コミケ受かりました!けど・・・
ベックスコーヒーでは、この価格帯のコーヒーショップにしては珍しく、ブレンドに深煎りが選べると書いた。
で、実際どんなコーヒーが出てくるかまでは書くスペースがなかったのだが、飲んだのはだいぶ前のことで余りよく覚えていなかった。文脈上、味について触れる箇所ではなかったのでそのままにしていたが、どんなコーヒーだったか飲んでおこうと、今年に入って巣鴨店に行ってきた。
ベックスコーヒーショップ 巣鴨店【食べログ】 ★保留
所在地:東京都豊島区巣鴨1-16-1
公式サイト:BECK'S COFFEE SHOP 巣鴨店
JRの巣鴨駅から南側に出て、小さい橋を渡ったスグのところにある店舗。ベックスというと駅構内にあるイメージが強いので、駅舎から独立しているととても珍しく映る。
店内は天井が高く明るい。席はゆったり目で、椅子のソファーも大きく、席が広めのベローチェに似たタイプ。
まずカウンターで注文し、少々時間が経って珈琲が出来上がると、それをもって開いてる席を探す。意外と奥に長く、思ったよりゆっくりできそうな作り。完全に区切られた喫煙スペースがあり、その手前でノーパソいじってるリーマンの隣に腰掛ける。
深煎りコーヒーS¥250+税。
Sでも底がスボまってないマグカップに入ってて、180mlはありそう。
Mだけ太字で色も違うので、M頼めよという圧に屈しそうになるが、Sにして正解だった。
スタバもそうだが、こういうところはMの量が半端なく多いのだ。ただ反面、サンマルクカフェはそもそも量が少ないのだけど、Mをデフォにしてて、ショッピングモールなど店舗によってはSを置いてないところもある。はなまるでかけがない店舗みたいな感じ。あんま好きな商売方法ではないが、しょうがないのかなとも思う。
ともあれ深煎り。出てきた瞬間、やっちまったな!とクールポコよろしく思ってしまったが、出たよ、粉粉マッシーンの泡泡珈琲。
サンマルクもそうなんだけど、この価格帯のチェーンでコレやられるとイタイ。どうしてもエスプレッソのマシーンとは別に出してるドトールやベローチェ、マックもそうだけど、そういうのと比べてしまう。
コンビニ珈琲でもそうで、セブンのは違うけど、ローソンやファミマとかだと泡泡なんだよな。一度地雷を踏むと、コンビニコーヒー飲む時はセブンを探してしまう。
記憶が曖昧どころか全く覚えてないレベルだったが頼んだものは仕方ない。飲んでみると、これが粉粉マッシーンにしては、渋さや苦みより、酸味系の爽やかな果実香のような香味を感じる。深煎りでなかなかこの手の味を感じられることはレアだし、ましてや粉粉マッシーンで感じられるとは驚きだ。
レインフォレスト・アライアンスの認証を受けた(熱帯雨林の環境保全に取り組んでる農園の)コーヒー豆を使っているところは、スペシャルティ(最高品質豆)率が高いので、こうした味になる確率も高いが、深煎り珈琲はレインフォレスト・アライアンス認証じゃない豆なのに、こういう味がするというのが不思議だ(認証受けてないだけで同レベルの豆を入れてるということだろうか)。
でもやっぱ、食感が粉っぽいのは頂けない。せっかくの味をザラつきが邪魔をしている。
つかこれ、深煎り?
普通のブレンドと飲み比べる必要があるだろうが、深煎りと聞いてイメージされる濃さや甘みは感じない。通常のブレンドと比較して深めということかもしれないが、そうとは知らず深煎りを求めて注文する人はこれじゃ納得しないよなぁ。
ということは、もう1度行って、通常のブレンドを頼まないといけないわけだが、分かってて泡泡珈琲飲むのは嫌ぜよ。
気づいたら長々書いてしまったが、珈琲ついでに触れておきたいことがもう1つあったのだ。
正月明けてスグ辺りか、たまたまスーパーのアイス売場を通りかかった時のこと。
普段アイスなど食べないのだが、その時ふとあるカップアイスに目が止まった。その名はレディーボーデン!
レディーボーデン【公式サイト】 ★★★★★★★★★★ ウマすぎ!
レディーボーデンといえば、子供時分の超贅沢ブランド。今見るとそんな大きくないが、子供にとってはバケツくらいの大きさに映ったわけで、それを♪れでぃ〜ぼぉ〜でん♪と歌いながら、スプーンで直で掬って食べるのが夢だった。
結局、一人暮らししてもその夢を叶えることはなかったのだが(その頃にはレディーボーデンはあまり見かけなくなっていた。もう1つの贅沢アイス、ビエネッタ【公式サイト|ミドルエッジ】の一人食いはしたかもしれない)、今でもレディーボーデンはハーゲンダッツより高級で贅沢なアイスとして脳内に刻み込まれている。
▲ビエネッタのCMもヤラレタ!
この数年、レディーボーデンがスーパーなどで見かけるようになったのは知っていたが、アレがないので手を出さないでいた。アレとは、そう、コーヒー味。
昔はコーヒー味のアイスというのが結構あり、宝石箱など大人っぽく高級っぽく見える商品は大人への憧れとして、子供向けの菓子などでよく採用されるデザインだった。
コーヒー=苦いという大人味が子供の背伸びしたい欲望を満たすのか、コーヒーカップを象った容器に入ったコーヒーアイス(雪印ブレンドコーヒーというらしい【参照サイト】。この辺はアイスマン福留さんの本に載っている)。
コーヒーカップのアイスとレディーボーデンのコーヒー味は味が似ていて、ほろ苦さとミルクのコク・甘みが絡み合った味わいは今でも忘れられない。
40年近い年月を経て、それが目の前に現れたら、どう思うだろうか?
買うっきゃ騎士(ないと)でしょ!!
ハーゲンダッツみたいなミニカップで、まさしく、あの頃のバケツをそのまま小さくした感じ。わかってるじゃん!
蓋を開けると・・・あぁ、この色!
で、さっそくいただくと、乳の粘りがあったあと、若干のシャリが来て、舌の上で溶けていくと、さらなる粘りが来て、甘みとコクと香ばしさが感じられてくる。あぁ、これよ、これ。はっきりと味を覚えている。ベックスとは大違いだ。自分の記憶力が気持ち悪くさえ思えてくる。
カップに書かれたデータを見ると、昔はラクトアイスと書かれていた気がするが、中身や配合が違うのか、表記の基準が変わったのか。ともあれ乳脂肪分が13%と結構あるのに、100円ちょっとというのは嬉しい。
ちなみにハーゲンダッツは15%。ハーゲンダッツ高いのは動物性の乳脂肪分が多いからで、スーパーで生クリームを買うと、乳脂肪分が高いほど値段も高くなるのと一緒。でもレディーボーデンは13%なのにこの値段とは、さすが!
ダイエットとかいう人がハーゲンダッツを買うのを見るとどうかと思う。日頃の食事制限する前にハーゲンダッツ辞めたほうが効率いいと思うよ。味わいがリッチとか濃厚っていうのは、脂が多いからだから。ペヤングが背脂MAXって言ってるのとあんま変わんない。
話が逸れたが、また最近になって、このレディーボーデンのコーヒー味というか、ミニカップ自体を見かけなくなった気がする(公式サイトを見ると【ラインナップ】レギュラー販売されてるみたい)。なんにしてもどこぞのブランドイメージに騙されず、こういうもんをもっと置いてほしいと思うのだけどなぁ。
←クリック戴けると狂喜します
5/4(祝月)南3 メ-17a ガキ帝国@東京ビッグサイト【コミケットWEB】というわけで、近年稀に見る程に好評だったコーヒー本1で書ききれなかったネタと、コーヒーに絡んだ話に触れおきます。
詳細は→【サークルブログ】まで。
…当落発表時は、とりあえず開催する方向で動いているという話でしたが、ここに来て、延期か中止かも!?という色合いが強くなってるみたいです。そもそもビッグサイトが貸してくれるのかという問題がありそうですが、状況を見て判断がくだされるそうなので、待つしかないですね。
新刊は宣告通り、コーヒー本の2を出す予定です。コミケが開催されれば無論出すのですが、中止の場合はGWの資料性か、夏のなにかのイベントで出すかもしれませんし、冬新刊にするか未定です。
ベックスコーヒーでは、この価格帯のコーヒーショップにしては珍しく、ブレンドに深煎りが選べると書いた。
で、実際どんなコーヒーが出てくるかまでは書くスペースがなかったのだが、飲んだのはだいぶ前のことで余りよく覚えていなかった。文脈上、味について触れる箇所ではなかったのでそのままにしていたが、どんなコーヒーだったか飲んでおこうと、今年に入って巣鴨店に行ってきた。
ベックスコーヒーショップ 巣鴨店【食べログ】 ★保留
所在地:東京都豊島区巣鴨1-16-1
公式サイト:BECK'S COFFEE SHOP 巣鴨店
JRの巣鴨駅から南側に出て、小さい橋を渡ったスグのところにある店舗。ベックスというと駅構内にあるイメージが強いので、駅舎から独立しているととても珍しく映る。
店内は天井が高く明るい。席はゆったり目で、椅子のソファーも大きく、席が広めのベローチェに似たタイプ。
まずカウンターで注文し、少々時間が経って珈琲が出来上がると、それをもって開いてる席を探す。意外と奥に長く、思ったよりゆっくりできそうな作り。完全に区切られた喫煙スペースがあり、その手前でノーパソいじってるリーマンの隣に腰掛ける。
深煎りコーヒーS¥250+税。
Sでも底がスボまってないマグカップに入ってて、180mlはありそう。
Mだけ太字で色も違うので、M頼めよという圧に屈しそうになるが、Sにして正解だった。
スタバもそうだが、こういうところはMの量が半端なく多いのだ。ただ反面、サンマルクカフェはそもそも量が少ないのだけど、Mをデフォにしてて、ショッピングモールなど店舗によってはSを置いてないところもある。はなまるでかけがない店舗みたいな感じ。あんま好きな商売方法ではないが、しょうがないのかなとも思う。
ともあれ深煎り。出てきた瞬間、やっちまったな!とクールポコよろしく思ってしまったが、出たよ、粉粉マッシーンの泡泡珈琲。
サンマルクもそうなんだけど、この価格帯のチェーンでコレやられるとイタイ。どうしてもエスプレッソのマシーンとは別に出してるドトールやベローチェ、マックもそうだけど、そういうのと比べてしまう。
コンビニ珈琲でもそうで、セブンのは違うけど、ローソンやファミマとかだと泡泡なんだよな。一度地雷を踏むと、コンビニコーヒー飲む時はセブンを探してしまう。
記憶が曖昧どころか全く覚えてないレベルだったが頼んだものは仕方ない。飲んでみると、これが粉粉マッシーンにしては、渋さや苦みより、酸味系の爽やかな果実香のような香味を感じる。深煎りでなかなかこの手の味を感じられることはレアだし、ましてや粉粉マッシーンで感じられるとは驚きだ。
レインフォレスト・アライアンスの認証を受けた(熱帯雨林の環境保全に取り組んでる農園の)コーヒー豆を使っているところは、スペシャルティ(最高品質豆)率が高いので、こうした味になる確率も高いが、深煎り珈琲はレインフォレスト・アライアンス認証じゃない豆なのに、こういう味がするというのが不思議だ(認証受けてないだけで同レベルの豆を入れてるということだろうか)。
でもやっぱ、食感が粉っぽいのは頂けない。せっかくの味をザラつきが邪魔をしている。
つかこれ、深煎り?
普通のブレンドと飲み比べる必要があるだろうが、深煎りと聞いてイメージされる濃さや甘みは感じない。通常のブレンドと比較して深めということかもしれないが、そうとは知らず深煎りを求めて注文する人はこれじゃ納得しないよなぁ。
ということは、もう1度行って、通常のブレンドを頼まないといけないわけだが、分かってて泡泡珈琲飲むのは嫌ぜよ。
気づいたら長々書いてしまったが、珈琲ついでに触れておきたいことがもう1つあったのだ。
正月明けてスグ辺りか、たまたまスーパーのアイス売場を通りかかった時のこと。
普段アイスなど食べないのだが、その時ふとあるカップアイスに目が止まった。その名はレディーボーデン!
レディーボーデン【公式サイト】 ★★★★★★★★★★ ウマすぎ!
レディーボーデンといえば、子供時分の超贅沢ブランド。今見るとそんな大きくないが、子供にとってはバケツくらいの大きさに映ったわけで、それを♪れでぃ〜ぼぉ〜でん♪と歌いながら、スプーンで直で掬って食べるのが夢だった。
結局、一人暮らししてもその夢を叶えることはなかったのだが(その頃にはレディーボーデンはあまり見かけなくなっていた。もう1つの贅沢アイス、ビエネッタ【公式サイト|ミドルエッジ】の一人食いはしたかもしれない)、今でもレディーボーデンはハーゲンダッツより高級で贅沢なアイスとして脳内に刻み込まれている。
▲ビエネッタのCMもヤラレタ!
この数年、レディーボーデンがスーパーなどで見かけるようになったのは知っていたが、アレがないので手を出さないでいた。アレとは、そう、コーヒー味。
昔はコーヒー味のアイスというのが結構あり、宝石箱など大人っぽく高級っぽく見える商品は大人への憧れとして、子供向けの菓子などでよく採用されるデザインだった。
コーヒー=苦いという大人味が子供の背伸びしたい欲望を満たすのか、コーヒーカップを象った容器に入ったコーヒーアイス(雪印ブレンドコーヒーというらしい【参照サイト】。この辺はアイスマン福留さんの本に載っている)。
これが子供の頃兄弟揃って大好きで、ライオネスコーヒーキャンディーとともに、買ってもらえる菓子の最上級品だった。
コーヒーカップのアイスとレディーボーデンのコーヒー味は味が似ていて、ほろ苦さとミルクのコク・甘みが絡み合った味わいは今でも忘れられない。
40年近い年月を経て、それが目の前に現れたら、どう思うだろうか?
買うっきゃ騎士(ないと)でしょ!!
ハーゲンダッツみたいなミニカップで、まさしく、あの頃のバケツをそのまま小さくした感じ。わかってるじゃん!
蓋を開けると・・・あぁ、この色!
で、さっそくいただくと、乳の粘りがあったあと、若干のシャリが来て、舌の上で溶けていくと、さらなる粘りが来て、甘みとコクと香ばしさが感じられてくる。あぁ、これよ、これ。はっきりと味を覚えている。ベックスとは大違いだ。自分の記憶力が気持ち悪くさえ思えてくる。
カップに書かれたデータを見ると、昔はラクトアイスと書かれていた気がするが、中身や配合が違うのか、表記の基準が変わったのか。ともあれ乳脂肪分が13%と結構あるのに、100円ちょっとというのは嬉しい。
ちなみにハーゲンダッツは15%。ハーゲンダッツ高いのは動物性の乳脂肪分が多いからで、スーパーで生クリームを買うと、乳脂肪分が高いほど値段も高くなるのと一緒。でもレディーボーデンは13%なのにこの値段とは、さすが!
ダイエットとかいう人がハーゲンダッツを買うのを見るとどうかと思う。日頃の食事制限する前にハーゲンダッツ辞めたほうが効率いいと思うよ。味わいがリッチとか濃厚っていうのは、脂が多いからだから。ペヤングが背脂MAXって言ってるのとあんま変わんない。
話が逸れたが、また最近になって、このレディーボーデンのコーヒー味というか、ミニカップ自体を見かけなくなった気がする(公式サイトを見ると【ラインナップ】レギュラー販売されてるみたい)。なんにしてもどこぞのブランドイメージに騙されず、こういうもんをもっと置いてほしいと思うのだけどなぁ。
←クリック戴けると狂喜します