東京メトロ銀座駅の改札のほぼ真向かい、壁に隠れて、さらに少し窪んだ場所にあるので気づきづらいが、数寄屋橋交差点から新橋方面へ伸びる外堀通り直下に地下2層に及ぶ巨大駐車場の入口が口を開けている。
駅を出てスグ暗い空間に車が行き来しているので初めて見た時はビックリしたが、これはもしや嘗ての川跡を利用した空間なんじゃないかとピンと閃いた。しかし調べてみたら、川跡ではなかったが、知らないと気づきづらい巨大地下空間があることに間違いない。
で、この西銀座駐車場入口脇に、待合室というベタすぎて店名と気づかないような喫茶店がある。
待合室【食べログ】
★★★★ 4.5
東京都中央区銀座7-3-16
近くには待合室2という2号店まであるが、イマドキ喫煙OKで銀座のど真ん中でコーヒー400円で釣りが来るという時代錯誤甚だしい店なのだ。駐車場見ながら一服するには最高でしょ。
店内はほぼテーブル席で、一応禁煙席が1〜2あってそこについたが、衝立があるわけでも何でもないので、何の意味もない。
客はオッサンやヤサグレた感じの細長いメンソールタバコ吸ってそうな女性が出ては入っていき、常に3〜4割の席が埋まってる状態。外はしょっちゅう車が行き来しているし、メニューはクリームソーダとかトーストとかベタな純喫茶メニューだし、本当に現代の銀座か疑いたくなる。
そんな中で気になったハチミツトースト¥430にアイスを+50円でトッピングしてみた。ハニートーストといえばカラオケのパセラで一斤まるごとに切り目を入れた上にアイスに蜂蜜をかけたのが溶けてパンに染みていくので認知度が上がった感があるが、ここのはどうだろう。
アイスコーヒー¥380を飲みながら(黙ってても先に出してくれた!)、やってきた。
うわっ、たぶんここんちでフツーに出してるトースト、恐らく4枚切りくらいの厚めのパンの上に、アイスが乗っている。
蜂蜜は別に来て、温かくなってるからと店のオバチャンが告げて去っていった。この、つっけんどんじゃないけど、しつこくない昭和からの喫茶店らしい接客がいいね。
温かいので、アイスの上から回しがけるとアイスが溶けていくのかと思いきや、ドーム状の形を保ったまま、アイスはびくともしない。アイスだけ食べてみるとベタな、恐らく業務用のバニラアイスながら、甘すぎずサラっとしててイイ感じ。なんでもない感じが嬉しい。なんでこういうのってこういう喫茶店で出てくるんだろう。コジャレたカフェとかだとこういうのはないんだよなぁ。妙に美味しいんだけど。
で、気づくとアイスの下のパンが、格子状に切れ込み入ってるというのもあって、異様に陥没していた。パンがペチャンコになると味気ないかと思って慌ててアイスヘラでパン全体に均してみた。あまりキレイに行かなかったが、思いの外サッパリしたはちみつがクドくなく、サラっとしたアイスとトーストの組み合わせがナカナカのもの。贅沢言えば、もうちょっとトーストが強めに焼きが入ってったらパンの甘みもそうだし、アイスも溶けていい塩梅になったかもしれない。
ともあれ、意外な場所でそのロケーションを楽しみながら、意外なメニューが楽しめて、とてもウキウキする休息になった。昭和の時代は有楽町周辺のビルには地下の飲食街が今の比じゃないほど、それこそ新橋より沢山あって地下迷宮状態だったが、そういうところには必ずこうした喫茶店があった。銀座にはこういう喫茶店が似合う。やはり地下に忘れ去れれたように蓋されてたんだね。
つーわけで、これぞの穴場に満足! ごちそうさま〜
←クリック戴けると狂喜します
駅を出てスグ暗い空間に車が行き来しているので初めて見た時はビックリしたが、これはもしや嘗ての川跡を利用した空間なんじゃないかとピンと閃いた。しかし調べてみたら、川跡ではなかったが、知らないと気づきづらい巨大地下空間があることに間違いない。
で、この西銀座駐車場入口脇に、待合室というベタすぎて店名と気づかないような喫茶店がある。
待合室【食べログ】
★★★★ 4.5
東京都中央区銀座7-3-16
近くには待合室2という2号店まであるが、イマドキ喫煙OKで銀座のど真ん中でコーヒー400円で釣りが来るという時代錯誤甚だしい店なのだ。駐車場見ながら一服するには最高でしょ。
店内はほぼテーブル席で、一応禁煙席が1〜2あってそこについたが、衝立があるわけでも何でもないので、何の意味もない。
客はオッサンやヤサグレた感じの細長いメンソールタバコ吸ってそうな女性が出ては入っていき、常に3〜4割の席が埋まってる状態。外はしょっちゅう車が行き来しているし、メニューはクリームソーダとかトーストとかベタな純喫茶メニューだし、本当に現代の銀座か疑いたくなる。
そんな中で気になったハチミツトースト¥430にアイスを+50円でトッピングしてみた。ハニートーストといえばカラオケのパセラで一斤まるごとに切り目を入れた上にアイスに蜂蜜をかけたのが溶けてパンに染みていくので認知度が上がった感があるが、ここのはどうだろう。
アイスコーヒー¥380を飲みながら(黙ってても先に出してくれた!)、やってきた。
うわっ、たぶんここんちでフツーに出してるトースト、恐らく4枚切りくらいの厚めのパンの上に、アイスが乗っている。
蜂蜜は別に来て、温かくなってるからと店のオバチャンが告げて去っていった。この、つっけんどんじゃないけど、しつこくない昭和からの喫茶店らしい接客がいいね。
温かいので、アイスの上から回しがけるとアイスが溶けていくのかと思いきや、ドーム状の形を保ったまま、アイスはびくともしない。アイスだけ食べてみるとベタな、恐らく業務用のバニラアイスながら、甘すぎずサラっとしててイイ感じ。なんでもない感じが嬉しい。なんでこういうのってこういう喫茶店で出てくるんだろう。コジャレたカフェとかだとこういうのはないんだよなぁ。妙に美味しいんだけど。
で、気づくとアイスの下のパンが、格子状に切れ込み入ってるというのもあって、異様に陥没していた。パンがペチャンコになると味気ないかと思って慌ててアイスヘラでパン全体に均してみた。あまりキレイに行かなかったが、思いの外サッパリしたはちみつがクドくなく、サラっとしたアイスとトーストの組み合わせがナカナカのもの。贅沢言えば、もうちょっとトーストが強めに焼きが入ってったらパンの甘みもそうだし、アイスも溶けていい塩梅になったかもしれない。
ともあれ、意外な場所でそのロケーションを楽しみながら、意外なメニューが楽しめて、とてもウキウキする休息になった。昭和の時代は有楽町周辺のビルには地下の飲食街が今の比じゃないほど、それこそ新橋より沢山あって地下迷宮状態だったが、そういうところには必ずこうした喫茶店があった。銀座にはこういう喫茶店が似合う。やはり地下に忘れ去れれたように蓋されてたんだね。
つーわけで、これぞの穴場に満足! ごちそうさま〜
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コメント
コメント一覧 (2)
どもです!
そうですね、地下駐の店というと帝里加 (デリカ)が真っ先に思い出しますよね。この辺近場ですし。
他にも意外とあるようなので、どっか行けたらUPします。