今回は麺UPデーでもラーメンではなく、溜まってた立ちそばレポから、パトレイバーロケ地巡って食べ歩きのパトめし!vol.2【詳細】で触れたショッパーな黒つゆ立ちそばをば。秋葉原駅近く、神田川の畔から一本路地を入ったところに、如何にも立ち食いそば然とした、スタンド蕎麦なんて暖簾が待ち構えている。

岩本町スタンドそば 秋葉原店【食べログ】
★★★★★ 5.0
所在地:東京都千代田区岩本町3-10-8
この店はイマヒトツ正式名称が判然としない店で、秋葉原スタンドそばとされているが、味自慢としても通っている。要はアキバの立ちそばやってことでイイじゃん!ってことなんだろう。イチイチ屋号とか気にしない、たかがそばじゃねーか!とでも言わんばかりなところも何ともソソられる。
間口は狭く鰻の寝床で、奥に広い席はあるが基本、手前の厨房対面のカウンターで、ネタケースに頭をぶつけそうになりながら蕎麦を啜るのが醍醐味だろう。

ここには名物の天種がある。おきあみ天そば¥390!

オキアミ・・・釣りの餌にもなるので見たことある人も多いと思うが、桜海老のような小エビのような形ながらエビではないらしい。天ぷらにすると異様にサクサク過ぎる食感となる。噛むとプチっとジューシーな油がスパークする。
これまた稀少となった真っ黒な辛汁が天ぷらによく染みるんだ。汁は黒くても濃すぎたりショッパ過ぎず、意外とさらっとしてて微かに甘みもあって、ホントこの辺は秀逸な辛汁が残っている。
ここに崩れた天ぷらの衣とオキアミの油が溶け、ボソッとした立ちそばらしい白いゆで麺とグチャグチャに混ぜて犬食いすると、絵も言われぬ快楽に満たされる。
この店といえばオキアミ天というくらい名物になった天種だが、食べに行ってスグ提供されなくなった。
この当時、日本の調査捕鯨が休止状態となってしまったため、捕鯨の副産物であるオキアミが入ってこないのだ。鯨が餌としているから、鯨が捕れなければそこに生息するオキアミも捕れないということらしい。
如何に安く提供するかが勝負の立ちそば、特に小規模個人店にあって、小さなオキアミが大きな役割を果たしていたのは想像に難くない。多くの立ちそばでオキアミ天が消えた中、暫くしてコチラでは見事に復活。今でも提供されてるらしいのだ。未だその姿を目にできるのは何とも有り難いこと。その後、再訪できてないのが悔やまれるが、その内またオキアミを頂きに行くとしよう。
というわけで、やっぱ辛汁ウマいわ〜 ごちそうさまです!!
←クリック戴けると狂喜します
コメント
コメント一覧 (2)
奥のカウンターが一段高くなっているトコか良かった。
「昭和の立ちそばだな...こんな場所で客くるのかな...」なんて思いながらそばを啜っていると、意外に近所のサラリーマン客がドンドン入店してきて驚いた記憶があります。
絶滅危惧種に近い昭和立ちそばですよね。真っ黒の辛汁ですし。
チョイ飲みも出来るんですよ。
この辺、御徒町から浅草橋、馬喰町あたりはまだこの手の店が残ってますね。
今後も隙見てUPしていきやす。