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これまで当ブログで高コスパを誇る町中華として珍来グループを幾度か取り上げてきた。
ex-珍來総本店@梅島珍来@足立梅田
ネットで検索してもらえると分かるが、一発で珍来【オフィシャルHP】が出てくる。ここに加盟店一覧があり【店舗一覧】、行動範囲の珍来は全てこのリストに出ていたので、てっきりこれがグループ全店だと思い込んでいた。
しかし今年に入って都営三田線の高島平周辺に行く機会が増えると、HPのリストにない珍来が短い駅区間のほぼ一駅毎に存在しているのに気づいた。自宅近くの深夜営業の中華屋も、入ったら珍来のメニューが置いてあってビックリしたものだが、更に驚かされたのがメニュー構成の違いだ。
これまでよく行っていた川口周辺及び23区北東の珍来では、チャーハンやラーメン、野菜炒めといった町中華定番の一品に餃子をつけたり定食にしたりという程度のヴァリエーションだったが、こっち高島平界隈の珍来は本格中華を思わせる点心等の一品料理が中心で、多彩な定食ヴァリエーションを誇っている。7〜800円で満腹になれる定食がコア価格帯で、単品だと逆に高く付く。川口珍来のようなワンコインで腹一杯【過去記事】とはいかないのが残念だが、同じ珍来でも違うフランチャイズのグループなのだろうか。

高島平駅スグの高架脇に珍来があるのだが、その隣に麺一亭珍麻なる辛いメニュー中心の激安中華食堂が存在している。同じ珍がつく屋号を隣でやるとは大した度胸だと思ったが、どうも珍来が経営する別業態の店らしい。珍来の麻辣で珍麻なのだろうか。

外観@麺一亭珍麻麺一亭 珍麻【ロケタッチ】
★★★★☆ 4.5
所在地:東京都板橋区高島平8-3-3【ワイワイマップ】
11:00〜24:00頃?(23:30LO?) 多分水曜休
参照ブログ:誰がチキン野郎だ「麺一亭 珍麻@板橋区高島平」

店内は右手にカウンター6席くらいか、左手にテーブル席が4卓以上あったと思う。一般的なラーメンメインの中華食堂スタイル。以前同じく珍来グループと思しき遊麺亭なる店舗【食べログ】が入っていたらしく、要は目先変えのようだ。東麺房的な赤と黒で辛さをイメージさせる内装にチェンジしている。
メニューサンプル@麺一亭珍麻
外にもサンプルがディスプレイされいていたが、店内カウンターにはパウチされたメニューがプリセットされている。メニューPOP@麺一亭珍麻
汁あり汁なし両方の担々麺に麻婆豆腐、辛味ラーメンと麻辣系の定番メニューがほぼ均一の600円で並ぶ。入口のPOPに出ていたあるメニューにビビっと来るものがあった。店内にも掲示されているのを確認し、店員の兄ちゃんにオーダーを通す。

ピリ辛スタヤキ丼¥600!
ピリ辛スタヤキ丼@麺一亭珍麻
デタ、半熟煮玉子乗せ! あまり半熟玉子かき混ぜる丼物は味がよくわからなく傾向が強いので普段は敬遠しているのだが、豚肉の炒め物に白飯と混ぜるならアリと踏んで頼んでみた。まず単体で食べてみると、豚は伝説のすた丼を想起させる薄切りながら、浅めの炒め具合で肉の甘みとホワホワしたソフトさが生きている。タレは辛めの直線的な味わいで、口当たりさっぱりしていてトロミはない。生姜もニンニクも存在感はなく、ややタレの強さが勝って、全体にやや辛な印象。
正直ご飯と豚の間にサンドされたノリはいらないが(別にあってなくもない)、スープは卒なくといった風情。
で、そこに半熟煮玉子を混ぜやす!
ピリ辛スタヤキ丼UP@麺一亭珍麻
すると一気に黄身の甘さが加わり、味のバランスがとれてくる。同時に黄身のコクが加わり、サクサクしてた食べ方がモリモリ食べている感じに変わってくる。おおっこれは、早めに玉子崩して正解だったわ〜
もう得も言われる直感的な旨さ、正しくスタミナ丼といった勢いで完食。

心配していた量だが、丼も平べったく広く底もあり、これにたっぷり入っているので、並盛で成人健康優良男子も十分満足できると思う。これで600円は全然アリでしょ。
どうも他の麻婆豆腐やら汁なし担々麺だとボリューム的に物足りなさそうにみえたが、これなら結構な量と思われる。隣の珍来がどうもCP的に二の足を踏んでしまう現状、真隣でこれは嬉しい選択肢だ。麺類はライスが無料でつけられるので、これは是非トライしてみたい。
というわけで、ウマシ!!ごちそうさまデス!

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