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以前も同様のチャンスがあったが、自分の急用で場所の変更を余儀なくされたので、そん時調べた店を思い出し、リベンジとばかりに突入したるは、かっぱ!
・・・って、ええ!? やってナイ!!
ゴミみたいなのが詰まれて、夜逃したままかなり立つような佇まい。ならばと第二候補にしていたコチラ、さんまるへ。
さんまる【食べログ】
採点:★★★★ 4.0
所在地:東京都台東区上野5-10-12【ワイワイマップ】
実はかっぱ、御徒町駅北口よりに越したそうで、そのうち三度目の正直を果たそうと思うが、今回はさんまる。
名前の通り全品300円という激安均一価格。最近は270円均一などのFC的な店が増えたが、この辺はこれくらいの価格帯で飲める店が密集しているとのこと。
1Fはカウンターがメインで、2人がけのテーブルが壁沿いにチョボチョボ並ぶ感じ。高架下・店員の勢い、客の話し声かよくわからないけど、入店した瞬間、喧騒に包まれる。ピークタイムということもあるのだろうが、あまりいい評判を聞かない店員も、丁寧だし威勢もいい。こういう店は勢いというか流れで客を回してるから、一人ひとりの対応時間は短くなるけど、そういうのも含めて店の空気になってるから、そこがいいんじゃないかと。文句言うならもっと高い店行きなさい。
で、自分らは2Fへ。
座敷というかカーペッ敷きになっており、上がってすぐ脇に銭湯のそれのような木目調の下足箱があったからそこに靴を入れるのかと思ったら、店の荷物入れだった。ビニール袋に入れ自己管理するとのこと。酔っぱらいはヒトの靴履いてくからね。
4人がけのチャブ台が8つほどだったか。卓上にはパウチしたメニューが置かれている。いわゆる定番メニューが並ぶ。
ヒトマズはレモンサワーで乾杯。
全メニュー300円だから今回は値段の表記なしね。
これといって特段フツーのレモンハイだが、フツー極まれりというか、焼酎も薄くなく濃すぎず、キリッと効いた炭酸でカプカプ飲むのに丁度いいバランス。
ここんちの料理全般もそうだが、実に卒がないというか、ブログ書く身としては困ってしまうほど、これという特徴はない。でも酒のアテとして考えると理想的というか、飲んでクッチャベるのに味が繊細すぎたりしたらダメだもんね。よくわかってらっしゃる。
肉じゃがも適度に味が染みてて柔らかく煮こまれてるが、出し巻きは薄味。
串焼き4本で300円は安いが、お誂え向きで肉のインパクト薄。
卒がないといえばそれまでだが、それでもアテとしては味の濃さ、わかりやすさは欲しい。その意味で、ここんちの本領は揚げ物にあるとみた。
壁に掲げられた黒板にあった本日のオススメの中から頼んだ、
海老の唐揚げしかり、
げそ南蛮あげしかり、
鶏カラしかり、、、
みため黒っぽくなるほどハード目に揚げられており、ガリッとしっかりとした食感ながら、衣は薄めに仕上がっている。たぶん片栗粉もまぶしてあるんだと思う。この手法の居酒屋を見かけるようになったが、触感が良く、素材のインパクトも味わえるので、ウエルカムな傾向だと思う。
なすの揚げ出しもショッパ甘いタレとネギのバランスもよく、もやしが敷いてあるのもなんともニクい。
ニンニクの丸揚げもカラッと素揚がっていてよかった。
単なる酎ハイも頼んだが、スッキリとシャープな味わいで、これら揚げ物には持って来い。カルピスサワーも飲んだが、最後の一杯として口の中に残る油分からさっぱりさせてくれるような感じがして、途中1人合流して都合3時間、われながらいい流れで〆ることができた。
特別どうということない味かもしれないが、これで一人二千円チョイ、これぞ大衆酒場という味をしっかり堪能できてもう文句なしでしょ。とにかく脂っこい揚げ物系とサワーでガンガンいくのが当たりだと思うので、おデブっこ倶楽部の少数精鋭部隊仕様ということで、なかりいいんじゃないだろうか。
つーわけで、これを楽しんでこその大衆酒場。ウメェ!ごちそうさまです。よかった。
さんまる ( 仲御徒町 / 居酒屋 )
★★★★☆4.0
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