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博多ラーメン、長浜ラーメン に参加中!
各方面から「本物だから逝っとケ」と薦められつつも、なかなか行く用事がなかった豚骨ラーメン店。最近こちら方面に出没するようになったのでココゾとばかりに行ってきたが、正直、名前にしても、これまでド豚骨と言われた店の系列という話も耳にしなく(ググッてみると田中商店出身とか、Mr.なんでんかんでんと同じ修行先―ナンバーワン?―という話も出てくるが…)、イマヒトツそそられなかったのだ。そのことが後に大後悔する結果になるのだが。

場所は秋葉原と浅草橋の中間点。ガード下からちょい脇にそれたところ。オフィスや雑居ビルが多く、夜はシンと静まり返るが、なぜかポツポツと飲食店が点在する不思議なエリア。
店名から察せられるような、中国人がやってそうな中華屋っぽい赤をポイントに使った調度品の目立つ佇まい。やっぱソソらんねぇなぁ〜 でもそこそこテンション上がる豚骨臭は漂ってんだよなぁ。なかなか信じられそうなオイニーではある。

外観@錦雲豚博多長浜らあめん 錦雲豚【食べログ】
★★★★★★★★★★ 豚骨MAX!!
所在地:東京都台東区浅草橋4-5-4【ワイワイマップ】

店内は、これまた真っ赤なL字カウンターがデンと構え、狭め。奥にテーブルあったかな。でも大人数仕様ではなさそう。
卓上@錦雲豚短い方のカウンターの隅っこを陣取り、黒字に白抜きのメニューやらなんやら、置いてあるもの・掲示してあるものをみる。麺の硬さ指定表もあり、この辺からして初めて、東京のいわゆる長浜ラーメン店らしさを感じ取られた。

で、案の定の・・・らあめん粉落とし¥650!
らあめん@錦雲豚
おおっ、油膜が殆ど張ってない! 見た目にもドロンとトロミがありそうなスープで、これはラードでごまかしたスープではなさそうだ。
早速一口啜ると・・・おおっ、口中で豚骨が爆発!爆発!しますわ〜 噂通り、誤魔化し一切なしの、正真正銘の豚骨スープ! しっかりと乳化して、唇がカピカピする感じがちゃんとある。
しかも、東京の多くの長浜豚骨を謳う名店が、何日も炊き出して乳化していても、スープ自体はサラッとして粘度がそれほどでもないのに対し、こちらは豚骨魚介のドロ系をも彷彿とさせる粘性を持っている。それも後付けでつくったっぽいものじゃなくて、丁寧に乳化させた感じがヒシヒシと伝わってくる。
麺は細麺ながら、超極細というほどでなく、バキっと硬く茹でられ、粉っぽい独特の触感を堪能できる。
さらに特出すべきはチャーシューで、これがローストポークとでも形容したくなるモチモチの食感。三元豚だという。具材にもこだわるという博多ラーメン店がなくはないが、それでも悪くないけど…という程度が殆どの中、これは正直ビックリした。その反動かどうかは知らないが、折角の九条ネギはややくたびれた印象なのは、スープの粘度のせいばかりではあるまい。
替え玉¥100もモチロン粉落としで。
替え玉@錦雲豚
最初は麺だけ食って、その後つけ麺状態で食べて、最後にドボンといういつものスタイル。
替え玉ドボン@錦雲豚
やっぱ麺だけでもウマイわ〜 最後の一滴まで濃厚ド豚骨を堪能して、大満足のウチに店を後にした。

この手のラーメンは臭いもあるのだろう、ロードサイドなど殆どが郊外にあるように思うが、秋葉原から徒歩圏で、しかもこれまでの名店の誉れ高い店舗を凌駕する味が堪能できるとは。10年近く前、毎日のようにラーメンを食べ歩いてたときは、総武線沿線にはお気に入りの本格豚骨が数店あったものだが、時代と共に亡くなったり味を落としたりしてしまった。この辺じゃヘビー級は無理なのかと諦めていたので、この店の登場は自分にとって非常に大きい。
どこまで受け入れられるかわからないが、ド豚骨好きならアキバから是非突撃してほしい。というわけで、いやはやスゲェ!!参った!

博多長浜らあめん 錦雲豚 ( 浅草橋 / 博多ラーメン )
★★★★★5.0
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