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塩ラーメン に参加中!
今回は昨年の梅雨に所用で行った和光市駅で気になったラーメン店をば。

駅前南側にイトーヨーカドーがデーンと待ち構えているのだが、この対面にある古材のような木で覆われた、手作りっぽいようなシャレオツな小屋が目を引く。
外観@nico

入口@nicoらーめんだいにんぐ nico【食べログ】
★★★★★ 5.0
所在地:埼玉県和光市丸山台1-4-16【ワイワイマップ】

和光市駅は東上線や有楽町線は勿論、副都心線も乗り入れ、昨今ベッドタウンとして急成長している町だから、こういうバーみたいなのも出来るのかと思ったが、近づいてみるとどうやらラーメン屋の様子。
入口メニュー@nico入口には黒板に手書きのメニューが並び、700円でセットが食べられるとかなりお得だ。この辺の価格設定は川一つ越えて県を跨いだ感じが凄く出ている。よし、お昼はここにしよう。

昼時とはいえ、同時に入店した人々が近くの工事関係者の風体だったり、近所のオッサンと、失礼ながら外観のイメージとは異なる客層でビックリした。店内もウッディで店員も若めの人ばかりなのに。
とはいえ、カウンター以外にテーブル席が多く、殆どの客が複数人出来てテーブルに着く。ラーメン単品の客は殆どおらず、丼モノやセットメニューのオーダーが飛び交う。当初の店側の目論見はどうだったか知らないが、完全に普段使いの地元のランチ食堂と化しているようだ。
店内メニュー@nico
ならばとコチラもランチセットを頼んだわけだが、待ってる間に店内にある雑誌や新聞の類に目を通そうにも、どうにも集中力に欠く。というのも、L字カウンターの角っこに位置取ったのだが、厨房の勝手口近くだったからか、どうにも厨房側から臭うオイニーに気を取られてしまうのだ。ダシ特有の豚骨臭とかの類ではなく、ムムム…これは正しく…この手の匂いを出す飲食店でまず当たったことがない。これはババ引いたか。引き返すのも勇気だぞと自問しつつ、、、

結局オーダーを待ち、やってきました、らーめんランチ¥700!
ラーメンセット@nico
ラーメンは種類が選べ、塩に賭してみた。もうこれが大正解となるか否か、見た目は透明度の高い黄金色で好み的にはドストライクなはずだが。
塩らーめん@nico
恐る恐るプースーを啜ってみる。と、これ、賭けて当たったみたい。いや〜、まさかまさかの超絶塩スープ! いや何か特別な食材で丁寧に灰汁取りしましたって感じの上品清湯スープというわけではなく、恐らく鶏メインだと思うが正直素材感がハッキリしない、いい意味で雑味もある塩スープ。だからこそなのか、さっぱりしていつつも物足りなさはなく、しっかりとコクも感じられる。恐らく、鶏・豚・野菜とオーソドックスな醤油ラーメンのダシで塩ダレを割ってるだけと思われるが、故に素材にこだわってるだけでモヤモヤ・ボケボケしたラーメンとは一線を画している。麺も細めで柔らかくもスープにしっかり馴染んで、そんなにヘバらず最後まで美味しく食べられた。確か麺大盛も無料で出来たはずだが、お願いしたか失念。
で、セットの半チャーハンだが、これまた大当たり!
半チャーハン@nico
この手の店では居酒屋メニュー的な、パラパラとは言い難いパサパサチャーハンになりがちだが、しっかりとホックリとしたしっとりチャーハンが出てきてくれる。ややハードめな炒めながら焦がすことなく、しっかり油と塩が全体に回っている。量的にも半にしては多めで、具もネギの他チャーシューもちゃんと確認できた。

オイニーで疑ってゴメンとしか言いようなないが、それを差っ引いてもまさかの700円でこれだけの内容という脅威のコスパ。これは確かに地元民は通うわな。しかもこれだけのチャーハンとくれば、野菜炒めや生姜焼きといった定食も期待できるというもの。恐らく客層的に定食屋的なメニューが増えていったパターンだと思うが、それにこれだけ応えられるというのは立派としか言い様がない。
夜とかどうなるか分からないが、これだったら複数で来てラーメン片手に炒めものや一品料理をシェアするのも悪くない。なかなか来る機会に恵まれない場所ながら、またの機会には是非再訪したいと思った。
う〜ん、ステキだ。参った。美味しい美味しい。ごちそうさまでした〜

らーめんだいにんぐ nico ( 和光市 / 塩ラーメン )
★★★★★5.0
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