10/28(土)おもしろ同人バザール@神保町【公式サイト】交通情報でお馴染み板橋本町交差点から17号中山道を北上してスグのところにある、イナリ通り商店街。
ありがとうございました。事後報告したいのだが、色々立て込んでるので、それは後日。そういえばブログ未UPだったのを思い出した町の洋食やをば。

短い小さな商店街ながら惣菜の充実した肉屋、しっかりした惣菜パンが揃うパン屋、はたまた駄菓子屋ゲーム博物館などかなりの充実ぶりなのだが、沢山のメニューサンプルが踊るショーケースが目を引く洋定食屋もイマドキ珍しく現役バリバリで営業している。

フライ系の洋食の定番からパスタ、中華そば、炒め物まで、洋・中の男の子好きしそうなサンプルがこれでもかと並んでいる。しかも麺類は箸持ち上げ状態でFIX! 前を通るだに、いつか来よういつか来ようと思い続け、ついに暖簾をくぐる日が来た。

銀月【食べログ】
★★★★☆ 4.3
東京都板橋区宮本町65-1
店内はほぼテーブル席で結構な数あり、席間もそう窮屈な感じでもなく、背もたれの高い椅子でゆったりと寛げそうだ。
天井からはオレンジの昭和レトロなランプシェードが仄明るい暖かな灯りが否が応にもテンションを上げてくれる。しかし飽くまで町場の食堂レストランらしく、壁にはチューハイの文字が踊り、奥のテーブルにはほろ酔いのオッサン連中が、店の知り合いのようで、大声でしゃべくり倒している。

こういう店では、自分はお邪魔者だから、店の人の意識がソッチに向いててくれると返って助かる。それでもちゃんと自分のことは見ててくれてるんだけどね。家族経営のように見えて、奥様と思しき方の目配りが行き届いている。
そんな感じで隅っこの席でマッタリスポーツ新聞を読みながら待つこと暫し、注文はこの店を知った時から決めていた、念願のアレ、オムライス¥680!

おぉ、これは期待通りのビジュアル。サンプル通り、ハード系の薄焼き卵にケチャップがセンター部分にコテ〜っとかかっている。

早速中を割ると、湯気を立てて赤橙色のチキンライスがお出迎え。食べてみると、これがドストラクのペチャペチャケチャップライス。味付けは酸っぱすぎず、しっとりとしながらホクホクのご飯と鶏肉の甘みが口中に広がる。玉ねぎのミジン切りのニガ甘さもアクセントになって、これぞ王道という、期待通りのなんてことない、でもフツーに美味しいオムライスとなっている。
あっという間に完食。ボリューム的には標準的ながら、これだけでは全然物足りない。この日はこれで店を後にしたが、なるほど、複数人でサワーでも飲みながら一品料理をつまんで、締めにカツとか麺類食べる、なんて使い方したくなるか。メニューのバラエティさからも量的にも、家族連れにもよさそう。それって、デパートのお好み食堂的な使い方ができるってことか。ホント、取り立ててどうこうというタイプの店ではないのだが、もう町場に消えつつある店でもあるので、出来る限りこの町で息づいていてほしい。
あぁ、次はミートソースかなぁ…って味似てるなぁオレ。というわけで、美味しゅうございました。ごちそうさまでした〜

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