カテゴリ: 定食・洋食(含弁当)

5

先日、私の大好きな番組『ドキュメント72時間』でこちらが取り上げられたので、再UPしておきます。


私プロデュース・いとこの男の娘出演のYOUTUBEエモウマい店の第11回は、郊外遠征で、福島の二本松にあるロードサイド食堂「二本松バイパスドライブイン」に行ってきやした〜
当ブログ未掲載なので、詳細レポUPしときやす。

福島駅から東北本線で郡山へ行く途中、二本松駅の隣にあるのが、杉田駅。
駅前風景
典型的な無人駅で、駅舎から出ると、菜の花の先に田んぼが広がり、奥に家々と山がそびえるという風景なのだが、丘の上で行き交う車だけが、動きがあるものとして目に入ってくる。
奥4号
この上が国道4号で、この先で東北自動車道に二本松ICから入ることが出来る。
この杉田駅・二本松駅・二本松ICに挟まれたエリアに、ドライブインが3つもあるのだ。
しかも名前がド被り。
二本松ドライブイン・二本松インタードライブイン(閉業?)・二本松バイパスドライブインと、ややこしいことこの上ない。

今回目指すは、バイパスのドライブイン。
4号上
駅から畦道を通って国道4号に上がると、おっ、バイパスドライブインの看板が見えてきた。
看板引き
パチンコ・ホテル・サウナ・ゲームってラインナップがタマランっすわ。
看板UP
欲望のテトリス状態。

そこからちょっと歩いた交差点奥に、バイパスのドライブイン発見!!
外観引き

外観
二本松バイパスドライブイン【食べログ】 ★★★★★ ×∞ ドライブイン遺産
所在地:福島県二本松市杉田駄子内48

ドライブインと書かれたフォントがサイコーっすね。
併設されたゲーセンの二階に、看板にあったサウナがあんじゃん!!
しかも24時間営業っていうんだから、ドライブインの理想型じゃないっすか。
店内
入る前からテンション上がりっぱなしだが、店内は小上がりで家族連れの子供がジイちゃんとはしゃいでるという、店内のザ・昭和ドライブインって感じにもうノックアウト。
メニュー
こちらは前金制で、手書きメニューがダーッと並ぶところで注文する。年季入ってそうな店のオバちゃんに品を告げ、お会計。
適当なテーブル席に着いて和んでいると・・・

タルハイ・ライム400円!
ライムハイ
付け合せが真っ黄色なタクアンってのが泣かせるわ〜
ライムハイは、色がドギツく、大衆酒場のソレ。スースーするんだか甘いんだか苦いんだか分からない感じがGOOD!!

タクアンをポリポリ齧りつつ、座敷のテレビを見ていると、先のオバちゃんが持ってきてくれやしたよ。

ホルモン(煮込)定食790円&いかげそ揚げ330円!!
定食
アテにゲソを頼んだんだけど、定食とセットでやってきた。
定食UP
でもお陰で一気に豪華になりやしたぜ、旦那。
ゲソ揚げ
ガリッとハードに、モロ好みな感じに揚がってるゲソは、硬さが一切なくてサクサク食える!
味付けがチョイ濃いめなのもイイね。
煮込み
煮込みは汁がドロっとした、ザラザラとした舌触りがある濃厚タイプ。
辛味も強い味噌で、一味を振ると、パンチ力が更にUP!
ホルモンは腸メインでトロットロ。つーか、ホロホロというべきか。崩れそうなほどよ〜く煮込まれている。

どっちも酒のアテに最高な味付けで、これは車で来ると後悔するかも。
がんばって歩いて来た甲斐あったわ〜
時間の都合でサウナに入れなかったんで、ここにもまた来たいが、こうなったら3つ(2つ?)の二本松ドライブイン制覇するっきゃ騎士っすわ。
というわけで、ドライブイン最高!! ウマウマシ!!! ごっそうさんっした。

(初出:2023.5/21)

←クリック戴けると狂喜します

4

告知が直前になっちゃったけど、夏コミの新刊が出来やした!!

今回は1冊じゅらくオンリー本!
【直通販】【BOOTH】(匿名配送)も受付中!

その紹介も兼ねて、YOUTUBEもじゅらくよ〜ん
私プロデュース・いとこの男の娘出演のYOUTUBEエモウマい店の第19回は、浅草聚楽!
というわけで、最近当ブログでもメシ通記事を紹介しているが、

株式会社聚楽の歴史はそちらを参照いただくとして、今回はレストランの中でも当ブログで未だ取り上げていない浅草聚楽について触れたい。

詳しくは新刊の中で触れているが、モンローそっくりさんの「じゅらくよ〜ん」は、聚楽のホテル事業のCMで、大衆洋食チェーンの元祖といえる須田町食堂を起源とする聚楽のレストラン事業は、昭和の時代は新宿や池袋など主要な繁華街には必ずといっていいほど存在していた。
飲食でも居酒屋など多業種を手掛けているのだけど、須田町食堂から連綿と続くレストランは、現在都内に、じゅらく上野駅前店・浅草聚楽・須田町食堂@秋葉原UDXの3店舗となっている。全部表記が違うのが面白い。

以前、京成上野近くの聚楽台を取り上げたが、

和洋中なんでもありのデパートのお好み食堂感があって、その毛色が一番強いのが、浅草聚楽!

場所は、雷門から新仲見世を歩いていると、ちょうどROXの手前くらい。
その間、ホント外国人だらけとなった道に、レトロな外観がお出迎えしてくれる。

外観
浅草聚楽【食べログ】 ★★★★ 4.0 味の絶妙なラインに
所在地:東京都台東区浅草1-23-9

須田町食堂時代の古い写真を見ても、ショーケースにサンプルが沢山並んでる。
ショーケース1
今もじゅらくのレストランには踏襲されていて、なんとも聚楽してるわ〜

入店するとお店のオネエサンが丁寧に席に案内してくれる。接客の感じも昔のレストランっぽさがあるやね。
店内もレトロな感じで、天井が高く設えてある。かなり広くて、混む時以外は店の半分のみ稼働させてるみたい。

席に着いて、まずはルービーでお疲れちゃん!
店内
アサヒ本社が近いだけあって、ヒエヒエのスーパードライですわ。ちなみに、クラフトビールの隅田川ブルーイングもある(これはUDXで飲んだ)。

そして、ハンバーグ&チキングリル¥1518の登場!
ハンバーグ&チキングリル
ファミレス的男の子味といったら、バーグでしょ!!
ソースは4種類から選べて、大好物の和風に。ココットのような器に入っていて、醤油ベースで酸味もあるさっぱり味。
ハンバーグカットUP
これにハンバーグをカットして浸すのだが、牛肉100%のパティからは肉肉しい感じが漂っている。ファミレスチックなフワフワハンバーグを想像していたが、時代は変わってるんやね。
チキンUP
チキンは焦げ目がつくほどしっかり焼いたところに、ザラッとしたトマトソースがかかっている。柔らかい肉で、主張しすぎないソースとの相性がいい。
馴染み深いけど意外と肉がしっかりしているけど、あくまで気軽に食べれる味という、実にニクいところをついてくる。

そして食後は、ここだったらクリームソーダ¥825でしょ!
クリームソーダメニュー
メニューには、色とりどりのクリームソーダーが並んでいる。
昨今の昭和レトロ純喫茶ブームを受けて取り揃えたのだろうか? 定番のメロンもいいが・・・
クリームソーダ
ブルー&ライチ!! ブルーハワイのような青い鮮やかな色味がタマラナイ。まぁ味は予想通りの、かき氷シロップ的な甘さの付いた炭酸水。でもライチの甘酸っぱさがかなり全面に押し出されていて、ジュースとしてもなかなか他所にない味ではないかな。
ほぼ味のしないさくらんぼも、子供の頃は妙に嬉しかったよなぁ。そんなことを思い出させてくれる一杯だ。

他にも 蕎麦がついたタレかつ丼(本で詳しく書いてる)とか和風のメニューだったり、ラーメンとなんでもあり。
席もゆったり取られているし、家族連れが安心して来れる空間になっている。こういうのが浅草ではずっと必要とされてきたんだろうなぁ。
というわけで、たまにはこういうところでまったりするのもいいなぁと再認識するのだった。それに見合う料理だしね。いやはや、美味しかったです。ごちそうさまでした〜

←クリック戴けると狂喜します

5

私プロデュース・いとこの男の娘出演のYOUTUBEエモウマい店の第13回は、千葉・西船橋の味噌ラーメンチェーン「くるまやラーメン」独自メニューの生姜焼き定食をUPしやした〜
レポは当ブログで紹介済みなので、再掲載させていただきやす。

Bayfmの「金つぶ」(昨年終了したのが惜しまれる…)という番組に何度か呼んでもらって、その度に乗換駅となる西船橋で食べて帰るのだが、最初はラーショ系のかいざん【過去記事】というローカルチェーンで、その次はかいざんの隣で気になった酒場。さらにその次に寄ったのが、くるまや。
くるまやはイメージ的に本部の縛りが強そうだが、どさん子みたいく店ごとの裁量で一品料理取り揃えたりと飲みに特化した店もあるようだ。
定食が充実しているようなので、試してみたってわけ。
道路沿い
駅南口を出て、車通りをかつてラーメンZ【過去記事】があった前を過ぎて進むと、ネオン輝く昭和な佇まいのくるまやが見えてきた!

外観正面
くるまやラーメン 西船橋店【食べログ】 ★★★★★ 5.0
所在地:千葉県船橋市山野町8-3

店内もテーブル席メインで、数多あるくるまやと一緒。
店内
メニューも味噌ラーメンのラインナップが豊富に揃うのだが、それとは別にパウチされたペラ1のメニューがあって、そこにズラッとアルコールが並ぶ。
メニュー

酎ハイが数多い中、目を引いたライムハイ350円を!
ライムハイ
安いから量も少ないかな・・・って思ったら、出てきたものはキリンのデカいグラスに並々注がれたドギツイ緑色の液体!! 分かってるねぇ、こういうのよ、期待してるのは。味も期待通り。スバラシイ。

この段階で超テンション上がるが、さらに上げようとアテにもなるような〆のオカズを。
卓上メニュー
卓上メニューを見たら、生姜焼きがあるじゃないっすか!?

生姜焼定食850円!
生姜焼き定食
出てきた時には驚きを隠せなかった。
で、で、デター!!とニューイオンコートばりに登場した生姜焼は山盛り。
千葉ってやっぱ飲みニーズ強いとは思うけど、ここまで客の期待に応える、いや想像を超えてくる必要ってあるのかしらん?
生姜焼きUP
味はモチロン濃いめでチューハイが進む進む。半分食って、飲みきったところでご飯にチェンジして定食を楽しむ。
味が濃いから、ご飯にワンバンさせても合う。卓上にあった、大好物のザラザラのラー油もちょっと掛けてみた。うん、間違いない味!
オンザライス
米がパサパサだけど、味噌ラーメンのスープがついてくるので、無問題。
味噌スープ
このスープが味噌がバッチシ濃くて、飲んだ胃に染みるんだ。

併せて1200円ですぜ旦那。チャーハンも気になるし、また来るっきゃ騎士。
というわけで、今度もまたバーチーの夜を堪能させてもらうのであった。しみじみウマシ〜、ごちそうさまでした。

(2023/01/27初投稿)

←クリック戴けると狂喜します

メシ通のインタビュー記事を久々に書かせてもらいやした。
FvkyteragAAj3P_
100年前からじゅらくは大衆食堂でチェーン展開していた!?憧れだった洋食が庶民の味になるまで【東京ローカルめし】

あの、モンローのそっくりさんのCMでお馴染み、じゅらくよ〜ん♪の聚楽は、大衆食堂チェーンの元祖ともいうべき存在と知ったので、百年の歴史を知るべく、本社の方に突撃したという次第。
以前に当ブログでも、上野にある聚楽のファミレス的店舗、聚楽台をUPしている。

聚楽台閉店後、こちらもJR高架下で長年営業を続けるレストランじゅらくが唯一上野に残る聚楽のファミレス的な店舗なので(かつては京成聚楽など数店舗あった)、メシ通記事には掲載していない写真を公開しておきたい。

聚楽台のあった場所
(聚楽台があった場所の今の風景)

上野駅の不忍口を出ると、高架下の横断歩道の先に、レストランじゅらくが待ち構えている。
外観

入口
レストランじゅらく 上野駅前店【食べログ】 ★★★★★ 5.0 ←ステーキ重
所在地:東京都台東区上野6-11-11
公式サイト:https://g095624.gorp.jp/

サンプルショーケースは聚楽台にもあり、須田町食堂の昔の写真を見てもあるので、もしかしたら食品サンプルを置くのは聚楽が元祖かも??
サンプル

店内はファミレスチックなつくり。
店内

まずはグラスビールでお疲れちゃーん!
ビアー

何度か伺っているが、その中で酎ハイやジョッキのビアーも頂いちゃったりして。
チューハイ+ビアー

メシ通記事では大人のお子様ランチを代表的なメニューとして紹介したが、個人的に衝撃だったのは、やはり・・・

カットステーキ重¥1680!
ステーキ重
甘辛いタレがご飯に染みて、メシ通では「うな重的な味わい方が楽しめる」と書いたが、うなぎのタレほど味も香りもクセがなく、ジューシーな肉の旨味をより倍加させている。
ステーキ重UP
インタビューした聚楽の御二方は、特に食材にこだわりはないとおっしゃっていたが、謙遜なのか、調理の仕方がいいのか、下手なステーキ店のランチで食べるのより、全然ウマかったよ、マジで。

正直、大人のお子様ランチは聚楽台で食べたときと同じで、いい意味でファミレス的な味だったのだけど、ステーキ重は料理のベクトルが違うというのかな、そういうメニューが混在しているのが、レストランじゅらくの魅力な気がした(ラーメンとかもあるしね)。
アメ横側
ちなみに、右側面からアメ横に入って(写真はアメ横側の入口)、少し進んだところで酒亭じゅらくという居酒屋もやっていて、ここの1度行ったことあるが、アウトドアな楽しみができる店が多いアメ横にあって、複数人でゆっくり楽しめる造りの店で、そういう用途のときには持って来いだと思う。
ちなみに、聚楽台の名物だった西郷丼は酒亭じゅらくで食べられる。
というわけで、グルメ的な御託は抜きにして、まったり楽しめるファミレス的空間は貴重! スバラシイ! 美味しゅうございました〜

←クリック戴けると狂喜します

5

私プロデュース・いとこの男の娘出演のYOUTUBEエモウマい店の第5回で、駒込・西ヶ原にある「とんかつみのや」を取り上げましたー

当ブログで何度も紹介してるが、東日本大震災の時から更新してないので、改めてUPさせて頂きやす。

相変わらずの佇まいで、染井銀座から路地に入る時にいつもワクワクドキドキが抑えられない。失礼ながら、いつ閉まっても可笑しくないと思うし、一時休業だったらとか考えてしまうのだが、行くといっつも暖簾が下がっている。

外観
みのや【食べログ】 ★★★★★★★★★★ みのやフォーエバー
所在地:東京都豊島区駒込7-16-8

激渋というにはおこがましいほど、月日を重ねた面構えに、毎度ながらシビレてしまう。この造作はもうアートの域でしょ?
そして店内もまた然り。
店内
以前は純粋にお腹を満たすために来ていたが、最近は一杯飲んで、一品ツマんでから、メインに行くことが増えた。

というわけで、ここでもやっちゃいますか。ルービーでお疲れちゃん!
瓶ビールはフルサイズ揃ってて、稀に同行者がいる時は中瓶500円や大瓶550円、一人でサクッとやっつける時は小瓶400円と使い分けている。
ルービー
アテはトンカツを単品380円で頂くことが多いのだが、ウインナー330円もタコさんみたいに反っちゃってるのがなんとも愛らしい。
カツ単品とウインナー
(写真は取り分けたところね)

他に、動画でも触れた、大ジョッキの7〜8分目くらいまでのレモンハイ450円は行きたい。
レモンハイ
それにベーコンエッグ270円あたりがシビレるめにゅーやね。
ハムエッグ

で、メインは鮭フライ定食500円っすよ。
鮭フライ
この棒状の揚がりを見ると、文字通りアガりますわ。
ピンクのサーモンがホクホクでね。こちらのガリッガリの衣とのコントラストがタマラン!!
鮭UP
トンカツ食った後に鮭フライも食うんかぃ!?と思われたかもしれないが、これが食えちゃう。心配な時は御飯の量減らしてもらうが、あんま減ってないことが多いので、もう最近はノーコールで普通量にしてる。だって結果食えちゃうから。

最強の豚汁で〆れば、みのやが完結する。
東十条のお店も好きだけど、なんだろうこの、こちら駒込店の安心感は。建物・雰囲気・お店の方・そして料理、全てが自分にとっての癒しなんだよね。
客としてわがまま言わせてもらえば、1日でも長くこの空間がこのままであり続けることを願うばかりだ。
というわけで、いつも最高最幸!! ウマイ、ウマすぎる! ごちそうさまでした。

←クリック戴けると狂喜します

↑このページのトップヘ