前回、告知させてもらった自著ですが、
5/31(木)19時〜 トークイベント@書泉グランデ
裏町メシ屋表紙『東京「裏町メシ屋」探訪記』
光文社知恵の森文庫 ¥820+税【Amazon】

発行記念として開催します。

お相手頂くのは、『愛しの街場中華』『名門高校青春グルメ』の著者、鈴木隆祐さん。
本著で紹介しきれなかったお店や風景の話をさせて貰う予定です。質疑応答も時間大きく取れそうなので、御暇ございましたら是非ご参加下さい。

場所:書泉グランデ7F イベントスペース

入場無料:要参加券(書泉グランデ1Fにて配付中。書泉へ電話・メールで当日交換もOK)
詳しくは【書泉イベントページまで】
というわけで、bayfmの金つぶ【詳細記事】で拙著について触れてもらったこともあり、その帰りに寄った話をUPしておこう。

せっかく幕張まで来たんでこの辺で食べて帰りたい。しかし、幕張でずっとの宿題だった元祖大王SL【食べログ】はとっくに閉店していた。
高層ビルが並ぶような臨海部の街って行きたいタイプの店が全然ないのは重々承知。ならばと帰り道で寄れそうなところを調べてみたら、西船橋で乗り換えることが判明。
西船といえばラーメンZ【過去記事】! しかしこちらも閉店している。となれば、確かこの界隈で独自に展開しているラーショがあったはず。

西船で南口に降りる。目の前に喫茶グレース【食べログ】を発見。営業時間外だが船橋の店【過去記事】は閉店したんだよな、なんて思いながら歩みを進めると、飲食店が数軒建ち並ぶ一角に、かいざんを発見した。
外観
あぁ、隣の焼き鳥屋のほうが佇まい的に惹かれるのだけど、腹が減っていてガッツリ食いたいので泣く泣く断念。
正面
かいざん 西船橋店【食べログ】
★★★☆ 3.7
所在地:千葉県船橋市印内町599-3

かいざんは西船以外に東船橋や新小岩にもある。谷津が本店らしい。元々はニューラーメンショップを名乗っていたようだが、なるほど駅前店舗なのにロードサイド店チックなド派手さがある。
店内
入ると中待ちが数人いる! ラーショ系で待ちは昔の戸田ドモン以来かも。本当に地元人気店なんだな。
暫くすると威勢のいい店員が空いた席へ案内してくれる。
卓上
卓上にゆで卵がカゴに入って置いてあるのもソレっぽい。

そんなんを眺めていると、ラーメンネギ丼付¥850の登場!
ラーメンネギ丼付
う〜ん、まさしくラーショな見た目。まずはラーメンから。
ラーメン
脂多めにして正解。やや白濁したスープに背脂が満遍なく浮かぶ。デフォだったら余り背脂が感じられなかったことだろう。
背脂
スープをずずっといかせてもらうと、確かに豚骨を炊いたまろやかさが感じられるが、タレもそんなにキツくないこともあって、やや薄めというか物足りなさは否めない。
麺も中細というか、プリッとした至ってフツーのラーショタイプ。デフォでもやや硬めなのは、昨今のお客さんの好みに合わせてか。
ラーショ定番の短冊に切られたネギとブリブリのチャーシューはここでも健在。ネギの油はやや強めながらタレの味付けはそこまで強くなく、背脂とのコンビネーションを楽しんだ。

ネギ丼はザーサイが付いてるのがニクい。
ネギ丼
ご飯は柔らかめでコメのコンディションがイイ! 海苔が敷かれてて、ネギ丼はちょっとヒットだなぁ。

ラーメンのスープとネギ丼のご飯を交互に食べて完食。
かいざんならではの特徴は取り立てて感じられなかったが、期待しすぎたか。スープの濃さはブレる部分あるので、こればかりは初見では判断しかねる。これは本店行くしかないか。でもまぁこれだけ混めば、これくらいの濃度にしないと捌けないかな。
というわけで、ラーショなラーメンを食べたくなった時は駅前で重宝するかも。いわゆるラーショとして美味しく頂いた。ごちそうさまでした。

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