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喫茶店のランチ に参加中!
前回久々に喫茶メシをUPしたら、他にもUPしてない店を思い出した。またまたハンバーグでやんすよ。好きだね〜
赤羽台団地外観@ルイシャンティ赤羽台団地商店街【公式HP】には飲食店が三つある。いかにも町場の蕎麦屋といった風体の江戸屋に、本来は仕出屋だったろうが店内で食事も可能にしたって感じの会席・幕の内高橋、そして喫茶店のコチラとなっている。
赤羽台団地看板@ルイシャンティ嘗てはどこの町にもあったような3店だが、よく考えてみれば、定食を食べられる小規模店舗がこの狭いエリアに3つもあるというのは、個人商店にこそ定食の姿を見る向きにはパラダイスに思えてくる。しかも団地だし、当たり前って感じに佇んでるのがなんともいいじゃないッスか。
外観@ルイシャンティルイ・シャンティー【食べログ】
★★★★☆ 4.5
所在地:東京都北区赤羽台1-6-50-112
商店街HP:http://omise.akabanedai.com/coffee.html


その中でもルイ・シャンティーは店外の主張が少ない。薄暗いショーケースにサンプルが並ぶだけで、これがランチのみなのかいつでも食べられるのかもよくわからない。
ショーケース@ルイシャンティ
扉を開けると外観同様照明が落とされた店内。ご近所の桐ヶ丘団地の喫茶ラック【過去記事】が明るい80年代的ランチ喫茶だとしたら、こちらは珈琲の味がメインそうなシックな雰囲気が漂っている。
店内@ルイシャンティ
入ってすぐにテーブル席が並び、パーティーションの奥にソファー席とカウンターがあるという構成。その奥の部分がどうなっているのか気になって歩を進めると、そこでやっとカウンター奥に居た店の方がこちらに気づくといった寸法。
メニュー@ルイシャンティ
卓上のメニューを見るとホットケーキやホットドッグセットなど、男の子の琴線に触れる単語が並ぶ。フロートやパフェ、アルコールまでドリンクが充実しているが、肝心の食事メニューは店内の壁の掲示を見ても、外のディスプレイほどの種類が見られない。アレがないよ、アレが! しかしココは思い切って頼んでみることにしよう。

すると何事も無く出てきました、ハンバーグセット¥850!
ハンバーグライス@ルイシャンティ
おおっ、ジュージューと鉄板に乗ってやってくるじゃないですか。これはいくつになってもテンションあがるよ。
ハンバーグ自体は小ぶりなのは喫茶メシとしては想定範囲内だが、割ってみると、目の詰まった感じ…。粗挽きの手作り感溢れるハンバーグが好みの身には、最悪既製品をレンジでチンを覚悟せねばならない喫茶店メニューの覚悟のはずだが、一気に期待感がそがれる。
が、しかし、エイッ!と一切れ口に運んでみると、なんだ、身の詰まったしっかりハンバーグじゃないか。
ハンバーグUP@ルイシャンティ
玉ねぎでボリュームをごまかしてないから、このサイズなのか。肉汁が溢れる感じではないが、肉と玉ねぎの甘みはしっかりと閉じ込められている。しかもデミグラスソースはさらっとしていながら、いたずらにシツッコくなく、野菜のエキスとワインの入ったようなコクが感じられる。これ、自家製じゃないかな。
ミックスベジタブルはご愛嬌だが久々に食べるといいもので、申し訳ないかのようにピーマンが添えられてるのもいい。目玉焼きでなくゆで卵というのも哀愁がある。やはりハンバーグソースと玉子は相性がいい。
セットというのは飽く迄ライスとのセットであり、味噌汁などの汁物は付かない。珈琲のセットでもない(安価でつけられるが)。ボリューム的にも割高感は否めないが、かなり本気なハンバーグをこの空間でじっくり味わえるのだから十分に満足だ。

会計時、厨房を見ると、サーブしてくれたご婦人とは別にお年を召したご主人の姿が見えた。話を伺ったところ、始められて20年ほどとそんなに古いわけではなかった。だが、オールドタイプの商売が続くのにはそれなりの年齢の方でないとダメなわけで、ここもまた、そう30年40年と続くわけではないんだと痛感させられた。
もちろん、健康に長く続けてほしいが、現実、意外にハードな仕事、体を酷使するわけで、無理は利かない。しょっちゅうは来れないのが悔やまれるが、他の焼肉定食や和風ポークセットなども、是非とも制覇したいところだ。
というわけで、いやはや満足!ウメェ!! ごちそうさまでした〜

ルイ・シャンティー ( 赤羽 / 喫茶店 )
★★★★★5.0
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