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良き 居酒屋・呑み屋 に参加中!
またも拙ミニコミ同人誌関連の話で恐縮だが、昨年末に発行した冬新刊『ギャンブルイーター』【詳細】がキッカケで、公営ギャンブル場グルメについて語ってほしいというオファーがあった。
9/26(木)10:03〜10:23 文化放送 くにまるジャパン内 おもしろ人間国宝
深夜ラジオの洗礼を10代で受けてからずっとラジオ派で生きてきた自分としてはもう感慨ひとしお。一度NHKラジオ第一には出たことあるが、その時は店の店主としてだった。今回は素の私個人なので、やはり感慨が違う。しかも一番聴いてきた文化放送とあって、夢が一つ叶った想い。しかもこの前身の前身となる「ゴキゲン二重丸」の頃から10年程聴き続けている番組なので、話が来た時は狂喜した。緊張しつつも多少ははっちゃけあやよさん(お仕事中はクリック注意^_^;)バリにはっちゃけられたと思うので、聴いて下さった方、有り難うございましたm(_ _)m

というわけで、出演を記念して、ギャンブルイーターからTCKこと大井競馬場最寄りの立会川にある酒場をUPしてみたい。

公営ギャンブル場は何処でも無料の送迎バスを運行しておりこれを利用しない手はないが、TCKは京急線の立会川からも徒歩10分かからずに辿り着けるので、天気が良ければ散歩がてら駅前商店街をぶらつくのもいい。
京急沿線は東京湾が近く、嘗ての漁師町が多いので、古くからの商店や家々の町並みが未だ多く残っている。
商店街@いっぱちや
実際行ってみると競馬開催中は辻々に警備員が配備されているので道に迷うこともない。
ガード下風景@いっぱちや駅近くには競馬場帰り客を当て込むかのように、もつ焼きの居酒屋が幾つも点在している。場外でもモツ食うのかい!?って思われるかもしれないが、こういう場所こそ安い穴場があるものだ。
当て所なくネオン輝く飲み屋・スナック街を歩くと、なんとも渋い格子戸の赤ちょうちんが目に飛び込んでくる。結構歴史ある渋そうなお店だが、値段は大丈夫だろうか。

外観@いっぱちやいっぱちや【食べログ】
★★★★☆ 4.8
所在地:東京都品川区東大井2-23-1

ソソられるままに入店すると、全体が茶色く煤け、歳月を感じさせる彩りが出迎えてくれる。おおっ、この空間は一瞬で心わしづかみにされる。
フロア担当だろうか、野球のユニフォームのような制服(?)を来た眼鏡っ娘に1人と告げ、席に着く。
カウンター8席程にテーブル数席程度の小さな店内では地元常連で盛り上がっているが、余所者の一人客も温かく出迎え、カウンターの隅でそっとしておいてくれる。
店内@いっぱちや
兎に角ここは安いのが特徴。個別に価格表示されてるもの以外は全て180円。それでイッパチ屋か。煮込みは愚か、生ビールも180円で何杯でも飲めるのだ。ジョッキ自体は小さめながら、居酒屋の中ジョッキ適度の量なら、2杯360円で優に超えられる。

さっそく酎ハイと煮こみ(当然2つで360円)で乾杯。
チューハイと煮こみ@いっぱちや
酎ハイは安からって焼酎が薄いことはなく、サッパリスッキリでいてしっかりと満足感もある。それにしてもジョッキの背番号18がどうもカープっぽいデザインだが、従業員ネェチャンのユニといい、ご主人は広島出身なのだろうか。
煮こみUP@いっぱちや
煮こみはトロミのある汁でしっかりとした味付け。小さくともツマミには丁度いい。こういうのがいいね。

モツ串焼きは2本からだが180円だから1本90円。
たん@いっぱちや
これはタン。90円とはいえ小さくなく結構大振りなモツを時間をかけて丁寧に焼いてくれる。基本は塩のようで、少々塩分過多な気もするが、これはこれで頂いた酎ハイが進む進む。
なんこつ@いっぱちや
ナンコツもクセがなく、よく焼けているのでコリコリと食べ進められる。
かしら@いっぱちや
好物のカシラも肉肉しさがシッカリとあってもう大満足!

煮込み+モツ串計6本+酎ハイ2杯でセンベロ(千円でベロベロ)には80円オーバーしてしまったが、大体それぐらいで滞在時間30分弱、サクっと飲んで帰ることができた。
先に書いたが終始常連客で大方が埋まる感じで、やや余所者には肩身の狭い空気感がなくはないが、特別なにか言われるでもされるでもなく居させてくれるので、立ち飲み感覚でサッと飲んで上げるには申し分ない。
こういう店が駅前にあるのは、京急の各駅停車の駅っぽくてやっぱりイイわ。というわけで、大満足でウマシ!!ごちそうさまでした〜

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