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良き 居酒屋・呑み屋 に参加中!
ずっとトリショーだと思っていたら「とりまさ」だったコチラ。駅周辺の商店が並ぶ中、焼き鳥を焼くの煙がモウモウと立ち込め、通るものを誘惑する。
前回UPしたピノキオ【過去記事】でも触れたホットケーキの名店、珈琲家【過去記事】。その訪問時、並びに構えるコチラの前を通っては「今度絶対来てやる!」と誓ったのだが、遂にそのチャンスが訪れた。
多摩方面に住まう知人との邂逅の際、多摩モノレールから強引にコチラへ連れてきた。

外観@酉将やきとり酉将本店【食べログ】
★★★★☆ 4.2
所在地:神奈川県川崎市多摩区菅1-2-6【スポットノート】
参照サイト:吉田類の酒場放浪記

うん、入口脇のおみやげコーナーがなんともソソる!
界隈では有名店らしく、さぞ店内はオッサンがひしめき合っていると思いきや、入ってみるとカウンターにテーブル席が2〜4卓ほどと、意外と狭小店でビックリ。それに、先客も若めの地元民がカウンターにチョボチョボ腰掛ける程度で、まだ時間が早いとはいえ、金曜の夜としてはチト寂しいものがある。
店内@酉将
気を取り直して着席。
写真を撮り忘れてしまったが、まずはチューハイ¥350で乾杯。
飲み物メニュー@酉将
飲み物はホッピーの他、定番がひと通り揃うが、焼き物も然り。
焼き物メニュー@酉将
焼き鳥丼や焼きおにぎりも気になるところで、他に壁には厚揚げ納豆や玉子チャーハンなってソソるメニューも読める。
壁メニュー@酉将

でもまずは兎に角アレってことで。
もつ煮込み¥400!
煮込み@酉将
味噌仕立てで濃そうにみえるが、意外とあっさり。モツはシロがメインだろうか、いくつか部位が入ってトロっトロに煮こまれている。ゴボウや人参も柔らかく、アクセントに後乗せのネギがシャキシャキで、全体に定番の味ながら丁寧な印象でイイ!

さて続いては焼き物。一本¥100!
下が、かしら。上が、なんこつ。
かしら・なんこつ@酉将
そして、とり。
とり@酉将
どれもシッカリ、それでいてホクホクに焼かれていて、これまた脅威の安定感。
タレが評判を聞いて自分としては珍しくタレにしてみたが、これが意外とサラッとさっぱりしたもの。老舗によくある継ぎ足し系の、まったりとしたタマリ感のあるタレを勝手に想像していたので肩透かしを食らってしまったが、確かに肉の味を邪魔しないという意味でこれはこれで秀逸かと。

次いで、ねぎ焼き¥110(確か)!
ねぎ@酉将
見るからにウマそうな焼き加減。噛むと中から汁が出て、案の定の甘さ。タレの塩加減とネギの甘さとのバランスが丁度いい。

間にハイボール¥400をはさみつつ、さらに焼き物を、今度は変化球で追加。
ジャガイモの肉巻き¥200!
ジャガイモの肉巻き@酉将
写真がボケてしまったが、これがスマッシュ・ヒット!!
じゃがが包まれているからか水っぽく、若干シャリっとした心地良い歯ざわりを残しつつ、シットリとじゃがの仄かな甘みと肉の脂の甘味が口中でホンワリと広がる。これだけ塩仕様なのだが、じゃがにはピリッと塩辛さが欠かせないと痛感させられた。

さらにナス星人としては不可避の、なす素揚げ¥400!
なす素揚げ@酉将
エイッ、と裏返して醤油をかける。
なす素揚げ裏返し@酉将
もう予想通りの味。ナスの中の部分がこれまた水っぽく噛むと汁が溢れる溢れる。薄くパリっとした皮とのコントラストがまたイイ。うん、安定したウマさ。

というわけで、とりあえず以上で引き上げることに。一人2000円しないくらい。もうちょっと食べたいという後ろ髪ひかれる位の丁度いい余韻を以って店を後にした。
全体に卒のない出来で、アルコール類もこれという印象が残らず、後から思い起こすと物足りなさがなくもないのだが、普段使いには却ってこの位のほうがリピートしやすいだろう。まさに町の商店の中にあって然るべき店といったところか。それでいてツブサに見ていくとどれも丁寧な仕事だから、間違いはない。
珈琲家に来た時は町に人出があり、チャリもウザいくらいだったのだが、この日は閑散としていて、店も後客が少なく、正直寂しかった。
小さな商圏にこれだけの店がひしめく庶民の町。機会があれば是非立ち寄って頂きたい。ココ以外にも一つとっても気になってる酒場があるので、そのうち自分もまた下車するとしよう。
というわけで、もうウマウマッス!! ごちそうさんっした!

酉将 本店 ( 稲田堤 / 居酒屋 )
★★★★4.0
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