夏コミ無事終了、ありがとうございました!!
C92設営完了600px
C92カラー自前のクラウドファンディングに30名様にご協力頂き、無事新刊『ラーメンショップ路線バスの旅』が発行でき、コミケ当日は持ち込み分全て完売することができました。感謝してもしきれません。
クラウド…の返礼品、通販分は8/19(土)から順次発送していきます。
新たに新刊を通販募集しています【新刊通販ページ】今月一杯の〆切です。
『パトめし!×∞』は完全受注生産で、一部委託先と次の冬コミ受かれば多少持ち込みますが、その後の再販予定はありませんので、この機会に是非どうぞ。
ラーショの方は8月中か9月上旬までに全ての委託先に順次納品していきます。状況はSNSにて告知していきます。
というわけで、夏コミ終わった後に寄ったところのレポでもしときますか。久々にスパ銭ネタ!

今年の8月は雨の日ばかりで、コミケ3日目も雨こそ降られなかったが、温度は高くなく快適に終えることが出来た。
とはいえ蒸すには蒸したし、疲れも取ってサッパリして帰りたい。となれば、風呂だ!サウナだ!
で、いつも悩むのが、お盆に有明から行けて、ある程度ノンビリ出来る適当な施設の選別。以前銭湯に行ったら、フロントで荷物預かってもらえなかったことがあった。本は殆ど売り切ったとはいえ、キャリーカートやらがある。スパ銭ならまず預かってもらえるが、どこもアクセスが悪すぎる。大井町のおふろの王様が使い勝手いいが、所用で豊洲を経由するので、めちゃ遠くなる。舞浜のユーラシアは少し高価格帯のスパでお盆でも空いてそうだが、送迎バス待って乗って行って帰って飯食ってると家に着くのかなり遅くなってしまう。
どーすべぇと考えてると、あ、葛西のスパ銭は非温泉なのでこれまで回避して来たが、大回りとはいえメトロでいけるし、場所や施設的には完璧。調べると土日は激混みのようだが、お盆はどこも混むので、いいや、行くだけ行くべと、有楽町線ー日比谷線ー東西線と乗り換えて、超久々の葛西に到着!

駅前は雑居ビルが林立する少し大きな駅前という風情で、見慣れた店の看板が踊っている。が、少し歩くと整備された緑道が続き、車通り沿いには家電やファミレスなどのロードサイド店が見えて来る郊外の風景となる。
湯処葛西前の通り
そこに和風のザスーパー銭湯といった佇まいの湯処葛西がある。
湯処葛西外観
湯処葛西【公式HP】
所在地:東京都江戸川区東葛西9-3-5
時間:10:00〜02:00(最終入館01時)
定休日:第3火曜
採点:★★★★☆ 4.5
参照サイト:@nifty温泉

駅から徒歩正味15分か。少し離れているからか、マイカー客が殆ど。にしても混むと聞いていたが、前の道路通る車の半分は入って来るんじゃないかって勢い。チャリ軍団ほか、地元ニイちゃんがプラプラ徒歩で入って行くのも見られる。都区内では然程メジャーなスパ銭ではないが、完全地域密着で流行っとるな。スパ銭内に床屋があるのは結構見かけるが、外の駐車場脇にプレハブ小屋みたいにデカいのがあるのは初めて見た。

下足ロッカーはコインリターン式。入って券売機で発券して、脱衣場に続く廊下の手前のフロントで渡す。この時、荷物預けたい旨を伝えると、快く承ってくれた。古めのスパ銭だと古参のクセのある従業員がやる気なくやってるところもあるので心配だったが杞憂だった。
脱衣場のロッカーもコインリターン式。ダブルでリターン式はイタイ。幸い100円玉の持ち合わせが多くて助かったが(そりゃコミケ帰りですから^ ^)、あと100円足りなくて崩すと、帰りに戻った200円足して小銭11枚になっちゃうんだよね。財布パンパンやっちゅーねん。
そんなにロッカー数多くなさそうなので空きがあるか心配したが、意外と空きがすぐ見つかった。浴室に入ると、確かに子連れは多いが、カランも空いてるところ、しかも仕切りがあるタイプも使えたし、調子抜けしてしまった。浴室内も手配れているようで、ヒビとか黒ずみは見た限りでは見受けられないし、下手なスパ銭というかよくあるボロ駅前サウナなんかより全然清潔。室内はジェット系が揃い、電気風呂もあるよくあるタイプだが、露天に出たら広くてビックリした。
広めの岩風呂が2つとヒノキの人工温泉、それに寝湯と寝転び板間が揃ってる。熱湯の変わり湯は42℃、ヒノキが40℃で岩のヌル湯が38℃。これは分かってる! 大抵42℃と40℃あればいい方で、40℃でも冬は熱くしちゃうところとかあるから、最初はちょっと熱めに入るけど、後はかなりヌルい湯でマッタリとかって使い分けが出来るところがホント少ないの。しかもどの湯も肌の当たりが柔らかくて、38℃のなんかずっと入ってられる。向かいで浸かってたニイちゃんも言ってたくらいだからね。ただの白湯だと思うけど、温度の設定でこうも快適になるとは。
サウナはミストとドライの2種。ミストは狭めだが、かなりミスティで、飲んでミスティオって感じ(どんなだよ)。これほどまでのはスパディオくらいかな。パッと思い当たるのは。ドライはかなり広くて、タワーのひな壇タイプで高低差がある。かなりの人だが、それでも入れる程のキャパ。ただイタズラに熱いだけじゃなくて、適度に湿気もあるので、位置によってヒーターの前だったりしてもそんな苦じゃない。一気に熱くなるよりジワジワ来るので、最初平気だと思っても、5?6分で相当キツくなる。これはかなり好みのサウナ。
再び露天へ。チェアーに腰掛けクールダウン。暫くして寝湯が空いたので横になってみる。この寝湯も施設によっては曲者も多くて、折角ノンビリ横になりたいのに湯が異様に熱かったり、枕のステンレスが異様にデカかったりして、嫌がらせか?と思うところも少なくないが、ここは湯がとてもヌルく、寝ること必至。だから全然空かないの。まぁ仕方ないね。みんなゆっくりしたくて来てんだから。
サウナとヌル湯を何往復かして出ることに。フロントで荷物を受け取り、食事処を通って退館(ここはちょっとしたソファーくらいで休憩室はなく、後は食事処を利用するしかないのだが、アチコチくねくね遠回りさせられる施設よりシンプルでいいわ)。

混んでてゆっくりできなかったらどうしようかと思ったが、混雑もそれほどでもなく、人がいても温度が快適だとこんなに居られるもんかと、新たな発見もあった。これは改めて平日に来てみるしかあるまい。
というわけで、いやはや、いいお湯でした〜

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