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- 美味しいシンプルなラーメン・チャーハン・中華 に参加中!

確かに階段の手すりに看板が取り付けられてたりしてるが、知らないと中々の何度の立地じゃないだろうか(人のこと言えない^^;)。

★★★★ 4.0
所在地:神奈川県川崎市高津区溝口2-7-3【ワイワイマップ】
木枠のしっかりした扉を抜けると、カウンターもあるがテーブル席メインの落ち着いた空間が広がる。昭和末期のラーメンレストラン的と言おうか、オールドファンには新宿のラーメン日高的空気といえばお分かり頂けるかと(日高屋じゃないよ)。
家族経営感あふれる厨房で、フロアはニイチャンがキビキビ仕事している。そのニイチャンに真ん中ら辺の小テーブルに通される。腰を落ち着けて正面を見やると、壁一面に浜田雅功やら沢山の芸能人のサインがビッシリ。
昼下がりのテレビをBGMに、そんなこんなを眺めていると、やってきました!
塩ラーメン¥750!

デフォでこれは高っ!って思われるだろうが、この辺でちょっとしたもん食うと、もっと貧弱なボリュームで裕に1000円は飛んでいくので、確実に満足度が得られる料理と考えると他に選択肢ないかもしれない。
ともあれ、透明度のあるスープに期待が高まるが、飲んでみるとこれが意外なほどしっかりとしたコク。表面が薄っすら黄色く見えるが、油が浮いているものの、コクの正体はそれではなく、若干濁っているスープ自体にあるようだ。飲み進めて、ん?んん!?思ったのだが、結構骨系、多分豚骨のダシが出ているんじゃないかと。見た目よりはマッタリとした舌触りで、やや甘く重みのある微乳化した弱白濁スープといったところか。丁寧にスープとってるからこの透明度なんじゃないかな。繊細さとは違う動物系のワイルドさが底に感じる。
西山の硬めの黄色い縮れ麺と、コリコリメンマがこのスープにマッチしていい塩梅なのだが、それよりなによりコチラの売りは、赤身のしっかりしたチャーシュー。味付けは薄めで、脂に頼らない柔らかさで、煮込まれていて、身自体の肉の旨みが濃い。特別なブランド豚とかじゃないだろうけど、国産のちゃんとした豚肉だと思う。1000円オーバーしてしまうが、人気というチャーシュー麺にしたくなる気持ちは分かった。
汗をかきかきスープを飲み干して完食。量は決して多くないが、飲みごたえのあるスープなので満足度が得られた。
店名に「北の国から」なんて冠されて、西山ラーメンを使った富良野ラーメンを出す東京の店という珍しさというが、実は店主は東京出身というオチがつく。なんだかよく分からなくなってくるが、そんなことどーでもよくなる一杯だった。
近場でしょっちゅう世話になるにはチトばかしセレブ(^_^;)な価格だが、まぁ今日びラーメン800円くらいするし、下手なの食うんだったら、たまには払えるコスパではないだろうか。つーわけで、美味しゅうございました。ごちそうさま〜
きらく ( 成城学園前 / 北海道ラーメン )
★★★★☆4.0
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コメント
コメント一覧 (2)
学生が行ける大衆的な中華料理は「栄華飯店」という店が一軒だけありました。もう、お店は無くなってしまいましたが、ここの「鶏炒飯」は今でも、オイラの炒飯ベスト3に入ってます。(かなり思い出美化)
チャーハンのお店、なくなってしまったの残念ですね。
学生時代食べたうまかったもんって、格別ですよね。
自分も最近、学食のカレーが恋しくてたまりませぬ。今食ったらガッカリかもしれませんが。。。