カテゴリ:ラーメン > スープOFF(汁なし)

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更新に間が開いてしまって申し訳ない。
余談だが、スマートフォンのテザリングというのも厄介なもので、どうしても必要な大きいファイルをダウンロードしたら通信規制を食らってしまい(まぁわかっててやったのだけれど)、今日に至るもWEBがまともに見れやしない。明日で3日規制が切れると思うのだが。。。
んで、でもお陰で拙ミニコミ同人誌の限定本の制作を全て終え、納品することが出来たので良しとしますか。その辺の告知はWEB環境が回復したらさせて頂くとして、今日はちょっとした小ネタをば。

都営三田線の白山駅というのは、巣鴨と後楽園の間くらいにあるチョットした山にあって、山を下る中腹くらいに位置している。駅から地上に出るにもまぁ山を登るようなもんで、エッチラオッチラ階段を登り切ると、目の前に見えてくるつけ麺の暖簾のお店がコチラ。

image麺や越【食べログ】
★★★★ 4.0
所在地:東京都文京区白山5-36-2【スポットノート】

つけ麺・油そば・ラーメンという順に表の看板にも中のメニューにも書かれているように、どうもつけ麺と油そばがウリの様子。外観も小ざっぱりして小体ながらも昨今のラーメン屋然としているし、ちょっと汁なし系の太麺を喰らいたいところだったので持って来いのお店と思ったわけ。
中はやや間接照明っぽいシックな空間で、区切られて少し個室感のあるテーブル席がメイン。夜の雰囲気があって、少し飲んでつまんで〆につけ麺か油そばといった利用が多そうだ。
カウンター席は窓際にあってそこに着く。店の人はいい年齢の男性が店主のようで、それにヘルプのような男性の2人体制。この辺は何処ででもみかける個人のラーメン店のソレと変わらない。
気になるのは卓上のIHヒーターで、パウチされたメニューの写真を見ると、どうもつけ麺のつけ汁を乗せるものらしい。昨今こうしたギミックを使うつけ麺屋も目につくようになったが、スープは冷めてから甘み・旨みが感じられてくるので、こうした傾向には個人的に反対なのだ。なんでも熱けりゃいいと思いやがって、珈琲でも味噌汁でも冷めたのと熱々のを同時に飲み比べてどっちが美味しく感じるか試してみるといいんだよ、ホント。
器も一緒に熱くなって持ちづらいだろうなぁと思うのだが、ともあれ油そばを頼んだからいいのだ。

油そば¥680!

おおっ、結構量多そうだな。
横から見てみると。。。

結構スルバチ状態で、丁度いい量かもしんない。

まず麺だけ頂くと、ツルンとしてネチッと歯にまとわりつくような粘りがある。太めの麺だがガチムチではなく多加水でしっかり茹でられている。しかも水気をしっかり切ったタイプではないので、嚥下が楽でいい。まぜそば系はやたら冷水で締めすぎてしかも魚粉とか粉末が多く、喉につかえてむせてしまって食べづらいことこの上ないものが多いので、汁がない分、こういうタイプの方が味わえる。噛むとしっかり甘いような麺の旨みも感じられるしね。ただ、茹で汁臭はまぁしょうがないっす。
具はネギの他キャベツも載っているのだが、これもしっかり茹でられていて野菜の甘みも感じられていい。チャーシューが大きく意外と身厚で、脂身も赤身も十分満足できる。メンマも柔らかく、変な味がついてない。あとこれは仕方ないのだろうが、デフォで半熟味玉が乗っているのは選びたいところ。ラーメンにはないのに、つけ麺や油そばには乗っていて百円くらい高くなってるパターンって結構あるけど、いらないから50円くらい安くしてくんねぇかなぁと思うのだが、まぁ手間と客単価で間とってるとか事情があるんだろう。
途中ラー油も混ぜたりしてみたが、これなら何もいらず、グイグイ食べられる。
粗方食べた所で、丼の底に汁が溜まってるのに気づいた。

飲んでみると、どうもスープが多少入っているようだ。マッタリとした舌触りで粘度があるスープみたい。ただ、麺の茹で汁も混ざっているので、そのマッタリ感が強いかもしれない。

これならラーメン、いやつけ麺のつけ汁が愉しみな感じなのだが、つけはIHだからなぁ・・・乗せないで電源切って食べても、ご主人嫌な顔しないだろうか。一度試してみようかな。
ともあれ、量も多すぎず少なくなく、ちょっと寄って食べるには思った通り最適な一杯だった。どの駅前でもこれくらいのラーメン屋が一軒はあるような時代になったよなぁと思うと実に感慨深い。これってやっぱり東京や首都圏くらいなのだろうか。
いやはや、満足。美味しかったです。ごちそうさまでした〜

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ブログネタ
◆◇◆ 辛いはウマい。担々麺 ◆◇◆ に参加中!
あ…祭りまで後一週間チョイか。そろそろイベント限定本の告知をしないといけない時期になってしまった。早いなぁ…って分けわかんない人には謎な文章になってしまったが、拙著B食町歩きミニコミ誌の初売となるイベントが近づいており、毎回イベント限定の簡単な手製本を出すのだ。
というわけで、週末にでも限定セットの予約の詳細を発表するが、とりあえず、本誌の副読本2種出すのはほぼ決定。んで、その内の一つ、ラーメン・エディションに載っける店をひとつ先に発表(ちょっと短縮版。載っける方はもうちょっと文章長いので、そのへん配慮してんのよ、オイラなりに)。

板橋区内の中山道、17号沿いに担々麺が評判のラーメン店があると聞いていてずっと気になっていた。目の前まで行くもなかなか気づかず、メニューを照らすスポットライトと店内から漏れる僅かな灯りでやっと確認することができた。って、こりゃわかんねーよ!

外観@破天荒湯麺 破天荒【食べログ】
★★★☆ 3.5
所在地:東京都板橋区板橋1-41-10【ワイワイマップ】

その手書きの筆文字っぽいメニューを見ると、アルコール類や一品料理が目立つ。あれ、夜は飲みメインかと思ったが、ここまで来て引き返えせんと入店。
店内はラーメン屋然としたつくりで、縦に長いカウンターがあり、その背後にテーブル卓が数席。全体に薄暗く所々スポットが照らす程度で、やや山小屋風のワイルドなイメージ。
店主もイカツそうだが、いらっしゃいませ〜なんて声が高くて可愛い。奥様と思しき2人体制。先客は卓に人連れリーマンとカウンターにニイチャン。皆、担担系ラーメンを啜ってるので一安心。

で、頼んだのは、汁のない担々麺¥800。
汁のない担々麺@破天荒
かなり逆三角形な真っ白のデカい丼でやってきた。ビジュアルにビビるが、底に量がないんで全然食えるだろう。で、どんな汁なしかというと、ゴワゴワしてそうな太めの縮れ麺に、花山椒と黒ごまがたくさんまぶされている。こういうのは混ぜ混ぜするのが流儀なので、エイヤッと天地返しからのマゼマゼ。
担々麺UP@破天荒
下から醤油ダレのような、ラー油の混ざった油感のある液体が出てきて、太い麺に絡みついてくる。そこに胡麻と山椒がまぶされた格好となる。
そこで初めて口に運ぶと、胡麻の香ばしさと山椒のスン!と鼻に抜ける香味とシビレ、油の満足感に、太麺のゴワッとした食感が一体となって口中でスパークする。しかし味自体のインパクトが…。シビレ系の醍醐味はその麻薬的中毒性にあるのだから、もっと山椒でシビレてもいいし、辛味ももっと欲しい。太麺とマゼマゼした感じは、スナック感覚があって、まぜそば的ジャンキーさが魅力なのだが、どうしても近くにある栄児(ろんあーる)中華料理【過去記事】の汁なし担々麺と比べざるを得ない。あの脳天を直撃するシビレ快楽に比べると、全然子供向け。

まぁ街道沿いということもあって、いわゆる今日的ラーメンに寄った一杯を出す店というポジショニングと判断すれば正解なのかもしれない。
まぁ量は少ないのでCPはあまりよろしくないが、店名に湯麺とあるように、塩ラーメンもあるようで、こちらに逆に期待したい。
栄児が本格四川料理であるなら、こちらは日式ラーメン。そう割り切ればこれはこれで全然あり。いろいろ書いちゃったけど、うん、全然オイシイっすよ!ごちそうさまでした〜

破天荒 ( 新板橋 / 担々麺 )
★★★★4.0
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ブログネタ
汁そば・油そば…スープOFF! に参加中!
サブタイトルはイソノモズクミトノスタミナと読みます。ということは、お察しのとおり、水戸のスタミナラーメンネタでありんす(わかるか!しかも元ネタはエーサザかよ【参照サイト:iso-labo.com】)。

閑話休題。
水戸にスタミナラーメンなるご当地メニューがある。スタミナとくればニンニク入りかと思ってしまうが、スタミナ系メニューはニンニクの他に、餡かけであるパターンもあると最近学習した。埼玉県南、娘々系のスタカレーとか【過去記事:大宮漫々亭】
水戸のソレは、レバと野菜の汁なし餡掛けといった風情で、餡かけに増してレバーを使っているあたりが、スタミナって感じをより助長させる。
発祥とされる寅さんラーメンでのスタミナラーメン考案者とされる長井氏は、レバーを豚モツに変えたホルモンラーメンを玄海という店で出しているそうだが【ウィキペディア】、元祖から経営を譲り受けた松五郎【食べログ】はのれん他権利が云々でいろいろあるようで、登録商標をどこが持っているとか、こちらも御多分に漏れず、ゴタゴタしている。どうもご当地メニューはこうなる傾向にあるなぁ。
で、その松五郎が日本橋馬喰町に店を出しているようで【食べログ】、ウィキペディアでは末廣黒門町のは模倣とされているが、末廣黒門町店で食べられるスタミナラーメンは、水戸にある「えるびす」【食べログ】という店で修得されたものという。

そもそも、神田駅前に神田スタミナというそのものズバリの店があったが【参照ブログ】、諸般の事情でスグに閉店。神田スタミナは二郎インスパイア系のヘーちゃんラーメン@南越谷【過去記事】から派生した、いわばセカンドブランドで、末廣がヘーちゃんグループになった関係で、末廣で供するようになったらしい。銀座にもあるあの末廣が二郎インスパと同一傘下ってのも凄い話だが。
末廣というとチョット敷居が高いというか、銀座で年配の買い物客が休憩がてらチョットラーメンでもと入るイメージがあって、特別なラーメンが出てくるとか全くない。千駄木などにもあるが、どちらかというとファミリー向けで、ラーメン他、中華屋のメニューがひと揃えあって、飲みも出来るという感じで、そうした空間で、東京という土地では完全なる変化球のご当地ラーメンが本当に出てくるのか、不安な気持ちながら物は試しにと、突入してみた(あぁ〜いつに増して前置き長かった…)。

外観@末広黒門町末廣 黒門町店【食べログ】
★★★★ 4.0
所在地:東京都文京区湯島3-39-1【ワイワイマップ】
公式サイト:末廣黒門町

場所は上野広小路の松坂屋から湯島方面へちょっと入ったところ。近くにはとんかつの井泉もあるし、黒門町の師匠といえば桂文楽、落語協会【公式】のお膝元とあって土地勘があったのだが、ということは、ソープ桃山の近くじゃ・・・あら、隣だわw
黄色い看板@末広黒門町外観は正しく自分の知っている末廣のそれだが、ヘーちゃんグループになったと思わせるのが、電柱に縛り付けられた黄色い手書き看板だ。ソープの隣で(クドイ!)完全に異彩を放っている。
末廣の看板@末広黒門町それ以外にも末廣らしいシックな品書きも出ていて、そこにもちゃんとスタミナの告知がされていた。

店内は手前にテーブル席が並び、中程から右壁に沿って途中クネッたテトリスの緑的な形のカウンターが伸びている。奥にもテーブルはある。場所柄もあるだろうが、やはり複数人で来る仕様で、この日も近所の常連だろう、オッサンとオバハンが飲むは吸うわで、店の人と話で盛り上がっている。こういう店はこういう店のニーズがあるし、自分は全然気にならないが、スタミナ目当てに知らずに行くとビックリするかもしれない。
本当に出てくるの過半信半疑で注文すると、あらら、本当に出てきやした、神田スタミナラーメン並盛汁なし¥750!
神田スタミナラーメン並汁なし@末広黒門町
並盛は開化楼の麺が150gで汁アリも選べる。
見た目は麺が隠れるほどしっかりと餡が覆いかぶさっている。人参やカボチャといった具もはっきりと見て取れる大きさ。
食べてみると、しっかりと炒められた香ばしさがハッキリと感じられ、餡がネチネチとならず、寧ろサッパリと食べられる。当ブログ常連さんはご存知かと思うが、実は自分は餡かけが苦手なのだ。特に片栗粉たっぷりでドロドロが激しいのは、気持ち悪くなって吐き気を催してしまうほど。だが、アツアツに炒まった香ばしさが強くてアッサリしたタイプはだいぶ美味しく食べられる。例えば餃子の王将のような中華丼タイプ【過去記事:どん@竹の塚】。このスタミナはまさにそれで、気持ち悪くならず、沢山の野菜と一緒にガシガシ啜れた。
スタミナUP@末広黒門町
麺は開化楼とはいえ、かなりツルンとしたタイプで、あまり餡が絡まないかと思ったが、これでボソボソのボキボキだとなかなか嚥下できず、食べるだけで顎が疲れてしまうかと。餡や具材は蓮華で食うし、ズバズバ啜れる麺でいいのかもと、食べ進むうちに思えるようになった。

汁なしタイプで150gだからあっという間に完食してしまったが、具が多いのと餡なのとで、物足りなさはない。でも、中盛¥830の200gでもよかったかなぁ。
それくらい満足度があったが、正直野菜は多いもののカットが薄く、野菜ガッシリ食ってる感は薄かった。全体のバランスもあるだろうし、調理時間の問題もあるから適切かもしれないが、なんかFCのラーメン屋の野菜炒めの具的な揃ったカットの薄さで寂しさが漂ったかなぁと。まぁこの値段じゃ文句言えない。十分っす。
それと、レバはどうしても独特の臭みがある。自分は元々苦手だったがだいぶ慣れたので美味しく食べられたが、苦手な人はシンドイかと。
それにしても、炒めの香ばしさが最後まで好印象だったが、水戸スタミナは野菜を素揚げにするのがレシピだとのこと。こちらがそうしているか知らないが、これはなるほどと思った。だとしたら、手間はかかるが、美味しくしている大事な要素だろう。

以上、訪問してからだいぶ経ってしまったのだが、ちょっと前から下の方の広告で紹介しているのでお気づきの方もいるかも知れないが、自分が営んでいる珈琲店の自家製チーズケーキをヘーちゃんラーメンの通販で売ってもらってる関係で、神田スタミナのお取り寄せをいただいたのだ。
スタミナお取り寄せ@末広黒門町
平皿しかなく、しかも麺を茹でた鍋が小さくてダマになってしまったが、末廣で食べたものと遜色なく、いや寧ろ美味しいと思えるくらいの内容に、とても満足がいった。気になった方は、へーちゃんёshopからどうぞ【スタミナ通販ページ】
気持ち的には★4.5くらいなんだけど、提灯記事っぽくなっちゃってこういうの凄く本当は嫌なんで、辛めの★4つってことで。確かにコレというインパクトはなく、見た目通りの味なんだけど、でもまぁ、フツーに美味しく食べられると思うので、よかった試しておくれやし。
つーことで、美味しゅうございました。ごちそうさまです。

末廣 黒門町 ( 上野広小路 / ラーメン全般 )
★★★★4.0
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ブログネタ
冷やし系ラーメン に参加中!
いや〜、暑いっすなぁ! という前フリのためにストックしていたネタがあったのだが、なんだ、涼しいではないかっ!
猛暑も数日復活するようだが、その後は秋の気配が感じられるらしい。だんだん涼しくなってUPしづらくなるまえに、やっておきましょう。夏限定メニュ〜〜

湯島にある天神下大喜といえば、なんかのTVで日本一のラーメン屋に輝いたこともあって、敢えて説明はいらないほど抜群の知名度を誇る人気店。流石に最近では行列もなくなったようだが、コチラは季節に合わせたメニューなど限定モノにも勤しんでおられ、今回食べた冷やしとりそばも夏の風物詩として毎年ファンが待ち焦がれる定番メニューとなっているようだ。
自分がよく来ていたのは2000年過ぎくらいだったかな。仕事帰りに千代田線で下車できるので便利だったのと塩ラーメンが抜群にうまいのとで、いつも大喜のとりそば【旧サイト記事】か、千駄木は神名備【過去記事】の神名備そば(今は亡きメニュー)で悩んでいた。今は亡き東京一週間のラーメン大賞の常連となったあたりからかな、どんどん鶏そばの鶏だしがグイグイ前に出てくるようになって、旨み満点だったんだけど、個人的にはある時期を境にダシが強すぎるというか鶏がブリブリでバランス的にあまり好みの方向ではなくなっていった。それまではラヲタが飲んで騒いで奥のテーブル占拠していると問題になったりして、ある意味平和だったんだけど、ちょうどその時期、件のTV出て一気に行列店となって、行っても食べられない店になったから、5年以上ご無沙汰してしまっていたのだ。

というわけで、すっかり外観なんかも写真とってたと思っていたら、そんな前だからカメラも所持しておらず、撮ってなかったのね。今回は料理の写真しか撮ってなくてゴメン。

らーめん天神下 大喜【食べログ】 ★★★★ 4.0
所在地:東京都文京区湯島3-47-2【ワイワイマップ】
公式HP:http://www.daiki1999.com/

木目調の重厚な薄明るい店内は以前と変わらず。ただ、カウンター席がふたり分一緒になったゴッツイのから、フツーの一人用の椅子になってた。いつの話だっつーの。

スタッフは多くて、外国の方と思しき人が目立つ。前からそうだったような。フロアの人に食券を渡してのち結構経って、その方が運んできてくれた。
冷しとりそば2010¥900!
冷しとりそば@大喜
器もガラスで涼しげですな〜 頭頂部にはキュウリと白ネギの細切りが乗っているのがすぐわかるのだが、揚げたピロピロの物体はナンダロウアヤシゲ。パリっとしてて、食感的には春巻きの皮みたい。そういう皮系のを揚げたやつだろうね。ネギやキュウリと違う食感がアクセントになって、また味もないから邪魔にならなくてイイね。
冷しとりそばUP@大喜
ベースは太めの平打ち麺にオクラとナメコのネバネバ系。スープはシャーベット状に凍らせてあって、段々に溶けてきて大喜らしい鶏ダシと魚介のスープが顔を出す。溶けてはきても凍らせてあるから、最後まで冷たいまま食すことができる。久々の味でもあんだけ食べたんだから瞬時に記憶が戻る。冷たいと甘みが感じにくくなるが出汁も感じにくくなるように思う。でもしっかり動物系のボディ感がある。でも全然嫌らしさはなくて、以前より前に出てる魚介とのバランスが素晴らしい。これよ、コレ。大喜食ってるなぁ〜って感じ。
中にはローストした鶏チャーシューも隠れていて、これが相変わらずの出来栄え。

後日、テレビの料理番組を見ていたら、オクラのジュレというのが紹介されていて、見た目がこの鶏そばソックリだった。スープを凍らせたのも、その食感も、オクラやナメコという食材といい、これにインスパイアされたんじゃないかなぁと。

久々の大喜は非常に満足だったのだが、見た目以上にボリュームがあり、ハッキリとした出汁が冷えてることもあって攻撃的にボディに効いてきて、後半飽きちゃうんだよね。店内クーラー効いてるし、ずっと氷状態のを食ってるわけだから身体冷えちゃって。あと平らに近い皿だから最後飲み干しづらいし。今年の夏は猛暑だったから、これくらい最後まで冷たいものをついつい求めてしまうから自業自得なのだが、そう考えるとつけ汁が熱いつけ麺てのは偉大だなぁと。後半ぬるくなって、身体に優しいんじゃないかと。

まぁそれはそうと、大喜ならではの味が健在であることは身に染みたし、以前良く売り切れて食べられなかった、つけそば(太麺のもりそばは何度も食べたんだ)に久々にトライしたくなった。
つーわけで、美味しゅうございました。ご馳走様でした〜

らーめん天神下大喜 ( 湯島 / 塩ラーメン )
★★★★4.0
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ブログネタ
汁そば・油そば…スープOFF! に参加中!
今や東京を代表する行列店六厘舎から派生したジャンクガレッジ。関内の二郎のまぜそばにインスパイアされたというまぜそばで汁なしラーメンの一つの潮流をつくったといっても過言ではないし、汁ありの二郎インスパイア系ラーメンも人気となっている。そんなこんなもあって、六厘舎の隣りから東大宮に移ってもずっと気になっていた。味の詳細やその辺の経緯はぎずもさんのブログ「ワンコイン的食べ歩き生活。」を参照頂きたい【ジャンクガレッジ:カテ】。で、念願叶ってまぜそばを食べてきたのだが・・・なんとも複雑な心境なのだ。このモヤモヤ感は近年のモヤモヤラーメンの中でも群を抜いている。通常のレポートの形式を外して、このモヤモヤについて言及してみたい。

ジャンガレ外観ジャンクガレッジ【食べログ】
所在地:埼玉県さいたま市見沼区東大宮4-47-4
公式HP:http://junk-garage.net/
営業時間等データ詳細はlivedoorグルメ

結構並んでまぁ30分くらいでありついたわけですわ。麺は250gくらいて書いてあったかな? 少なめで頼んだのだけど、汁なしということもあって、普通盛でも少ないですよと店のアンちゃんに言われたので従ってノーコールに。
まぜそば@ジャンガレ
まぜそばって位だから混ぜるんだけど、最初から黄身は潰さないべってことで最初はざっくりと。
まぜそばUP@ジャンガレ
汁はないけど麺は茹で立てなんでまぁホカホカ状態で啜る・・・啜る・・・あれ? 味がしない。タレがないわけじゃない気がするが、今ひとつ所在がつかめない。ここはトッピングに課長(化学調味料)があるんだが、ノーコールにした為か。確かに汁がない分、旨みが弱いというのは想像できる。でもその分、味を感じさせる要素があるはずだ。でもトッピングのチーズもどこに入ってるのかわからない。
まぁ味を決める要素がない、もしくは弱いのだから味が分からなくてもしょうがないか。でもそれ以上に気になるのが麺の硬さ。開化楼の極太麺だからってこの硬さはないだろうってくらい硬い。ボソボソという粉っぽさという前に、ガチガチという感じ。
水っ気がないのでただでさえ食べるごとに口の中の水分が奪われていくのは、椿の油そばの悪夢再来【過去記事】の上、麺が硬いので顎が痛くて完食まで地獄のようだった。

製麺所である開化楼のカラス氏はブログ「Crow's Ramen Blog White960ch」で幾度も硬い麺なんてないと述べている【該当記事】。だとしたら、これは何かの間違いだと思いたい。でなければ、オレの感覚がおかしいとしか思えない(確かに油そばはグズグズな感じの出ないと旨いと思えないからココとかココとか…)。

なんとか食事をここで済ませないといけなかったので食べきったが、なにかの間違いだったのだろうか。なにか入れ忘れてるとか。
これがここの通常の味なのか疑わざるを得ないものだった。故に評価も保留。今度機会があったらラーメンを食べて、その後再度まぜそばを食べたい。その上でキチンとレポ書きます。じゃないとこのモヤモヤは晴れないっすよ! 食べられた方、どーっすか!?

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