中野北口のメインストリートと言っていいだろうか、ブロードウェイへと至る参道ともいうべき屋根付き商店街サンモール。ここから東側(新宿方面)へ一本路地を入ると、狭い路地に小さな居酒屋なんかがゴチャゴチャと詰め込まれたように入ってて、独特の空間を形成しているが、青葉筆頭にラーメン屋も多いエリアで、10年以上、中野に用があっては主にラーメン食いに彷徨いにくる場所となっている。
そういえば直近では藤丸【過去記事】がドHITだったが、今回やってきた店はツイッターに上がっていた写真が白くて、さらに味が甘いと聞いて、モロにツボっぽかったんで選んでみた。
場所は青葉より少し中野駅よりに行ったところ。


バラそば屋【食べログ】
★★★☆ 3.2
所在地:東京都中野区中野5-59-14
如何にもこの辺の最近めのラーメン屋って佇まい。木調で落ち着いてそうでいて、そんなお高そうでもなく、女性でも入れそうな感じというか。
券売機が外にあるので、そこで買ってから入る。ボタンが一杯あるが基本のメニューは上の方にデカいボタンになっているので、あまり迷わず済む。
接客用の店員が入口付近にスタンバっていて、入ってきそうな客には声をかけて入店を促している。
促されるまま入ると、中も茶色いカウンターが真っすぐ伸びる、やはりこざっぱりした木調の設えで、客席と厨房の仕切りが白いタイル張りになっていたりと、全体に清潔感を感じさせる。

それでもどこかラーメン屋らしい雑多感も残してて、その辺の塩梅は自分のようなオッサンでも居れる要因になっているのだろうが、如何せんその気易さの一端が、うるさめの店員の声というのがチト残念でならない。
まぁそんなこったいいんですわ。関東のラーメンには余り見受けられない、どこかスナッキーな甘さ、量も食事としては少し物足りないような感じという、西日本的なラーメンが食べられるとあれば。
というわけで、ニイチャン店員が作ったのがやってきやしたよ、バラそば¥780!

おおっ、見た目はかなりイイっすよ!

底が浅そうな丼に並々と注がれた、やや茶濁した白いスープ。中央に薄切りの豚バラチャーシューがチョコなんと乗って、周りに青ネギが散らしてある。
テンションMAXでまずスープをズズッと行かせてもらいましょ。

・・・ん?・・・ムム? んがぐぐ。期待値が高すぎたのがマズかったのか、これじゃなかと!と思わず九州ラーメンでもないのに博多弁が飛び出しそうになるのをグッと堪える。甘い。スープは確かに甘い。でも西日本の数地域で何度か食べて感じられた、タレだけの要因ではなさそうな、ダシのコクと合わさって生まれたような軽くも不自然さのない甘さとは違くて、言葉悪いがベターっとした、タレか何かにあからさまに甘く感じられるようなものを加えたような、直接的な甘さなのだ。
スープはマイルド、柔らかめの太めの丸っこい麺もスープ吸って良い加減で、青ネギとも合う。
もう一つウリのバラ肉、これがどうも臭みがある。行ったのが昼ピークを過ぎても夜営業までは時間のあるハンパな時間だったのが災いしたか。こういう淡い色のスープに薄くスライスしたバラ肉というスタイルは大阪でも見かけるタイプで、合うのは分かってるが、切り置きなのか、切った断面が空気に触れたまま時間が経ってるのか、チャーシューの切った端独特の匂いがしている気がしてならない。まぁこればっかは食べ手に知り得ようもないし、違う要因かもしれないのでなんとも言えないが。
東京でなかなか食べらず、しかも好みのタイプとあって、確実にハードルを上げすぎたのが敗因。つまり自分の所為で、この味でやってるお店には何の否もない。これはこれで一杯としてまとまってる味だと思うし、好きな人も一杯いると思う。なので、先入観なく一度試されるのもいいかもしれない。
まぁ自分にとっては、たまの昨今のラーメン屋らしい店でまたも己のミスで失敗したってところなので、いつかそう遠くない内に最近めのラーメン店でHITを引きたい。
つーわけで、おいしかったッス。ごちそうさまでした。
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そういえば直近では藤丸【過去記事】がドHITだったが、今回やってきた店はツイッターに上がっていた写真が白くて、さらに味が甘いと聞いて、モロにツボっぽかったんで選んでみた。
場所は青葉より少し中野駅よりに行ったところ。


バラそば屋【食べログ】
★★★☆ 3.2
所在地:東京都中野区中野5-59-14
如何にもこの辺の最近めのラーメン屋って佇まい。木調で落ち着いてそうでいて、そんなお高そうでもなく、女性でも入れそうな感じというか。
券売機が外にあるので、そこで買ってから入る。ボタンが一杯あるが基本のメニューは上の方にデカいボタンになっているので、あまり迷わず済む。
接客用の店員が入口付近にスタンバっていて、入ってきそうな客には声をかけて入店を促している。
促されるまま入ると、中も茶色いカウンターが真っすぐ伸びる、やはりこざっぱりした木調の設えで、客席と厨房の仕切りが白いタイル張りになっていたりと、全体に清潔感を感じさせる。

それでもどこかラーメン屋らしい雑多感も残してて、その辺の塩梅は自分のようなオッサンでも居れる要因になっているのだろうが、如何せんその気易さの一端が、うるさめの店員の声というのがチト残念でならない。
まぁそんなこったいいんですわ。関東のラーメンには余り見受けられない、どこかスナッキーな甘さ、量も食事としては少し物足りないような感じという、西日本的なラーメンが食べられるとあれば。
というわけで、ニイチャン店員が作ったのがやってきやしたよ、バラそば¥780!

おおっ、見た目はかなりイイっすよ!

底が浅そうな丼に並々と注がれた、やや茶濁した白いスープ。中央に薄切りの豚バラチャーシューがチョコなんと乗って、周りに青ネギが散らしてある。
テンションMAXでまずスープをズズッと行かせてもらいましょ。

・・・ん?・・・ムム? んがぐぐ。期待値が高すぎたのがマズかったのか、これじゃなかと!と思わず九州ラーメンでもないのに博多弁が飛び出しそうになるのをグッと堪える。甘い。スープは確かに甘い。でも西日本の数地域で何度か食べて感じられた、タレだけの要因ではなさそうな、ダシのコクと合わさって生まれたような軽くも不自然さのない甘さとは違くて、言葉悪いがベターっとした、タレか何かにあからさまに甘く感じられるようなものを加えたような、直接的な甘さなのだ。
スープはマイルド、柔らかめの太めの丸っこい麺もスープ吸って良い加減で、青ネギとも合う。
もう一つウリのバラ肉、これがどうも臭みがある。行ったのが昼ピークを過ぎても夜営業までは時間のあるハンパな時間だったのが災いしたか。こういう淡い色のスープに薄くスライスしたバラ肉というスタイルは大阪でも見かけるタイプで、合うのは分かってるが、切り置きなのか、切った断面が空気に触れたまま時間が経ってるのか、チャーシューの切った端独特の匂いがしている気がしてならない。まぁこればっかは食べ手に知り得ようもないし、違う要因かもしれないのでなんとも言えないが。
東京でなかなか食べらず、しかも好みのタイプとあって、確実にハードルを上げすぎたのが敗因。つまり自分の所為で、この味でやってるお店には何の否もない。これはこれで一杯としてまとまってる味だと思うし、好きな人も一杯いると思う。なので、先入観なく一度試されるのもいいかもしれない。
まぁ自分にとっては、たまの昨今のラーメン屋らしい店でまたも己のミスで失敗したってところなので、いつかそう遠くない内に最近めのラーメン店でHITを引きたい。
つーわけで、おいしかったッス。ごちそうさまでした。

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