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今回は特別篇。最近続いてた埼玉ネタついでに、久々に公営ギャンブル場で肉食してきたので、そのレポートをば。
競艇場@戸田競艇
戸田競艇場【公式サイト】の施設自体のレポートは、私が別に連載している街歩きブログにUPしたので、そちらを参照されたい。こっちでは飯レポ中心で。
まぼろしチャンネル ― 昭和迷宮物件 vol.47「戸田競艇場〜幻の東京五輪、その現在進行形とは!?」

内部様子@戸田競艇
噂では、1Fに船橋競馬にあったような、串打ちのモツ、白と黒があると聞いたのだが、それがどうにも見つからない。
仕方なく2Fの売店に赴く。すると煮込みのノボリが。
2F売店@戸田競艇
豚汁やイカ足など、真夏ながら惹かれるメニューが並ぶ手書き短冊の中に、もつ煮¥300の文字を発見! やっとありつけるぜ〜
店先の丸テーブルでオッチャンらと中継のテレビを見ながらモツ煮を頂く。
モツ煮@戸田競艇
白味噌の白モツ(小腸)というオーソドックスなもの。味つけはあっさり目ながら、ザラッとした舌触りもあり、味噌のしっかりと甘辛い味を感じる。大根もコンニャクも柔らかすぎず、形を保つ一歩前に保たれているのがいい。なんてことない煮込みだが、しみじみと胃に染みるウマさ。これ、なにげにやるなぁ。

ここではサッと上げて、次に向かう。3Fのフードコートだ。
フードコート入口@戸田競艇
まるでショッピングモールのそれのような出で立ちで、吉野家なんかも入り全く食指の動かないところだが、テナントをよくよく見ると、吉野家以外は耳慣れない店ばかりが並ぶ。
フードコートテナント@戸田競艇
最近は高速のSAの様に大手ハンバーガーチェーンなど見知った店が入ってわざわざ立ち寄る面白みに欠くものが少なくない中、見た目の割にローカル色が濃そうなテナントがなんともソソる。
フードコートに入ってスグ、昔のPA的な立喰的そばコーナーと、惣菜がバットのような入れ物にズラリと並ぶ店が向かい合ってお出迎え。おおっ、これはいいね〜
フードコート客席@戸田競艇
兼ねてよりお目当てだった鶏もも¥350を見つけ、テーブル席が並ぶエリアに向かうと、半円形のビールコーナーがあり、生ビール¥600を販売している。ビールはあまり好きではないのだが、ホッピーとか酎ハイとか他になさそうだし、ジュースってテンションでもないので、久々にルービー片手にチキンを頬張るとしますか。
ビール&鶏もも@戸田競艇
嘗て川口にサッポロの工場があったので、ここでサッポロビールとは嬉しい。
チキンはフライドか素焼きかと思っていたが、あらら照り焼きか。甘い照りがどうしてもスーパーの惣菜チックな味を演出してしまうが、この手の施設で300円程度のものとしては立派。
鶏ももUP@戸田競艇
冷めてはいるものの、肉の甘みを感じながら煽るビールのなんと旨いこと! 球場で飲むビールが3割増しくらいで美味しく感じられるのと一緒だな。3割うまい!といったところか。
ビールがまだ残る間にチキンを瞬殺してしまった。ビール500mlくらいあんのかな。多いんだよなぁ…というわけで、鶏もも買った時に発見してしまった、アレを追加しますか。
そう、きゅうり¥100!
きゅうり@戸田競艇
ギャンブル場といえばコレ。てっきり川口オートの名物だと思い込んでいたが、戸田にもあったとは。
冷えているわけでもなく、塩気が強いわけでもない、ややフニャっとしたただのキュウリなのだが、なんでか旨く感じられる。ビールにも特別合うわけではないが、ポリポリとリズムよく、あっという間に食べきってしまった。

このフードコートにはラーメン屋の他、定食屋もあって、店先にはオカズが並んでいる。昭和の商店街によくあったマーケットのような状態で、体裁は最近のショッピングモールのようでも、内実は昔のPAやSAのような、どこか垢抜けない、それ故にホッとする、地に足のついた飯処で非常に居心地のいい空間だった。なにげに吉野家だって大盛しかないっていうし。
正直キレイそうなんで侮っていたが、これはまた来たい! いやはや参った。旨かったっすう。ごちそうさま!!