私プロデュース・いとこの男の娘出演のYOUTUBEエモウマい店の第6回で、餃子がピカイチの川口の町中華「来々軒」を取り上げましたー来々軒は過去に2度UPしていて、その時の内容と今回の動画はカブる部分がほとんどなので(被らないのは春巻きくらいかな)、当ブログでは最近行った、来々軒に勝るとも劣らないステキ町中華をUPしやす。
毎週、仕事の関係で阿佐ヶ谷に行っているのだが、とある方から荻窪で展示をしているという案内が届いたので、仕事終わりに立ち寄ることに。
南阿佐ケ谷駅から青梅街道を西へ、荻窪駅を目指してチャリを走らせていると、通り沿いにエンジに白抜きで屋号が書かれたステキ物件が目に飛び込んできた。

幌看板の綺麗さを見るとそんな古そうではないが、この地で長年愛されている町中華で(一回移転はしているようだが)、エラく評判が高く、前々から気になってたってワケ。

和佐家【食べログ】 ★★★★★ 5.0
所在地:東京都杉並区阿佐谷南3-10-2
店内は一応テーブル席はあるが、L字カウンターが多くを占めていて、なかなかの狭小店舗。地元客が昼めしを食いに来てる時間で、皆で譲り合って席を確保する感じ。なんだか和んでいいね。あ、店名に「和」の字が入ってるし!
カウンター壁面には、高さのないところに合わせるように細長い品書きが、巻物のようにダーッと伸びている。

スタミナ餃子とか、チャーシュー定食とか、なかなかのパワーワードに目を奪われるが、初見はこれで行くっきゃないっしょ。
半チャーハン・ラーメン830円!

厨房から、オヤジさんの軽快な鍋振りの音が途切れるとともに、目の前に差し出された。
もやしの付け合せが可愛らしい。

で、さっそくラーメンからズズッと頂くと、まず濃い醤油色が目を引くが、味的にはそこまでしょっぱくない。ほのかだがあっさりはしていない適度な旨みが、王道でありながらグイグイ食わせる魅力を持たせているのだろう。

なんかスースーするニュアンスを感じなくもないが、これは生姜効いてる?
麺はツルンとしていて、結構多加水な感じかな。ツルツルすするのにちょうどいい。
で、赤身主体のチャーシューが結構しっかりしてて、噛みごたえもあるが、しっかり煮込まれてる柔らかさもあって、町中華としては異例のガッツリ具合。こりゃチャーシュー定食があるのも納得。

そしてチャーハン。
こっちは結構アブラギッシュで、米自体はそこまで柔らかくもないが、水分はしっかり残しており、油と米の甘みでガツガツ食わせるザ・町中華のチャーハン。
これよこれ、食べててもう笑みが止まらない。
玉子がふんわりして、油とのいいバランサーになっているし、味付けは塩のみなのか、ちょっと醤油きかせてるのかわからないが、そんなもんどーでもいい、ただひたすら食うべって味。一番好きなやつ。
ラーメンのスープを最後に飲み干して完食。
聞くところに寄ると、付け合せのもやしがビールを頼む時もつまみとして付いてくるらしい。これは今度徒歩できて、ルービーと餃子でやってから、チャーシューなんかに流れるコースでいくべきっしょ。最後の〆、なにするか悩みそうだなぁ。結局南極チャーハン頼みそうだけど。
というわけで、また一つ町中華の星を見つけたのであった。
とにかくウマウマシ!! ごちそうさまでした。
