背脂やチャーハンの記事でないと心配されちゃうので、秘蔵の変わり種背脂ネタをば。
最近お家騒動的賑わいを見せる東池袋大勝軒一派。これまでも旧滝野川【過去記事】を筆頭に時折UPしてきたが、正直、あの麺量が年齢的にキツくなってきた。まぁ多くのつけ麺ウリの店に営業時間的に間に合わないという事情があるにせよ、麺少なめにしてまで休みの日に出向く体力がなくなってきているのかもしれない。
それと、一時は大勝軒が出来ると追っかけるほど情熱があったが、山岸さんが旧店舗の末期に排出した店の多くは、劣化大勝軒といっては失礼だが、個人的感覚としてグッと来るものがなくなってきたのも事実。そもそもの本店からしてそうだったからね。仕方ないのかなと。
そんなわけで随分自分から遠く離れた東池袋大勝軒系だが、ふとしたことから急にグッと興味が湧いてきた。
通勤途中にある板橋区役所そばの大勝軒なりたや。店の前を通ると、「背脂トッピング大好評」なる看板が出ているではないか。
大勝軒で背脂? これは試してみるしかあるまい。
とはいえこの店、出来た当初あまり芳しい噂が耳に入らず、二の足を踏んだままにしていたんだよなぁ。正直不安が強かった。
しかし、土田晃之がファンだと聞いて、俄然興味を持つようになった。彼は一時板橋に住んでて、しかもつけ麺に関しては相当食べていて、ラジオで薦める店がナカナカのラインナップなのだ。
そんなこともあって、今年の5月ころ、昼過ぎに伺ってみた。

板橋大勝軒なりたや【食べログ】
★★★★☆ 4.5
所在地:東京都板橋区板橋2-60-1
外から見ると暗くて店内の様子が分からないが、入ってみると厨房は結構広く、囲むようにカウンター席が変則L字型に伸びていた。客席はまぁそんなに広いとはいえないが、昨今のラーメン屋としてはユトリがある方か。
入口の券売機で背脂の確認をしてポチッ。少なめが明記されてるのも嬉しい。
食券を取りに来るサポ的なニイチャン店員に加え、厨房には如何にもなガタイのいい店主らしきニイチャン店員が、あの紺色シャツにタオル鉢巻で動いてる。ちょっと無骨そうな感じが昨今の大勝軒系来たなって感じを煽る。

客もガッチリめの体格が多い。やはり7〜8百円で満腹になろうと思うと選択肢はまだまだ限られるのだろう。
つーわけで、麺をザルで締める様子などを見てたらやってきた、特製もりそば大勝軒スープ麺少なめ¥750+背脂トッピング¥50!

コチラはベーシックな大勝軒スープの他、豚骨魚介系の濃厚スープも選べる。後者もメッチャ気になったが、ここは久々に大勝軒の味を楽しみたいと元味に。
つけ汁をみると、思わずニヤけてしまう。

浮いてるねぇ、背脂!
掬ってみると、やはり表面だけのようで、そのままズズっと汁だけ頂くと、おおっ、久々の東池袋大勝軒系のアノ甘さが口中に広がる。すき焼きみたいで嫌われる向きもあるが、上手くダシと甘酢ダレが合わさった時はハマるのよ。つかココ、中でもかなり甘いほうじゃない? ハッキリした甘さがある上に、ダシはそんなに強く聞いてないようだし、魚介系の香りも正直弱く、これだと甘ったるさが勝って美味しくなさそうだが、不思議と全然嫌味じゃなくグイグイつけ汁だけで飲めてしまう。
そこに背脂がこってり感を演出しているのだが、これはチョット味の印象が分離してしまう。アブラーとしては嬉しいし悪くないが、スープ自体のコクを強くするとか、元のスープの印象を変化させるといった相乗効果にはなってない気がする。でもまぁお陰で背脂乗せてもここんちの汁の塩梅がよく分かって良かったが。

麺はいつもの中太の玉子っぽい色味と食感のもの。見た目にツヤツヤでいいね。思ったよりグダグダに柔らかくなく、適度に〆っているが、ツルンとしたノド越しで、これまた単体でズバズバ食べられる。つけ汁につけて背脂と食べても印象は変わらず。やっぱ自家製麺は美味しいわ。
とここであることを思い立った。麺に背脂とチャーシューを乗っけて油そばみたいにしたらどうだろう?

ちょっとつけ汁を乗っけて食べると、これが意外と悪くない。だから特別どうだってことはないんだけど。
それにしても少なめでも麺が多い。東池袋大勝軒系の後発組は比較的麺量をちゃんと少なくしてくれる所が多い印象があるが、旧滝野川とかと一緒で減ってる?て量。なんか勝手に悪意を感じるんだよなぁ。思い過ごしかと思うが。
とはいえ満腹になりつつ完食。スープ割りも頂くことに。

これはあまり記憶に残ってないが、味は殆どそのままに普通に飲める濃さになっていた気がする。
背脂の効果は如何ばかりか・・・といったところだが、入ったところで味が壊れるわけじゃないし、ちょっと脂感が欲しい向きにはいいんじゃないだろうか。
それよりなにより、久々の甘いつけ汁・久々の自家製麺という、とにかく久々の東池袋大勝軒系がもう良くて、やっぱいいなぁと再認識させられた。定期的に食わんといかんなぁと。
でも今度ここに来る時は背脂なしで濃厚スープだ、絶対!
というわけで、うん、オイシー! ごちそうさんっした。
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最近お家騒動的賑わいを見せる東池袋大勝軒一派。これまでも旧滝野川【過去記事】を筆頭に時折UPしてきたが、正直、あの麺量が年齢的にキツくなってきた。まぁ多くのつけ麺ウリの店に営業時間的に間に合わないという事情があるにせよ、麺少なめにしてまで休みの日に出向く体力がなくなってきているのかもしれない。
それと、一時は大勝軒が出来ると追っかけるほど情熱があったが、山岸さんが旧店舗の末期に排出した店の多くは、劣化大勝軒といっては失礼だが、個人的感覚としてグッと来るものがなくなってきたのも事実。そもそもの本店からしてそうだったからね。仕方ないのかなと。
そんなわけで随分自分から遠く離れた東池袋大勝軒系だが、ふとしたことから急にグッと興味が湧いてきた。

大勝軒で背脂? これは試してみるしかあるまい。
とはいえこの店、出来た当初あまり芳しい噂が耳に入らず、二の足を踏んだままにしていたんだよなぁ。正直不安が強かった。
しかし、土田晃之がファンだと聞いて、俄然興味を持つようになった。彼は一時板橋に住んでて、しかもつけ麺に関しては相当食べていて、ラジオで薦める店がナカナカのラインナップなのだ。
そんなこともあって、今年の5月ころ、昼過ぎに伺ってみた。

板橋大勝軒なりたや【食べログ】
★★★★☆ 4.5
所在地:東京都板橋区板橋2-60-1
外から見ると暗くて店内の様子が分からないが、入ってみると厨房は結構広く、囲むようにカウンター席が変則L字型に伸びていた。客席はまぁそんなに広いとはいえないが、昨今のラーメン屋としてはユトリがある方か。
入口の券売機で背脂の確認をしてポチッ。少なめが明記されてるのも嬉しい。
食券を取りに来るサポ的なニイチャン店員に加え、厨房には如何にもなガタイのいい店主らしきニイチャン店員が、あの紺色シャツにタオル鉢巻で動いてる。ちょっと無骨そうな感じが昨今の大勝軒系来たなって感じを煽る。

客もガッチリめの体格が多い。やはり7〜8百円で満腹になろうと思うと選択肢はまだまだ限られるのだろう。
つーわけで、麺をザルで締める様子などを見てたらやってきた、特製もりそば大勝軒スープ麺少なめ¥750+背脂トッピング¥50!

コチラはベーシックな大勝軒スープの他、豚骨魚介系の濃厚スープも選べる。後者もメッチャ気になったが、ここは久々に大勝軒の味を楽しみたいと元味に。
つけ汁をみると、思わずニヤけてしまう。

浮いてるねぇ、背脂!
掬ってみると、やはり表面だけのようで、そのままズズっと汁だけ頂くと、おおっ、久々の東池袋大勝軒系のアノ甘さが口中に広がる。すき焼きみたいで嫌われる向きもあるが、上手くダシと甘酢ダレが合わさった時はハマるのよ。つかココ、中でもかなり甘いほうじゃない? ハッキリした甘さがある上に、ダシはそんなに強く聞いてないようだし、魚介系の香りも正直弱く、これだと甘ったるさが勝って美味しくなさそうだが、不思議と全然嫌味じゃなくグイグイつけ汁だけで飲めてしまう。
そこに背脂がこってり感を演出しているのだが、これはチョット味の印象が分離してしまう。アブラーとしては嬉しいし悪くないが、スープ自体のコクを強くするとか、元のスープの印象を変化させるといった相乗効果にはなってない気がする。でもまぁお陰で背脂乗せてもここんちの汁の塩梅がよく分かって良かったが。

麺はいつもの中太の玉子っぽい色味と食感のもの。見た目にツヤツヤでいいね。思ったよりグダグダに柔らかくなく、適度に〆っているが、ツルンとしたノド越しで、これまた単体でズバズバ食べられる。つけ汁につけて背脂と食べても印象は変わらず。やっぱ自家製麺は美味しいわ。
とここであることを思い立った。麺に背脂とチャーシューを乗っけて油そばみたいにしたらどうだろう?

ちょっとつけ汁を乗っけて食べると、これが意外と悪くない。だから特別どうだってことはないんだけど。
それにしても少なめでも麺が多い。東池袋大勝軒系の後発組は比較的麺量をちゃんと少なくしてくれる所が多い印象があるが、旧滝野川とかと一緒で減ってる?て量。なんか勝手に悪意を感じるんだよなぁ。思い過ごしかと思うが。
とはいえ満腹になりつつ完食。スープ割りも頂くことに。

これはあまり記憶に残ってないが、味は殆どそのままに普通に飲める濃さになっていた気がする。
背脂の効果は如何ばかりか・・・といったところだが、入ったところで味が壊れるわけじゃないし、ちょっと脂感が欲しい向きにはいいんじゃないだろうか。
それよりなにより、久々の甘いつけ汁・久々の自家製麺という、とにかく久々の東池袋大勝軒系がもう良くて、やっぱいいなぁと再認識させられた。定期的に食わんといかんなぁと。
でも今度ここに来る時は背脂なしで濃厚スープだ、絶対!
というわけで、うん、オイシー! ごちそうさんっした。
