ブログネタ
中華料理 Part3 に参加中!
僭越ながら、来週火曜11/17のマツコの知らない世界に出演しやす。
マツコの知らない板橋チャーハンの世界
訳あって本名での出演すが、にしてもスゴイタイトルでしょ? 全国放送で板橋とはまた狭いところをとお思いだろう。板橋に関しては先輩ブロガーが一杯いるところ、僭越ながら僭越すぎて申し訳ない限りだが、番組的にこういうアプローチは初めてみたいだし、今回出演いただいたお店のラインナップも奇跡としかいいようがない顔ぶれ。さらに通常のグルメ番組ではあり得ない料理の取り上げ方というか切り口になっている。自分のことはどーでもいいので、どうかグルメ番組の常識を覆す歴史的瞬間に立ち会って頂きたい。マジ永久保存版です。
どの店が出るのか、当日まで推測して楽しんで頂きたいが(絶対当たらなよ^^)、自分からは詳しい店の話は放送後ということで、今回は最近HITだった中華屋メニューの話をしときやす。

ある日の昼下がり、町中華気分で予てよりの宿題だった某来集軒に向かうも長期休暇中。この一週間後に再開という自らの間の悪さを呪いつつ、近くにもう1つずっとの宿題があったと、昭和通に出ると、如何にも昭和からの町中華という佇まいがメチャオーラを放っていた。
入口@民華
おおっ、ここまでグッと来るのは久々。
外観@民華
民華【食べログ】
★★★★☆ 4.7
所在地:東京都台東区台東3-41-5

昼ピークを過ぎているにも関わらず、店内は次から次へと客がやってきては帰っていく。テーブル席が左右4卓ずつくらいか、標準的な町中華の雰囲気で、メニューも壁にズラリと並ぶが、外観や店内の感じに反して、結構メディア露出しているようで雑誌の切り抜き等アチコチに貼られている。
価格もやや高めで、安けりゃいいってもんじゃねぇんだ!ちゃんと作ってんだ!的なプライドのようなものを感じる。
店内@民華
何にしようかメニューを眺めていると、どうもレバやき定食が名物の様子。
メニュー@民華
確かに貼られた切り抜きを見ても、ジモンや小野員裕氏もレバ焼きを奨めている。幸い同行者がいたので、もう一つ気になるメニューを頼んでシェアするとしよう。
フロア担当の女将さんは兎に角元気で、厨房にいるオヤジサンは黙々と調理に勤しむ職人タイプっぽい。女将さんの常連との会話を聞いていると、その調子が町のタダの中華屋というより、どことなく商売人を感じさせるものがある。メディア露出もチョットなるほどと思わせる。
とはいえスポーツ新聞読んだりして町中華らしくボケーっと待っているとやってきた。

レバやき定食¥930!
レバやき定食@民華
おおっ、イイ感じに照りのついた大ぶりのレバーが食欲をソソるビジュアル。食べてみると、焼いた香ばしさがまずグワッと来て、その後レバの中のホワンとした柔らかさとトロみが来る。
レバやきUP@民華
ナルホド、テクを感じる焼き加減。
味薄めも出来ると壁に書かれていたが、味付けはしっかりしているものの、甘すぎず辛すぎず適度な濃さでクドくなく丁度いい。
野菜もシャキシャキで特に火の入ったタマネギの甘みが最高の塩梅。ご飯もしっとり甘みがあってイイ感じに炊きあがっているのだが、そこまでいうほど名物なメニューなのかチト気になる。いや、十分美味しいんだけど、ハードル上げ過ぎちゃうと店的にも不利なような。というのも、レバ苦手な人って絶対数居るじゃないすか。そこを感動させるというのとはチョット違うアプローチ。レバ好きな人は純粋に美味しく食べられる感じで、苦手な人にはクセが気になるんじゃないかと。

とはいえ十分すぎるレバやきの印象が薄れるほどの出来だったのが、ドライカレー¥800!
ドライカレー@民華
まず見た目が黒くていいよね。これだけで十分食欲そそられるが、これが食べてびっくりした。なんとこれまで食べたことないほどのシットリ感。カレーチャーハンではなくドライカレーとなると大抵は米が固めで、ある種水分とんでる位がドライカレーがドライたる所以みたいな雰囲気さえ感じるが、このドライカレーはしっかり米の水分を残しつつ、適度な油とスパイシーさが主張して、ビターなコクが舌に残り、爽やかな辛みがフと鼻を抜ける。玉子もフワフワで、肉はハムの熱いようなやつだったかな(ベーコン?)詳細は忘れたが各種具材も米を邪魔せず脇役なりの主張をしている。

そんな比較できるほどドライカレーをアチコチで食ってるわけではないが、拙い経験値の中では、しっかり日本の米らしい味わいを食わせるしっとりドライカレーなんて初めて。ドライという割にドライじゃないという批判なんて跳ね除けそうな、有無を言わせぬ味。
こうなるとチキンライスはモチロン、チャーハンが気になるところ。今度絶対チャーハン食いにくるぞ!
というわけで、参りました。ウマシウマシ!! ごちそうさまでした。

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