前に少し触れた件。ツイッター等では既に告知しているのだが、私自らが営業するお一人専門珈琲店が南阿佐ヶ谷に「結構人ミルクホール阿佐ヶ谷住宅」として再開することが出来た(まだまだ準備中ながら【公式ブログ】)。
移転前、3月末の駆け込み需要から、物件探し、移転に関する手続き等に追われ、ようやっと開店に漕ぎ着けたわけだが、その間、時間も何もない状態でメシだけ兎に角食わねば!となれば、ワンコイン家系のせい家にお世話になるしかないでしょ。
日付を跨いだ深夜、やってる店も少ない中で、しっかり炊き出したスープに生姜がチャージ出来るとあって、せい家には何度も助けられた。

過去記事:15.09月せい家@十条@上板橋15.04月せい家@赤羽15.04月せい家@高島平14.01月せい家@十条&上板橋12.12月せい家@大山

それがまた阿佐ヶ谷でも世話になれるというのは何とも頼みになる。これは、自分の環境の変化、阿佐ヶ谷移転に際してまず取り上げなければバチが当たるってなもん。

場所はJR阿佐ヶ谷駅からパールセンターという屋根付き商店街に入ってスグのところ。

外観ストビューせい家 阿佐ヶ谷店【食べログ】
★★★★☆ 4.7
所在地:東京都杉並区阿佐谷南2-16-4
【公式サイト】
(外観撮り忘れたので、ストリートビューから。こんなアングルのがあんのねぇ…)

昼間は買い物客でごった返す商店街も夜ともなれば静かなものだが、このせい家他一部店舗は遅いメシにありつこうとするヤングを中心に賑わっている。

店内は手前に大きなテーブル席があり、複数人はそこで相席にさせ、一人客は奥のカウンターへという構造。基本一人客が多いので、カウンター満席になると手前のテーブルの空いたところに埋まることになる。一度、ギャル3人と向かい合って、なんとも言えん空気の中食したこともあるが、これもまた一興。
店員は若そうなニイチャンが多く、基本2人体制なのかな。あんま愛想のいい感じではないが、こういう店ではこれでいい。深夜にワンコインで食えてんだ、オマエラ有り難く思え、程度でいいのだ。

まずは太麺¥500をノーコールで行きますか。
太麺
見た目には特別濃くもなく油も多すぎず標準的なせい家のラーメンに見えるが、スープをまず掬ってみると、これが結構白濁して透明度がない感じ。もしやと期待しつつ半信半疑でズズっと行くと、うーん、ナイス豚骨! 以前の十条や上板のような、髄出まくりのザラザラ豚骨ことザラ豚ではないが、しっかり乳化した粘性の高いスープで、グイグイ飲ませてくれる。
麺はデフォでやや硬めの、若干平べったい太麺。パッツンとした形状で、モッチリというよりモキモキ食べる感じ。そんなスープに馴染まないが、悪くないっす。
具もいつものせい家で、チャーシューも薄めながらややスモーキーな風合いで、悪くない。
せい家のラーメン一杯は決して多いという量ではないが、スープが濃いかで一杯の満足度が変わる。そんな濃くないところでは半ライス等つけないと満足できないが、ここんちのは一杯でもう十分。

試しに2度めは油少なめで行ってみた。
太麺油少なめ
見た目、コッチの方が脂多く見えるし、スープの濃度も味も濃そうだけど、食べた印象は前回と一緒。
やっぱスープがしっかりしてて、油少なめでスープがより味わえるかと。タレはデフォでそんな濃くないので、薄めじゃなくて丁度いいかな。

極端にハイパー化はしてないが、標準値以上の濃いめ豚骨で、こりゃいい場所にいい店を確保できた。
近辺にはざっと目につくだけでも遅くまでやってるラーメン屋が散見できるので、せい家をベースに、一通り回ってみたい。それと、時間がある時は、駅から離れた町中華とか間に合いそうなところが幾つかあるので、追々ローカルな部分も攻めたい。
というわけで、うん、こりゃ有り難いせい家。ウマシ!! ごちそうさんでした。

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