拙ミニコミ同人誌の新刊セット、無事受付終了しやしたm(_ _)mというわけで、ザ・閉店3の「ここで食え!」の中で触れながら、詳細は述べられなかった農林水産省食堂をUPしておこう。
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行政機関メシは久々に取り上げるが、これまで霞が関の合同庁舎では2軒で食べている。
まずは中央合同庁舎第5号館の厚生労働省職員食堂【過去記事】で、ガードマンに用事を告げてIDを受けて入る、少々ハードルの高いところ。そして外部からも入れる第1号館北別館にある蕎麦屋さんの日豊庵(あ、ブログでは未UPだった!)。そして今回は、その日豊庵の並びにある食堂。
最寄り駅は霞が関。自分は日比谷駅から行ったのだが、日比谷公園を抜けて霞門に出ると、目の前に真っすぐ道路が伸びている。

この並木道を少し進んだ左手にあるのが中央合同庁舎第1号館北別館。

建物の入口にガードマンがいて職質とかされそうだが、軽く会釈して入れば、何事もなくスルーできる。入ってスグの所に受付があって、目の前に前回行った日豊庵が見える。ここはホントわかり易い場所だったが、あれ? 今回目指す食堂が見当たらない!!
受付の女性職員が不思議そうにコチラをみているので、食堂の場所を尋ねると、右通路先の関係者ゲート手前を左に曲がるとスグあると優しく教えてくれた。
礼を言ってその通りに進むと、あったあった!
手しごとや咲くら農林水産省店【食べログ】 ★★★★☆ 4.5
公式サイト:農林水産省サイト内
中は正しく社員食堂然とした空間。お盆を持って好きな惣菜を取って会計。煮物や焼き魚など、一般的なおかずが並ぶが、昼ピークを過ぎているので、品数は少なめ。目当ての一つだった鯨の竜田揚げも売り切れのようす。
だがこれら以外に注文できる定食類があり、こちらはカウンターで注文。その中に、もう1つ目当ての鯨ステーキがある。
出来上がるまで少し時間がかかるとのことなので、先にレジで会計し、お茶を汲んで席で待機。

自分以外にも食事をしている人が2人くらいいた。その他にお客さんはいないからか、スマホいじったりして昼休憩時間で息抜きしてる感じ。アンニュイな午後の風景って空気が漂っている。
こちらもぼーっとしていると、出来上がったようで目の前に運ばれてきた。
イワシ鯨ステーキ膳¥1000!

サラダに味噌汁もついて、完全に定食といったフェイス。で、肝心の鯨だが、イワシ鯨という品種。クジラ目ナガスクジラ科で、ネットで調べてみるとミンククジラとかシロナガスクジラの仲間らしい。

ステーキという名前になっているが、冷製と思うくらいの温度で、ポン酢的なすっぱショッパいタレがかかっていて、刺し身に近い。食べてみると、魚というよりやっぱり肉というか、そこは哺乳類というしっかりした弾力ある食感。柔らかいがしっかり噛みしめると旨みが出てくる感じで、うん、やっぱり好きな味。嫌な臭みといったクセはほとんどなくて、新鮮な印象を受けた。
例えて言うと、魚だったらカツオかな。ちょっと血っぽいニュアンスあるでしょ? 鉄っぽいというか。レアっぽく焼かれているので、鰹のタタキ的なニュアンスもあるし。でもこれは殆ど焼いた感はないけど。動物系の肉だと馬刺しほどではないが若干トロっと感じなくもない。やっぱり牛刺が一番近いかな。
こういう味だとやっぱり下ろし生姜が合う。刻みネギやジュレ(玉ねぎだったか失念)を添えて、オンザライス!

ちょっとご飯の熱が入って、より肉感が増した鯨肉はさっぱりした味付けとともにグイグイ米を食わせてくれる。

見た目の割に鯨肉の量はあったが、付け合せのサラダ(入ってる貝みたいなパスタ、コンキリエとか言うんだっけ?)、味噌汁ともに完食。
こういうところのメニューは期間限定だったりして、食べに行くと終売しているというケースが多いのだが、川口の鯨食堂【過去記事】亡き今、クジラ料理が食べられる場所として、このままメニューを残しておいてほしい。
いやはや、久々のクジラ肉に大満足! うめぇ!! ごちそうさまでした〜

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