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外部参照:土佐っ子について|土佐っ子跡下頭橋について
ヒゲのマスターは池袋店にいることが多く、唯一と言っていい一秀の貴重な情報源、2chの板でも、板橋店は芳しい話が出てこなかったので、暫く敬遠していた。とはいえ、この日はチャリで池袋を経由する体力もなく、たまには様子みてみるかと、板橋本町の交差点から環七へと躍り出た。
すると、いつものライトイエローの看板は健在だったのだが・・・あれれ?アルミサッシまで二郎的な黄色だったっけか?
韃靼ラーメン一秀板橋店
★★★★★ 5.0
所在地:東京都板橋区双葉町44-5【ワイワイマップ】
近づいてみると、いろいろ張り紙がしてあり、チャーシュー丼なんて見慣れないメニューが告知してある。背脂地獄にチャーシュー丼はいらねぇなぁ。あと、これまでも味の調整は出来たが、家系のような、脂の量・麺の硬さ・味の濃さの表が明示されるようになった。
店内はあまり変わった様子はなく、入口右手の券売機へ。すると、ラーメンを注文すると半ライスが無料になったようで、その旨が掲示されている。確かに背脂豚骨醤油に米が非常によく合う。しかし、1杯の破壊力が半端ないので、半ライス完食できるか自信がない。折角のサービス残すわけにはいかないので、今日は辞退しておこう。
席に着くと、あれ?椅子ってこんなスナックのベッチンみたいなのだったっけか。久々なので記憶が曖昧。店内にも味の調整表が貼ってある。
店の人は一人で、オッサンともニイちゃんとも付かぬ感じ。息子さんがこれくらいの年齢だった気がするが、もうちょっと恰幅よかったような。記憶が曖昧ながら、違う気がする。う〜ん、味はどう出るか!?
で、やってきました、ラーメン麺硬め脂多め¥750!
はみ出しまくった背脂、ビジュアルは完璧!!
麺をほじくり出す。
下からドロっとタレが出てきた。ここ本来の背脂と麺と濃いタレで食わす、油そば的なラーメンにしては、バランス的にスープが多い気がする。しかし特製が油そば的なバランスに対し、通常のラーメンはこんな感じだった気がしなくもない。気持ちスープ自体が色味的にもシャバいかなぁ・・・なんにしても気のせいか。
食べてみると、脂の甘味はグッと前に出てるし、甘辛いタレもしっかりトロみがあって濃厚。
うんうん、これこれ。調子よくズバズバ食べ進めるが、なんだか脂が液状というか、べっちょりしてて、もっと固形物が多くてザックリとしていた気がするが、こんな感じだったかもしれない。う〜ん、飽きてきた(苦笑)。疲れてるのもあって、飽きが早いなぁ。でもまぁ、脂の液状化といい飽きといい、この辺は体調とか季節による部分も大きいので、なんともいえないが。
麺は硬め指定とあって、ボソッとした低加水麺で、ボキボキとした食感が楽しい。つーか、これで多加水だったら確実に飽きるわ。この風味豊かな韃靼麺と脂とタレのバランスはやっぱ最強ですわ。
具のチャーシューはトロトロで、こんな出来良かったかなぁと思うほど、バラの脂身が甘く、赤身は柔らかく、ちょっと凝ったラーメン店くらいよく出来ている。ただ、この脂地獄だとトゥーマッチだけどね。
この店は必ず濃かったら調整しますと声をかけてくれるのだが、シンドくなってきたので、久々に薄めてもらうことにした。これまでは小鍋で仕立てたスープを直接丼に足してくれたのだが、いつしか、つけ麺のスープ割りの器になっていた。
以前池袋でつけ麺を食べたとき、割りスープはトロトロでかなりしっかりダシを取っていたのに驚いたものだが【過去記事:池袋店つけ麺】、今回のコレは、直接飲んでみても、かなりアッサリしたシロモノだった。ネギを散らしてくれたりと、ちょっとした心遣いは変わらないのだが。ラーメンの調整だからか、最近はこれくらいの濃度なのかはわからないが、ちょっとスープの多さと若干シャバい気がしたのは、もしかしたらココに起因するのかなぁと思ったりもした(違うかな)。
流石にオジサンには年々キツくなるばかりの1杯で、途中から相当シンドくなり、食べ終わる頃には、もう一秀も引退か・・・などと弱気になってしまったものだが、気持ち悪い体で帰り道、自転車を漕ぎ続けていると、15分もしないうちに、あれ?旨かったなぁ。まだ食えるぞ!なんて血迷った考えが頭をもたげてくるから不思議だ。完全に一秀に毒されている。
深入りはオススメできない領域だが、頭のおかしい背脂ジャンキーにはたまらない1杯は健在といえようか。そう遠くないうちに池袋でも行って、なんとかヒゲのマスターの一杯にありつこうとしよう。
ちゅーわけで、いやはや、ウメェ! ごちそうさまでした・・・ゲフッ
韃靼ラーメン 一秀 板橋店 ( 板橋本町 / 豚骨ラーメン )
★★★★★5.0
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