私プロデュース・いとこの男の娘出演のYOUTUBEエモウマい店の第18回は、川崎東口のチッタデッラ脇の横丁にある、メニューが読めない焼き鳥屋さんに行った時のレポ。
以前当ブ当ブログ未UPなので、紹介しときやす。

ハロウィンなどが開催される、チネチッタなどが入るチッタデッラはテーマパークみたいにキレイに再開発されているが、その真横には川崎らしさが色濃く残る横丁が存在している。
川崎餃子の有名店「成喜」などもあって、ネオ居酒屋っぽい店も目立つけど、そんな中で一際異彩を放つ・・・というか、なにも放ってない暗闇みたいな店が今回の舞台。

外観
とりかご【食べログ】 ★★★★★★★★★★ ×∞ この店が存在することに
所在地:神奈川県川崎市川崎区小川町3-3

僅かに店内から明かりが漏れているので、営業中の様子。
エイッ!と引戸を開けようとするが、全然開かない!
建付け悪すぎかってくらい、ガタガタと少しずつ開けると、なんとは入れた。
店内
店内は まさしく真っ茶ッ茶な世界。
老舗のお店でよく形容される言葉だけど、リアルにココまで焦げ茶色なのも珍しい。
扉を裏から見ると ガムテで補強されまくってる!?
ガムテ
なかなか開かない理由はこれだったか!

さてさて、メニューはどこかな?と店内を見渡すと。
メニューUP
この短冊らしき長方形のがメニューなのか!?
まっーーーーーーく読めない。
噂によると、心の目で読むとのこと。
心眼を開くようにじーっとメニューを見つめると、文字が浮かび上がてくる!!・・・ような気がする。
こうなりゃ当てずっぽうで、親父さんに注文することに。

で、まずチューハイのアテにヤッコの登場!
ヤッコUP
なんら捻りのない、期待通りのヤッコ。
鰹節いっぱいで嬉しいね。

そして焼き物がキタ。
焼き鳥UP
ギンナン・カシラ・ハツ・タンだったかな。
本当に頼んだ通りに届いたことに、ただただ驚く。
で、肝心のやきとん自体はというと、大ぶりで 噛むとじんわり肉の旨味が口中に染み渡るタイプ。
おそらく長いことこの場所でやってこられたのだろう。それだけの代物だということは、噛めば噛むほど分かってくる味だった。
重い引戸は伊達じゃないね。それを越えてくるだけのものが待ってる。
実は、この前に1軒寄ってて、そこもかなり良かったのだが、渋さもありつつも小綺麗な人気店で、ちょっとディープな雰囲気を味わうにはいい店だったが、コチラはガチにディープだから、その違いが味にも現れてる気がした。

その後、追加で飲んだりした後で、しそ巻と読めた気がしたものが見えたので、頼んでみた。
しそ巻
シソを肉で巻いた創作系の串焼きが出てきた。これがジューシーでかなり油がスパークするタイプで、やっぱり親父さんデキる!

この時の同行者は完全にへべれけになってしまったが、そんな僕らも優しく見送ってくれて、ホント腰の低い親切な方で救われた。
いやはや、まだまだこういう店も川崎に残ってるもんだと関心しきり。いい思い出ができやした。しみじみウマいっすね〜 ごちそうさまでした。

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