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さて次はどんなブームに乗っかるのかと思っていたら、なんとここに来て原点回帰か、環七ラーメンブームのど真ん中にあった(と自分は思っている)、博多長浜風のクッサイ豚骨ラーメンの火付け役、なんでんかんでん http://nandenkanden.com/ の文字が風に揺れているではないか。
なんでんかんでんで濃厚博多豚骨の洗礼を受けた身としては、スルーするわけにはいかない。というわけで、つい先日の夜、所用の帰りに見つけたので突入してきた。
らあめん花月嵐 志村店【食べログ】
★★★☆ 3.5
所在地:東京都板橋区志村3-31-15【ワイワイマップ】
花月公式サイト:期間限定メニュー「博多豚骨ラーメンなんでんかんでん」
場所は環八沿いの車の往来が激しいところで、嘗ての環七ラーメンの雰囲気を味わうには好ロケーションだが、花月自身、以前のケバケバしいオレンジのネオンから木調のシックな外観にイメチェン(今日び言わないか^^;)したので、往時のロードサイドの風情はない。
コチラのお店は初訪問だが、広くてユッタリとしていてビックリした。
自分の知っている花月は、脱サラオヤジが本部で研修受けて始めたような、セセコマシイ店舗でどこか疲れたような印象で、それが好きでもあるのだが、なんかシッカリしている(失礼!)ような感じを受けた。
比較的若めのニイチャン2人体制。そのうちの一人に博多豚骨ラーメン¥720の食券を渡す時、カタメでお願いすると、なんとデフォで粉落としという。専門店でもない限り通じないワードだと思っていたので、一瞬フリーズしてしまった。ならそれでお願いしますと言ったものの、フツーのお客さんにそれで通じるのかなぁ。
で、出てきたそれを食べてビックリした!
バキッと形状記憶状態の極細麺で、ボソボソの粉っぽい食感。これは確かに粉落とし。なんでんと同じ麺を使っているのかしらん。こういうFCの店でこの麺が食えるとは!?
スープは写真より白っぽく、これは予想範囲内。あの灰色の汁が出てくるはずもない。しかし、唇がカピカピになる感じもあるし、トロミがあるし、甘みも感じる。ちょっとジックリ炊き出した豚骨スープとは違う気がしなくもないが(後付けで出した粘度なのかな?)、下手な豚骨の店よりそれっぽい。
チャーシューは花月の流用かな。薄めだけど、脂身も赤身もしっかりあって、嘗て具が貧弱と言われた博多ラーメンにあってはいい方かと。本来は卓上にあり取り放題の紅生姜や辛子高菜は小皿にタレとゴマとセットになってるいてくる。そんな辛くない高菜はいいとして、紅生姜は関東の真っ赤っ赤のヤツで、案の定だが残念極まりない。
で、その小皿の脇にあった、替玉を楽しみんしゃい!の紙に言われるまでもなく、現金100円を渡す。この時、さっきとは別の店員だったのだが、硬さは、ヤワ/フツウ/カタから選べると、さっきと違うことを言ってきたので、カタがさっきの粉落としのことかと解釈してそう頼んだら・・・
あらら、さっきより全然ヤワいじゃん。
うわぁ、替え玉して更にヤワいの食うのってテンション下がるわ。確認しない自分の責任だが、たぶん替玉の時の店員は、気を利かせて一般的な意味合いでどの硬さにするか聞いてくれたんだろうなぁ。店内放送では川原ひろしが盛んに「博多ラーメンといえば粉落としたい!」みたいなこと言ってるんだからさ、その説明はチト欲しかったな。
まぁ都内に少なくとも優良濃厚豚骨ラーメン店がある中で、替玉入れて800円オーバーを払う代物かと言われれば黙るしかないが、これまでのソックリさんノウハウの蓄積は伊達じゃないのか、ここまで似て非なるものに仕上げるスキルを楽しむ対価としては妥当な気がした。
とはいえ、もう10年以上なんでんの本店には出向いていないわけで、あまりいい評判が聞こえなくなって久しい故、どうしても普段食べ慣れた濃厚長浜ラーメン店と比較してしまうのは酷というものか。久々になんでんに行ってみようかな、と思える1杯ではあった。
ともあれ、うん、上等上等。美味しゅうございました。ごちそうさま〜
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コメント
コメント一覧 (8)
試しにさっそく今日行ってみま〜す。
ちなみに私も、一杯目は「カタメ」、替え玉は「フツー」です。
替え玉時はスープが冷めてるので、カタメだとツライいんです。
お返事遅くなりましたが、もう行かれましたでしょうか。
なんでんかはともかく、東京で言う長浜ラーメンにかなり寄せてはいますよね。
厳しい人は違う!っていうでしょうが(^^ゞ
訂正しておきましたよ〜
一部店舗ではなく、恐らく全店、毎度毎度のパクリ(パロディw)に付き合わされてるって、各店長スゴイ対応力ですよね。そういう体制が出来上がってるんでしょうけど。
なんでん、HPみるとFCオーナー募集してますし、そういう展開を図る上で、花月と組む必要性があったんじゃないですかね。
(除 ベジラーメン (笑)
何か気になっちゃうし、もしや(?)の際はツボ韮で行けちゃうし。
何より次回作がいつも楽しみで...(*^_^*)
いやはや、花月ヘビーユーザーさんでしたか!?
ベジラーメンって、NANAとかいうヤツでしたっけ? 自分もあれはどうも食指伸びなくて(^^ゞ
そういえば花月って、言うと生ニンニクをクラッシャー付きでサービスしてくれましたよね。確かなんでんの本店では卓上のおろしニンニクのみだったはずなので、花月オリジナルなカスタマイズ豚骨が出来ますねー!!
後日、気を取り直して食べました。
最初の1杯は麺のゆで加減聞かれず。替え玉時は聞かれたので「一番カタイので」と頼み「粉落としですね!」という感じでした。
このラーメンもそうでしたが、花月は全体的にあと100円安かったらまた来るのにな〜って印象です。
あと最後に補足ですが店内はなぜか「なんでん」よりも、次に展開予定?の「蝶野ブラック」みたいなヤツをやたらプッシュしてて、そのせいで「なんでん」食ってる気に全然なれなかったのが一番残念でした…。
環境とか空間って大事だなァと思った次第です。
おおっ、行かれましたか〜!
それにしても花月のなんでんにリトライとは災難でしたね。
最初に茹で加減聞かれないとか、なんかやはりオペレーションがチグハグな感が否めませんね。
おっしゃるとおり、花月はFCということと味を考えると、100円高く感じるんですよね。妥当な感じがイマヒトツという。。。
蝶野ブラックのシール、ああいうのこのグループ好きですが、あんな細かいの余程でないと保存しませんよ。ゴミ感がなんとも(^_^;)