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前回UPした多万里【過去記事】の前に、大宮で軽く食事をしていた。折角大宮に来たのだからと、以前から訪れたいと思っていた漫々亭のことを急に思い出したのだ。
漫々亭とは、大宮駅西口そごう近くで発祥した、スタミナラーメンが有名な激安中華店【公式HP:漫々亭とは】。大宮・浦和界隈に展開し、娘々という系列を含め漫々娘々系と呼ばれ、地元で親しまれている【系列店舗一覧】
以前、北浦和の娘々に訪問しているのだが【娘々北浦和店】、多くのメニューが300円台と、その安さに度肝を抜かれた。高校時代は大宮からスクールバスが出ていたので土曜の半ドンは界隈でメシを食ったものだが、当時は立ちそばで済ませていたので、漫々亭ですら高く感じて、ついぞ足を踏み入れることはなかった。気付けばその大宮本店も指扇へ移転し、随分遠い存在になってしまったこともあり、悔やまれてならない。

今回訪れた大宮店は同じ西口ながら、創業の地とは別物。急遽思い立ったので、地図を持ち合わせていなかったが、何度も来ようと思っていたので、頭に入ったいた…つもりだった。近くにいってもそれらしい店がない。仕方なく他に適当な店はないかと彷徨っていたら、マンションの裏手に看板が!
外観@漫々亭
最初に降り立った蔦の絡まる教会の駐車場の奥だった。鉄門の奥って、わかるか!

入口@漫々亭漫々亭 二丁目店【食べログ】
★★★★☆ 4.5 ご当地の味に
所在地:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-69
公式HP:http://www.scvb.or.jp/stamina/omiya.shtml

北浦和のお店は路地裏ながら綺麗に改装され、次から次へと地元客をさばいてる感じだったが、大宮店はヒッソリと佇み、店内はさらに激シブな空間が広がっていた。
店内@漫々亭縦長のカウンターが伸び、歳月から手垢で木がテカテカしている。客席より厨房のほうが広いだろうか、ステンレスが使い込まれていながら眩しい。完全オープンキッチン状態で、丸太を縦においたような削れる俎板が年季入ってる。年配のご夫婦でなにやら愚痴をこぼしながら仲良く営業している様子。
昼営業終わり際だったからか、客は自分ひとり。お冷は、ボタンを押すと水が弧を描くウォータークーラーから上手いことコップに水をキャッチしなければならない。スチールの丸椅子をギイギイ言わせながら、頭上の手書きメニューを眺める。スタミナラーメンを筆頭に、中華屋ならどこにでもある定番のラーメンメニュー、チャーハン、餃子など一通り漫々娘々系のメニューが並ぶが、北浦和より全体に高い印象を受けた。それでも多くが500円で釣りが来るのだから安すぎなのだけど。

で、やってきました、スタカレー¥450!
スタカレー@漫々亭
スタカレーはスタミナラーメンの麺をライスに変えたもの。盛り方がカレーっぽいことから名付けられたのだろうが【正解のようだ:スタカレーとは】、最初は絶対カレー味だと思うよね(創業店ではカレー粉入ってたようだが)。
スタミナ餡は、麻婆茄子の茄子の代わりにニラが入ってるものだと思っていただきたい。醤油味のスープにニラ・挽肉・豆板醤を入れているそうだが、豆板醤のピリ辛具合がポイントで、ご飯が実にすすむ。餡と言ってもそんなにドロドロしてないので、餡かけが苦手な自分でもサクサク食べられる。炒(チャー)した特有の熱せられた直線的な熱さを感じる。ご飯はやや柔らかめで甘みがあるので、ピリ辛とのバランスがいいのだろう。

具が殆ど無いし、ご飯も多いわけではないので、CP的には価格のインパクトほどいいとは思えない。しかし、挽肉が物足りなさを感じさせないし、ここならではの味ではある。食べたければ大盛りにして、餃子等を頼めば満足できる。価格も多くの中華屋より絶対的に安く済むはずだ。
北浦和では安からか客を多く捌くからか知らないが、味も単調というかイージーな印象を受けたが(それでも十分ウマイっす!)、ここ大宮店はご夫婦で営まれているからか、夫婦経営の小規模店のよさ、手作り感がより感じられる一杯だった。
う〜む、これは移転先の本家へ行くしかないぞ。それにカレー味のスタカレーがあるという浦和市役所前店も気になるし、また宿題が増えてしまった。
つーわけで、いやはやウメェ!ごちそうさまでした〜

漫々亭 2丁目店 ( 大宮(埼玉) / 中華料理その他 )
★★★★★5.0
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