お待っとさんでした((c)キンケロ)、ようやっとブログUPしやす!!
といっても新ネタではなく、3〜4年前の蔵出しで申し訳ないが、毎度のことながら近況報告を兼ねてのことなので、ご容赦願いたい。
12年11月。訪問した日は本場開催ではなく大井のナイター場外発売だった。それでも南浦和駅から送迎バスでやってきたのには訳がある。
場外の日はなんとコースの中に入れるのだ。
一般に開放され、真ん中の芝生では近所の人が犬を散歩させているという、なんとも地方競馬らしいノホホンとした空気に包まれている。
■浦和競馬【公式サイト】 ★★★★☆ 4.5
以前は開催日も開放しており、ダート内も歩けたという。流石に今は立入禁止で、中の芝生へは板切れを渡してその上を歩くのだが、予想以上に広々としたコースの中で、芝を踏みしめながらプラプラと歩くのはとても気持ちがいい。これだけのためにここに来てもいいくらいだ。
(板の上からのコースの眺め)
(コース内はこんな感じに芝生になってる)
(コース脇ギリも歩け、スタンドも眺められる)
一周したところで、スタンドに戻る。
旧スタンドは古く、昭和からのギャンブル場の雰囲気が残っている。本場開催じゃないからか、コース脇が駐車場になっちゃってるのも、なんとも地方らしい。
もぬけの殻の払戻所も蛍光灯の寂しい明かりが尚良し。
さて飯だが、ここも川口オートに劣らず売店や屋台が充実していることで有名。入口からスタンドにかけてL字にずっと屋台が連なっている。
軒先にベンチも有するので売店形式と思いきや、それぞれに定食、揚げ物、焼き物、飲み屋とキャラクタが異なるイートインも備えている。これだけで5軒以上一気に食べ比べられるのだが、スタンドのほぼ各階に軽食を揃えた売店+レストランっぽい蕎麦屋、さらに独立した投票所棟にも立ちそばチックな売店と行くところ全てで飯が食える勢い。
こうなると何処から手をつけて良いのやら嬉しい悲鳴を上げてしまうが、まずは名物のジャンボチキンカツ¥250と行きたい。んが、そのL字屋台群は場外の場合、全てオープンしておらず、歯抜け的に休みをとっているのだ。肝心のチキンカツ屋台は本開催以外営業しないとのこと。気になっていたマグロカツも休みだ。
となればレバフライは…おっ、やってる!
レバフライとポテトフライ各¥100を注文。
レバフライは単に焼き鳥のレバーを揚げたものだが、独特の臭みは消え去ってはいないものの、ハードに揚った衣に包まれホワンとした食感でパクパク食べられてしまう。
ポテトフライも身のシッカリしたジャガイモでいたずらに甘すぎず、適度なジャガらしい苦味があって、しっかり衣と一緒に噛み締めると口中に旨みが広がる。どちらも卒ない出来ながら安い価格で嬉しくなる。
さて他に何を食おうかと逡巡していたら、豚汁300円の文字が目に入ってきた。
大井はトゥインクルといった日が暮れてからのレースが多い。肌寒く感じられてきたので、これで温まるとしよう。と、出てきたソレを見てビックリした。
で、デカイ! 吉野家の牛丼の特盛の丼よりデカイかもしれない。具沢山でこれで300円とは恐れ入る。味は確かに味噌もコクもやや薄めで豚肉は端切れみたいのが散見出来る程度ながら、大根も人参も食っても減らない程で、これだけでもう満腹になってしまった。どんだけコスパ高いんだと。
で、一緒に買ったのは隠れた名物の天ぷらおにぎり¥150!
てっきり天むすのようなものを想像していたが、単に白飯のおにぎりとかき揚げを同じトレーに乗せただけ。如何にも余り物から生まれたようなメニューだが、これが侮れない。気さくなオバチャンが「温めようか?」なんて行ってくれて、店の奥のレンジで軽くチンしてくれる。なので揚げは正直シナッちゃっているのだが、家で残り物のかき揚げをチンすると妙にウマイことないだろうか。それが出てきてる感じで、醤油を垂らして食べるとなんともホッとしてしまう。そして肝はおにぎりが白飯だということ。海苔も塩もないことで、この醤油をかけたかき揚げと実によくマッチする。おにぎりというより、箸で解しながらかき揚げの切れ端と一緒に頬張る感じ。醤油の染みたご飯と揚げ油のコンビは最強である。
こうなれば、米にはさらに揚げ物だろうと、勢い余って唐揚げ串¥100も追加!
ゴロンとゲンコツ大の唐揚げが2個、豪快に串刺しになってる。
至ってフツーの唐揚げながら、このおにぎりには相性バッチシ。
この屋台群以外にも発券場等が入るビルがあって、その中にも売店が随所に設けられている。ざっと一周したがとても食べきれないので、今度こそ本場開催日に来て、チキンカツと一緒に、埼玉川越のコエドビール辺りとツマミを多種、味わってみたい。
平和島や江戸川のモツ煮込み、多摩川の牛炊といった飛び抜けた名物があるわけではないが、恐るべき軽食の充実度と、ローカル色もあるツマミ食いが満喫できる。地方競技場の魅力がタップリつまった、いい意味でギャンブルイーター泣かせの施設だった。わけあって頻繁に来れないエリアだが、折を見て二度三度と攻めてみたい。
いやもう満腹満足!! メッチャウマし!!! ごっそうさんでした〜
←クリック戴けると狂喜します
といっても新ネタではなく、3〜4年前の蔵出しで申し訳ないが、毎度のことながら近況報告を兼ねてのことなので、ご容赦願いたい。
酒場人 vol.2 (OAK MOOK-592) [ムック]というわけで、在庫切れとなっている拙ミニコミ『ギャンブルイーター』から、最近地方競馬として見事な無事回復を果たしてニュースになった浦和競馬をば。
昨年末創刊した酒場雑誌『酒場人』が無事vol.2を発行した。
今回もお陰様で原稿を書かせてもらうことが出来て、公営ギャンブル場飲みの連載第2回が掲載されている。今回は先日その歴史に幕を下ろした、オートレース発祥の地、船橋オート【朝日新聞デジタル】。〆切の都合で最終開催のレポとは行かなかったが、逆に普段の船橋オートの顔が覗けた気がした。
既に書店並んでいると思うが、コンビニをメインに配本されているようなので、ご所望の向きはある内にGETして頂きたい。
Amazonでも買えるので、そちらもどうぞ(↑画像・リンクをクリック!)。南阿佐ヶ谷に移転した弊店内でも自由に閲覧できます【移転詳細】。
12年11月。訪問した日は本場開催ではなく大井のナイター場外発売だった。それでも南浦和駅から送迎バスでやってきたのには訳がある。
場外の日はなんとコースの中に入れるのだ。
一般に開放され、真ん中の芝生では近所の人が犬を散歩させているという、なんとも地方競馬らしいノホホンとした空気に包まれている。
■浦和競馬【公式サイト】 ★★★★☆ 4.5
以前は開催日も開放しており、ダート内も歩けたという。流石に今は立入禁止で、中の芝生へは板切れを渡してその上を歩くのだが、予想以上に広々としたコースの中で、芝を踏みしめながらプラプラと歩くのはとても気持ちがいい。これだけのためにここに来てもいいくらいだ。
(板の上からのコースの眺め)
(コース内はこんな感じに芝生になってる)
(コース脇ギリも歩け、スタンドも眺められる)
一周したところで、スタンドに戻る。
旧スタンドは古く、昭和からのギャンブル場の雰囲気が残っている。本場開催じゃないからか、コース脇が駐車場になっちゃってるのも、なんとも地方らしい。
もぬけの殻の払戻所も蛍光灯の寂しい明かりが尚良し。
さて飯だが、ここも川口オートに劣らず売店や屋台が充実していることで有名。入口からスタンドにかけてL字にずっと屋台が連なっている。
軒先にベンチも有するので売店形式と思いきや、それぞれに定食、揚げ物、焼き物、飲み屋とキャラクタが異なるイートインも備えている。これだけで5軒以上一気に食べ比べられるのだが、スタンドのほぼ各階に軽食を揃えた売店+レストランっぽい蕎麦屋、さらに独立した投票所棟にも立ちそばチックな売店と行くところ全てで飯が食える勢い。
こうなると何処から手をつけて良いのやら嬉しい悲鳴を上げてしまうが、まずは名物のジャンボチキンカツ¥250と行きたい。んが、そのL字屋台群は場外の場合、全てオープンしておらず、歯抜け的に休みをとっているのだ。肝心のチキンカツ屋台は本開催以外営業しないとのこと。気になっていたマグロカツも休みだ。
となればレバフライは…おっ、やってる!
レバフライとポテトフライ各¥100を注文。
レバフライは単に焼き鳥のレバーを揚げたものだが、独特の臭みは消え去ってはいないものの、ハードに揚った衣に包まれホワンとした食感でパクパク食べられてしまう。
ポテトフライも身のシッカリしたジャガイモでいたずらに甘すぎず、適度なジャガらしい苦味があって、しっかり衣と一緒に噛み締めると口中に旨みが広がる。どちらも卒ない出来ながら安い価格で嬉しくなる。
さて他に何を食おうかと逡巡していたら、豚汁300円の文字が目に入ってきた。
大井はトゥインクルといった日が暮れてからのレースが多い。肌寒く感じられてきたので、これで温まるとしよう。と、出てきたソレを見てビックリした。
で、デカイ! 吉野家の牛丼の特盛の丼よりデカイかもしれない。具沢山でこれで300円とは恐れ入る。味は確かに味噌もコクもやや薄めで豚肉は端切れみたいのが散見出来る程度ながら、大根も人参も食っても減らない程で、これだけでもう満腹になってしまった。どんだけコスパ高いんだと。
で、一緒に買ったのは隠れた名物の天ぷらおにぎり¥150!
てっきり天むすのようなものを想像していたが、単に白飯のおにぎりとかき揚げを同じトレーに乗せただけ。如何にも余り物から生まれたようなメニューだが、これが侮れない。気さくなオバチャンが「温めようか?」なんて行ってくれて、店の奥のレンジで軽くチンしてくれる。なので揚げは正直シナッちゃっているのだが、家で残り物のかき揚げをチンすると妙にウマイことないだろうか。それが出てきてる感じで、醤油を垂らして食べるとなんともホッとしてしまう。そして肝はおにぎりが白飯だということ。海苔も塩もないことで、この醤油をかけたかき揚げと実によくマッチする。おにぎりというより、箸で解しながらかき揚げの切れ端と一緒に頬張る感じ。醤油の染みたご飯と揚げ油のコンビは最強である。
こうなれば、米にはさらに揚げ物だろうと、勢い余って唐揚げ串¥100も追加!
ゴロンとゲンコツ大の唐揚げが2個、豪快に串刺しになってる。
至ってフツーの唐揚げながら、このおにぎりには相性バッチシ。
この屋台群以外にも発券場等が入るビルがあって、その中にも売店が随所に設けられている。ざっと一周したがとても食べきれないので、今度こそ本場開催日に来て、チキンカツと一緒に、埼玉川越のコエドビール辺りとツマミを多種、味わってみたい。
平和島や江戸川のモツ煮込み、多摩川の牛炊といった飛び抜けた名物があるわけではないが、恐るべき軽食の充実度と、ローカル色もあるツマミ食いが満喫できる。地方競技場の魅力がタップリつまった、いい意味でギャンブルイーター泣かせの施設だった。わけあって頻繁に来れないエリアだが、折を見て二度三度と攻めてみたい。
いやもう満腹満足!! メッチャウマし!!! ごっそうさんでした〜
←クリック戴けると狂喜します
コメント