昨年、神宮球場の外野スタンドの飯処はエライことになっていたと報告させてもらったが【[特別企画]球場メシ:青空のもと焼き鳥@神宮&エッグを喰らう@東京D】、その時にありつけず後日コメントにて情報頂いたものなどをつい昨日リベンジしてきた。
だいぶ日が長くなったもので、18じ近くで青空が広がっていたが、やはりスタジアムのこの雰囲気は格別。
しかし近年稀に見る寒さで、覚悟してジャンパーを着込んで行っても寒くてエライ事になってしまった。オマケに試合もお寒いことこの上なく、我が中日ドラゴンズは借金9にまで膨らんでしまった。ブッチギリの最下位ですわ。
今年、自分が行けそうな神宮の試合はこの日が最後で、せめて点が入って燃えよドラゴンズを熱唱したかったが、試合は水物、しゃーないってことで。いとうまい子を見習わなければ!【Y!ニュース|中日ああ最下位…いとうまい子“ダメ竜の母になります”】
せめて井端ファンファーレぐらいは立って頑張ります!
でもまぁ久々に生で試合観戦して、プロ野球ニュースのダイジェストやYahoo!のデータだけでは分からない細かなプレーが見られたので、生で見れてよかったッス(アラキさんのライトフライは犠飛で柳田のタッチアップは行けたとかね)。
不振はともあれ、くいもんでも喰って身体の中から暖かくなるしかあるめぇ。
というわけで、今回狙っていた1つは山盛りウインナー。トレーに溢れんばかりのウインナーを手に目の前を行き来する人が前から気になっていたのだ。どこで売ってるんだろうとスタンドインする前に売店をチェックしたのだが、どこにもそれらしき店はない。まさかと思い、ホーム応援側のライトスタンドへ行ってみるとスグに分かった。
ルウジャパン【食べログ】 ★★★★☆ 4.5
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町3-1
公式サイト:神宮球場グルメガイド外野ライト
※写真は公式サイトより※
メニューは通常の盛り合わせ¥500他、メガ¥700があり、どうも自分がみたのはメガの方らしく、大抵の人はこのメガを複数人でシェアしてるっぽい。流石に一人でウインナに700円はキツイ。あぁ、こういう時単身が悔やまれるなぁ。
仕方なく普通盛りに。売り場の隣には巨大なケチャップとマスタードのチューブが何本も吊り下げられており、レバーをひねってニュっと掛けられるようになっている。あまり濃い味付けをしたくなかったので、テキトーにさっとかけてスタンドへ戻る。
今回持ち込んだのは角ハイボールの缶。居酒屋でよく飲むものだが缶は初めて。
実は最近店で飲んでもどうもイマヒトツなことが多くて、本家の製品はどうなのか確かめたかったのだ。で、どうだったのかというと、イマヒトツに感じた店が悪いのではなく、マイ・ベスト酒場の一つ、金町「ゑびす」の角ハイボールのレベルが高すぎて、これを基準にしていたと分かった。
にしても、こういうキツめの炭酸にドライ感のあるアルコールにはウインナがよく合う!
よくみると数種類のウインナが存在していることに気づく。炒め自体はそんなにハードではなく、寧ろゆであげの食感に近い。なのであまり皮のパリっと感は弱く、肉汁がプシュッとスパークはしないのだが、しっとりと優しくお汁が口中に浸透する感じで、これがサワー系の炭酸とビター感に馴染むのだ。なので皮にシワの寄ったハード系のものより、通常の薄皮めで長いもの、もしくは1つしかなかったが極太の薄灰色のヤツ(白ソーセージ=ヴァイスヴルストとかいうやつなのかな?香草の感じはしかなったが)のムニュッとした食感が似合っていた。
これという特別感はないものの、やはり青空の下食べているからか、どうにも旨くて仕方がない。
お次は試合の中盤に差し掛かった頃に、前回やきとりがHITだったお店へ。
後楽【梅造イズム】 ★★★★☆ 4.5
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町3-1
公式サイト:神宮球場グルメガイド外野センター
いわしげんこつ揚げがコッソリ売ってると教えて頂いたが、よく見ると店舗上部のメニューに載っていた。まぁ知ってて落ち着いて眺めたから分かったのだろうが、店頭に並んでる様子が見えにくいので、確かにコッソリ感が高い。
恐る恐る店員に聞いてみると、サッと出してくれた。
これがゲンコツほどの大きさで、しかも球場で売ってるものとしては破格の150円!
これがかなりホクホクで、いわしのすり身独特のジャリジャリ感やエグみは皆無。でもしっかりいわしの香りがして、ハードめに揚がった表面の香ばしさとすり身のナチュラルな甘味とのコントラストがタマラナイ! いや〜これ150円はお得すぎる。隠れてるのが勿体ない。2〜3個は食べたい気持ち。
というわけで、胃袋は温まったのだが、外気の寒さには敵わず、8回裏、ミレッジのホームランで気持ちが切れギブアップ。球場を後にして前回同様ホープ軒に向かうのだった。
【前回記事:ホープ軒@千駄ヶ谷〜シャバシャバを楽しんでこそ大人!】
今日こそ脂多めを頼むと決め、完遂。目の前で社長が麺あげしててビビったが、こちらの豚骨醤油ラーメンは脂多めにして初めて本来の姿を見せるのだと知った。固形背脂と透明油のダブルパンチでこれぞ豚骨醤油といった味わいに出来上がる。
この詳細は、夏に上梓する予定の拙ミニコミ同人誌の背脂本にて。
ともあれ、極寒のGW明けに体の芯から温めてくれた脂多めとなった。球場内のメシ含め、このジャンクさとダイナミズムこそ、昭和からの娯楽と食の醍醐味といえよう。改めて参った!
←1日1回クリックしてくれたらHAPPY直前!
だいぶ日が長くなったもので、18じ近くで青空が広がっていたが、やはりスタジアムのこの雰囲気は格別。
しかし近年稀に見る寒さで、覚悟してジャンパーを着込んで行っても寒くてエライ事になってしまった。オマケに試合もお寒いことこの上なく、我が中日ドラゴンズは借金9にまで膨らんでしまった。ブッチギリの最下位ですわ。
今年、自分が行けそうな神宮の試合はこの日が最後で、せめて点が入って燃えよドラゴンズを熱唱したかったが、試合は水物、しゃーないってことで。いとうまい子を見習わなければ!【Y!ニュース|中日ああ最下位…いとうまい子“ダメ竜の母になります”】
せめて井端ファンファーレぐらいは立って頑張ります!
でもまぁ久々に生で試合観戦して、プロ野球ニュースのダイジェストやYahoo!のデータだけでは分からない細かなプレーが見られたので、生で見れてよかったッス(アラキさんのライトフライは犠飛で柳田のタッチアップは行けたとかね)。
不振はともあれ、くいもんでも喰って身体の中から暖かくなるしかあるめぇ。
というわけで、今回狙っていた1つは山盛りウインナー。トレーに溢れんばかりのウインナーを手に目の前を行き来する人が前から気になっていたのだ。どこで売ってるんだろうとスタンドインする前に売店をチェックしたのだが、どこにもそれらしき店はない。まさかと思い、ホーム応援側のライトスタンドへ行ってみるとスグに分かった。
ルウジャパン【食べログ】 ★★★★☆ 4.5
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町3-1
公式サイト:神宮球場グルメガイド外野ライト
※写真は公式サイトより※
メニューは通常の盛り合わせ¥500他、メガ¥700があり、どうも自分がみたのはメガの方らしく、大抵の人はこのメガを複数人でシェアしてるっぽい。流石に一人でウインナに700円はキツイ。あぁ、こういう時単身が悔やまれるなぁ。
仕方なく普通盛りに。売り場の隣には巨大なケチャップとマスタードのチューブが何本も吊り下げられており、レバーをひねってニュっと掛けられるようになっている。あまり濃い味付けをしたくなかったので、テキトーにさっとかけてスタンドへ戻る。
今回持ち込んだのは角ハイボールの缶。居酒屋でよく飲むものだが缶は初めて。
実は最近店で飲んでもどうもイマヒトツなことが多くて、本家の製品はどうなのか確かめたかったのだ。で、どうだったのかというと、イマヒトツに感じた店が悪いのではなく、マイ・ベスト酒場の一つ、金町「ゑびす」の角ハイボールのレベルが高すぎて、これを基準にしていたと分かった。
にしても、こういうキツめの炭酸にドライ感のあるアルコールにはウインナがよく合う!
よくみると数種類のウインナが存在していることに気づく。炒め自体はそんなにハードではなく、寧ろゆであげの食感に近い。なのであまり皮のパリっと感は弱く、肉汁がプシュッとスパークはしないのだが、しっとりと優しくお汁が口中に浸透する感じで、これがサワー系の炭酸とビター感に馴染むのだ。なので皮にシワの寄ったハード系のものより、通常の薄皮めで長いもの、もしくは1つしかなかったが極太の薄灰色のヤツ(白ソーセージ=ヴァイスヴルストとかいうやつなのかな?香草の感じはしかなったが)のムニュッとした食感が似合っていた。
これという特別感はないものの、やはり青空の下食べているからか、どうにも旨くて仕方がない。
お次は試合の中盤に差し掛かった頃に、前回やきとりがHITだったお店へ。
後楽【梅造イズム】 ★★★★☆ 4.5
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町3-1
公式サイト:神宮球場グルメガイド外野センター
いわしげんこつ揚げがコッソリ売ってると教えて頂いたが、よく見ると店舗上部のメニューに載っていた。まぁ知ってて落ち着いて眺めたから分かったのだろうが、店頭に並んでる様子が見えにくいので、確かにコッソリ感が高い。
恐る恐る店員に聞いてみると、サッと出してくれた。
これがゲンコツほどの大きさで、しかも球場で売ってるものとしては破格の150円!
これがかなりホクホクで、いわしのすり身独特のジャリジャリ感やエグみは皆無。でもしっかりいわしの香りがして、ハードめに揚がった表面の香ばしさとすり身のナチュラルな甘味とのコントラストがタマラナイ! いや〜これ150円はお得すぎる。隠れてるのが勿体ない。2〜3個は食べたい気持ち。
というわけで、胃袋は温まったのだが、外気の寒さには敵わず、8回裏、ミレッジのホームランで気持ちが切れギブアップ。球場を後にして前回同様ホープ軒に向かうのだった。
【前回記事:ホープ軒@千駄ヶ谷〜シャバシャバを楽しんでこそ大人!】
今日こそ脂多めを頼むと決め、完遂。目の前で社長が麺あげしててビビったが、こちらの豚骨醤油ラーメンは脂多めにして初めて本来の姿を見せるのだと知った。固形背脂と透明油のダブルパンチでこれぞ豚骨醤油といった味わいに出来上がる。
この詳細は、夏に上梓する予定の拙ミニコミ同人誌の背脂本にて。
ともあれ、極寒のGW明けに体の芯から温めてくれた脂多めとなった。球場内のメシ含め、このジャンクさとダイナミズムこそ、昭和からの娯楽と食の醍醐味といえよう。改めて参った!
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