今回は久々のホットケーキ話を。以前取り上げた珈琲家問題の続き。最初の珈琲家との出会いは【過去記事:初訪|再訪】もしくは12年冬限定本『多摩に行くならこんな店』で取り上げている。
さて、万惣薄っぺら問題から珈琲家問題へと発展した事の発端は、稲田堤と同店名の茅場町店【過去記事】にある。どこでどう珈琲家のホットケーキは変わったのか、どの店がどう関係しているのか、謎が謎を呼んでいた。
その茅場町の記事についたコメントに寄ると、茅場町は1軒のみで、稲田堤は所謂インスパイアで、以前の茅場町店従業員が独立して東上野に出した、ということのようだ。
というわけで自分の中では、ラストオブ珈琲家、東上野店にいったレポを始めよう。
御徒町駅に降り立ち、多慶屋の裏側の路地を進むと急に土砂降りの雨が降り出してきた。慌てて店を目指すも大体の場所は把握していても見当たらない。ふらついているとようやく発見。
珈琲家 東上野店【食べログ】
★★★ 3.0
所在地:東京都台東区東上野2-10-2
大慌てで軒下に隠れ傘を捌く。そんなわけで、あらら、外観写真を見事に撮り忘れてるよ。
ともあれ一息ついて入店すると、そこには昭和の純喫茶とも違う、ややこざっぱりしたコーヒー専門店といった風情の落ち着いた空間が広がっていた。

茶色のソファーの4人席が幾つも並び、軽く仕切られてるような感じで、かといって閉塞感もなく、ほどよい明るさも実に落ち着く。
女性店員がお冷とおしぼりを持ってきてくれる。手を吹きながら息の整ったところで卓上のメニューに目を通す。

やはり稲田堤や茅場町と扱ってるメニューや構成も酷似している。

こちらはホットケーキ2枚まで表記されており、稲田堤寄り。ドリンクはホット珈琲で豆を指定したかったが、伺ったのは夏だったのでアイスで注文。
厨房のご主人らしき男性が静かに焼き始める。予め時間かかると言われたが、百も承知なので気長に待つ。だけど先にドリンクは注文するんだった。またやってしまった!
とはいえ、思いのほかホットケーキが時間かからなかったず、しかもドリンクは同時にやってきたので救われた。

店内は涼しいとはいえここまで蒸したので、まずはアイスウィンナー¥480をチュチュ〜っと。

大きめのグラスにアイス珈琲が沢山入ってて、さらにその上にクリームが沢山乗っかってる、つーか詰まってる。いいね、この感じ。
アイス珈琲は濃いめで単純にこの時期飲むには最適な塩梅で、クリームは生クリームをその場でホイップしたものじゃないかもしれない。軽かったが、まぁ十分。
こういうのは途中から混ぜ混ぜして飲むのが好きなのだが、この瞬間って結構幸福感あるよね。
で、喉も潤ったところでホットケーキ1枚¥300!

これまでの珈琲家同様、見た目にかなりデカイが、イタズラに分厚い感じじゃなくてよさ気そう。
シロップをかけ、マーガリンと溶かして混ぜ混ぜしたのを満遍なく伸ばし、ナイフを入れてパクリ。

うん、やっぱりかなりフンワリして、表面のハードさは一番ユルいかと。中は火が均等に入って、生地自体のミチミチ感はかなり少ない。稲田堤はミチミチとしてボリューム感もありつつ、全体にフンワリ感も保っている感じだったが、これまでの中では一番東上野が大きさも小さめで厚みもなくフンワリしている。それでも一般的な店のに比べたら相当デカイし、厚いけど。
ただ、その分なのか、味の特徴がないというか、ただフンワリめに焼けている大きなホットケーキなんだよね。極めてフツーというか。
というわけで、さっくり完食。
以前茅場町のいらした先代のホットケーキ食べてないのでなんとも言えないが、その頃に東上野のマスターがいたはずだから、元々は茅場町もこれくらいフンワリしていたのかもしれない。稲田堤がインスパイアされたくらいだから、それでいて食べ応えがあったのかも。
結局真相は闇の中だが、現状では東上野は町の珈琲店らしい味わいの手焼きホットケーキという線で落ち着いてる気がした。
それでも今手焼きが残っているだけで十分貴重で有り難いこと。ともあれ、これはこれということで、ごちそうさまでした。
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さて、万惣薄っぺら問題から珈琲家問題へと発展した事の発端は、稲田堤と同店名の茅場町店【過去記事】にある。どこでどう珈琲家のホットケーキは変わったのか、どの店がどう関係しているのか、謎が謎を呼んでいた。
その茅場町の記事についたコメントに寄ると、茅場町は1軒のみで、稲田堤は所謂インスパイアで、以前の茅場町店従業員が独立して東上野に出した、ということのようだ。
というわけで自分の中では、ラストオブ珈琲家、東上野店にいったレポを始めよう。
御徒町駅に降り立ち、多慶屋の裏側の路地を進むと急に土砂降りの雨が降り出してきた。慌てて店を目指すも大体の場所は把握していても見当たらない。ふらついているとようやく発見。
珈琲家 東上野店【食べログ】
★★★ 3.0
所在地:東京都台東区東上野2-10-2
大慌てで軒下に隠れ傘を捌く。そんなわけで、あらら、外観写真を見事に撮り忘れてるよ。
ともあれ一息ついて入店すると、そこには昭和の純喫茶とも違う、ややこざっぱりしたコーヒー専門店といった風情の落ち着いた空間が広がっていた。

茶色のソファーの4人席が幾つも並び、軽く仕切られてるような感じで、かといって閉塞感もなく、ほどよい明るさも実に落ち着く。
女性店員がお冷とおしぼりを持ってきてくれる。手を吹きながら息の整ったところで卓上のメニューに目を通す。

やはり稲田堤や茅場町と扱ってるメニューや構成も酷似している。

こちらはホットケーキ2枚まで表記されており、稲田堤寄り。ドリンクはホット珈琲で豆を指定したかったが、伺ったのは夏だったのでアイスで注文。
厨房のご主人らしき男性が静かに焼き始める。予め時間かかると言われたが、百も承知なので気長に待つ。だけど先にドリンクは注文するんだった。またやってしまった!
とはいえ、思いのほかホットケーキが時間かからなかったず、しかもドリンクは同時にやってきたので救われた。

店内は涼しいとはいえここまで蒸したので、まずはアイスウィンナー¥480をチュチュ〜っと。

大きめのグラスにアイス珈琲が沢山入ってて、さらにその上にクリームが沢山乗っかってる、つーか詰まってる。いいね、この感じ。
アイス珈琲は濃いめで単純にこの時期飲むには最適な塩梅で、クリームは生クリームをその場でホイップしたものじゃないかもしれない。軽かったが、まぁ十分。
こういうのは途中から混ぜ混ぜして飲むのが好きなのだが、この瞬間って結構幸福感あるよね。
で、喉も潤ったところでホットケーキ1枚¥300!

これまでの珈琲家同様、見た目にかなりデカイが、イタズラに分厚い感じじゃなくてよさ気そう。
シロップをかけ、マーガリンと溶かして混ぜ混ぜしたのを満遍なく伸ばし、ナイフを入れてパクリ。

うん、やっぱりかなりフンワリして、表面のハードさは一番ユルいかと。中は火が均等に入って、生地自体のミチミチ感はかなり少ない。稲田堤はミチミチとしてボリューム感もありつつ、全体にフンワリ感も保っている感じだったが、これまでの中では一番東上野が大きさも小さめで厚みもなくフンワリしている。それでも一般的な店のに比べたら相当デカイし、厚いけど。
ただ、その分なのか、味の特徴がないというか、ただフンワリめに焼けている大きなホットケーキなんだよね。極めてフツーというか。
というわけで、さっくり完食。
以前茅場町のいらした先代のホットケーキ食べてないのでなんとも言えないが、その頃に東上野のマスターがいたはずだから、元々は茅場町もこれくらいフンワリしていたのかもしれない。稲田堤がインスパイアされたくらいだから、それでいて食べ応えがあったのかも。
結局真相は闇の中だが、現状では東上野は町の珈琲店らしい味わいの手焼きホットケーキという線で落ち着いてる気がした。
それでも今手焼きが残っているだけで十分貴重で有り難いこと。ともあれ、これはこれということで、ごちそうさまでした。
