というわけで、ザ・閉店で触れてブログにUPしてなかったバーツーキをば!ザ・閉店Kindle版、早速DL下さった方、ありがとうございます!!
訂正版も公開されました〜
TV番組AbemaPrimeやメシ通【北半球で一番使えないラーメンガイドブック『ザ・閉店』が超絶おもしろい】でも取り上げられた、拙ミニコミ同人誌15年冬号『ザ・閉店』、書籍版は既に手持ち在庫・委託先含め完売していますが、Kindleにて電子書籍版がリリースされました。
ザ・閉店 [デウスエクスマキな食堂15年冬号]
¥300+税ですが、30日間Unlimitedで無料でDLできます。
西新井でドロ系豚骨魚介の中ではかなり先発として行列店となった、アリオ向かいにあった椿。
初期は結構年配のオッチャン店員が頑張って厨房にメインに立って、かなり濃厚なスープをキープしていたが、いつの間にか見かけなくなり、上野に油そばの専門店を出したり、池袋に支店を出したりしていたが、気づけば全て閉店していた。
同じドロ系の店が席巻し、ニーズがなくなってしまっとしても、いい頃の椿の味は他とはチョット一線を画するものだった。あれは食べられないのか…そう思って何年も経ったある日、往時に椿の名を関する店が出来たという情報が入った。スグにでも行きたかったが、気づけば知ってから来るまで1年もかかってしまった。
王子駅から赤羽方向に北上、区役所前の道へ向かう坂道(福楽【過去記事】のある坂!)を登りきった所、横断歩道の先に確かに椿の名が!

中華そば 椿【食べログ】
★★★★☆ 4.8
所在地:東京都北区王子本町2-23-9
過去記事:06.10月つけめん|07.08月油そば|08.01月中華そば

中に入ると木調のカウンターが奥へ伸びる、ラーメン屋然とした内観。13時過ぎでほぼ満席状態。お客さんがかなりついている様子。
入口脇の券売機で購入し、店員に渡す。席について厨房をみるも、例のオッチャンではなかった。さて、これが吉と出るか。
やってきました、つけめん¥850!

おおっ、泡だった見るからに濃厚そうなつけ汁に、プリプリの中太麺がギッシリ入った丼。その上に角煮スタイルの煮豚が乗る姿は正しく椿!

まず麺だけ頂くと、タピオカを練り込んだツヤツヤでプリプリ具合は西新井時代となんら変わらないように思う。デフォで250gくらいだったかな。実際以上に量を感じる質の麺で、以前は少なめで頼んだりしてたが、この日はガッツリ食いたかったのでノーコール。結果丁度いい量だったが、隣の女性客は同行の男性に食べてもらう程で、やはり少し多い様子。

つけ汁は少し見た目に茶っぽさが後退して見えたが、飲んでみるとドロ〜んとした舌触りは変わりなく、見た目よりは意外と飲みやすい感じも変わらない。
麺側にあったチャーシューを少しそのまま齧った後はつけ汁にドボンして温めてから一気にガブリ。表面のこんがり感と中の脂身のジューシーさはいつ食べても満足感満点。

スープ割りは卓上のポットから。これは確か魚介のスープだったかな。

香り良く、全体に多少スッキリするが、こうしてベースのスープをじっくり見てみてると出汁殻が混ざってて、色々なものからダシを取ってる様子が窺える。

これなら流石に満足できるわけだ。
適度に満腹になって、店を後にした。
オッチャンはいなかったものの、イイ時期の定番の椿味と同等のものに個人的には感じた。ちょっと贅沢に、元気つけたい時は格好かと。
いやはや満足! やっぱ好きな味だわ〜 ウマかった!ごちそうさま!!

コメント
コメント一覧 (3)
池袋の椿は結局未食のままだったんですよ。
そうそう、つけ汁の減りがハンパないですよね(^_^;)
みの麺多、ホントよかったですよねぇ。
最初はなんてことないつけ麺と思ってたんですけど、そのなんでもなさ加減が丁度良くて、結構いきました。そんな前でもないのに、懐かしいです。