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☆海の幸☆刺身・寿司・海鮮丼・焼き魚など魚貝類料理 に参加中!
ぼったらの調査以来すっかり魅了された町、浦安。漁師町の雰囲気を残す町並みも散歩するのにいいし、最近ではフライも発見し【過去記事】、浦安熱が再燃しつつある。
浦安には市場が有り、自分でも意外なのだが、これまでノーマークだった。市場の中や周囲には関係者を当て込んだと思しき飲食店があり、これがどこもかなりイイ面構えをしている。
そんな中、道路を挟んだド正面に居を構えるマグロメインの丼物の店が気になった。とくればコチラの市場から新鮮なマグロを仕入れていると思いきや、築地から毎朝直送というオチが付くのもまた一興。
鉄火やづけ以外にも一品物や昼からアルコールもイケるそうで、こりゃスルーする訳にはいかない。

外観@相馬水産まぐろや相馬水産【食べログ】
★★★★★ 5.0
所在地:千葉県浦安市当代島1-5-40【スポットノート】
※中休み取るようになったらしいので注意!


佇まいはただの鮮魚店にしかみえず、実際に刺身等の販売もしているが、店頭でマグロ丼やマグロカツのテイクアウトも行っている。おおっ、マグロ串カツとかグッと来るねぇ。

この奥に扉があり、その先が飲食スペースとなっている。
テイクアウトメニュー@相馬水産
奥に長い作りで、右手にカウンター、左手にテーブル席が連なる。まだ出来てそんなに経ってないのか、とにかく明るくてキレイで清潔な印象を受ける。
卓上にもメニューがあるが、壁にも色々と並んでいる。ユッケに握り寿司もある中、マグロカツ定食とかビントロ丼あたりも気になる。サワー類は390円で、マグロ目玉煮なんかで一杯やるとサイコーだろうね。
だが次の予定があるので、この日はアルコールは自重。とくればやはりコレしかないでしょ。

かま煮¥500!
って思い切りツマミじゃないか!! いや、メニューの写真見て頼まずにいられなかったのよ。丼物を並盛りにすれば余裕で食えるだろうと。しかしこの考えが甘かったことを後に痛感こととなる。
かま煮@相馬水産
ともあれカマ。500円とは思えないサイズ。食べられないところも多いだろうを高を括っていたが、ナカナカの身厚ちゃん。
ホロッと崩れ、ホクホクのタンパクな身を解して頂く。
かま煮ほぐし@相馬水産
タレは甘辛いながらサッパリと薄口で味自体は濃くない。意外性はないながらも、500円で期待通りの柔らかいシロモノがこの量食べられれば大満足でしょ。

まとわりつくアラに苦戦しつつも(思ってたほど多くないが)パクついていると、丼物と一緒に吸い物が運ばれてきた。
吸い物@相馬水産
これがもう美味ぃ〜
あっさりとした味付けに、マグロの淡い出汁がホワワワ〜ンと口中に広がる。かの玉ひででも親子丼より鶏スープのほうがHITだったくらいだから、こういうのが好きなんかな、自分。これだけおかわりしたいくらいだったが、後のこの余裕がなくなる。

そして真打登場、まぐろコロステーキ丼¥630!
まぐろコロステーキ@相馬水産
焼いたマグロのサイコロステーキをご飯にぶっかけた丼。これがマズイわけないでしょ。表面をパリっと香ばしくというより、全体に弱く火を通したって感じながら、中がもうホクホクでお汁も俄に滲み出てくるくらいで、火が入りすぎてパサついた感じは皆無。ところどころ焦げっぽい部分もなくもなく、香ばしさがアクセントとなっていくらでも食べられそう。
味付けは甘辛いタレで甘さにやや寄ったシフト。こちらもさっぱりした味付けなので、食べ進んでもしつこさはない。これがもうご飯に超あう。小さな刻みネギとキャベツに熱が入って、野菜の甘味が出て、この辺は福井のソースカツ丼みたいだが、具と野菜と米がタレに絡んで三位一体となっている。米がまた少しやわらかくて、硬くないのもいい。市場が近かったりすると勘違いしてヤタラ米を硬く炊くところがあるからね。
そうそう、12時前に入ったので先客が殆ど無かったが、食べているうちに12時を回り、気づくとカウンターは市場関係者の一人客でほぼ満席状態。ピーク外して正解だったな。それにしても皆殆ど鉄火丼を頼んでいる。次は鉄火だな。
そんなことを思いながら箸を進めるが、量が一向に減らない。デカ盛りの店など、やたら米ばかり多くして暈を増しているケースが少なくないが、こちらは具、マグロのコロステーキがホント多くて、食べても食べてもゴロゴロと底から沸き上がってくるかのよう。多分先にカマとか食ってるからそう感じているのだと思うが、それを差っ引いても多いと思う。これがこの値段とは俄に信じがたい。その後客の市場関係者は殆どが大盛りでオーダーしていたが、この具の量ならご飯だけでも大盛りにしないとバランス悪いくらいかもしれない。朝から働いた身体にもコレ一杯で十分な量になるだろう。だから人気なのか。

なんとか完食して、もう大満足しすぎた腹持ちのまま、殆ど営業を終えた市場をフラッと一周して、駅へと戻った。
市場は正午には殆ど閉じてしまうが、食堂はやっており、まだ海鮮丼を食べている客もいたし、浦安の名物、あさりや蛤の佃煮を売る店も開いていた(味濃くてウマイのよ)。今度はもう少し早めに来てコッチも攻めてみたい。
よく考えたらこれまでマグロ丼の類はブログにUPしてこなかったが、なかなか食べる機会がないだけで、かなり好きなものの一つではある。経験値が少なく、それこそ三浦とか、どんなもんか比較できないのでその点ご了承頂きたいが、ともあれコチラのこれ単品としての満足度は、他のいわゆる数多の丼物と比しても相当なものだと思う。
う〜ん浦安、まだまだ開拓の余地あり。また来ようっと。というわけで、うめぇ〜っす! ごちそうさんっした〜

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