以外のところで非常に興味深い観戦となった。
ここまで地元に愛されている、またファンサービスも旺盛なファーム球場があることを知らなかったので、驚きの連続だった。これは選手も幸せだろうが、ファームは長居する場所じゃないので、こんなに居心地よくていいのかなとも思う。やっぱヤクルトの戸田球場くらい虐げられた環境の方がいいのかもしれない。でもまぁ、メシもウマイし、悪いアクセス覚悟しても観戦に来る、1000円払う価値のある球場だと思った。つくづく、スバラシイ!!
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コメント
コメント一覧 (8)
だって、行くのが滅茶苦茶メンドクサイんですもん。
多分、柏からだと、ドーム行った方が早いと思う(笑)
でも、その時、ナマオチアイを拝めたので良しとしました。
確か、内野ゴロ2回で引っ込んだかな?
確かにココ、アクセス悪いですよね〜 もう帰りの山道にはびっくりしましたもん!
オチアイが最後にいた日ハムって在籍1年くらいじゃなかったでしたっけ? しかもファームに落ちてたんですね。それは貴重ですよ!!
こけら落としだったので、2軍戦じゃなくて、1軍のオープン戦だったと思います。
先発が西崎とジョニーでしたから。それもそれでロートルか。
昨今、プロ球団の成功のキーワードは地域密着でしょうね。
これは、プロ野球がJリーグから学んだ事なんですが、そのJリーグの象徴であったベルディが全国人気を目指して失敗し、今や解散寸前の状態てのは、何とも皮肉です。
こけら落とし好きですね〜
落合の日ハム在籍、97年でビンゴのはずです!
Jリーグって確か、企業名をチーム名に入れないっての、最初からやりたかったそうなんですけど、最初はなかなかうまくいかなくて、発足3年後でしたっけ、企業名入れなくなったんですよね。
他のチームは企業名なくなって地域密着でいい雰囲気になった気がしますけど、
ヴェルディだけ、ズルズル後退してったって印象が門外漢ながら端から見ててありますね。
言い忘れましたが、観戦したと言っても、お金払って入場した訳じゃなくて、レフトスタンドのネットの外からのタダ見ですた(笑)
丁度、そこらへんにピッチング練習場があって、試合とピッチ練を交互に見てました。
ブルペンとかピッチ練を見るの好きなんですよ。
ブルペン脇の道路沿いからタダ見しているご近所さん、結構いましたよ〜
青空酒場的にかなりノンビリ楽しめますので、ぜひ!