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メシ通のインタビュー記事を久々に書かせてもらいやした。
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100年前からじゅらくは大衆食堂でチェーン展開していた!?憧れだった洋食が庶民の味になるまで【東京ローカルめし】

あの、モンローのそっくりさんのCMでお馴染み、じゅらくよ〜ん♪の聚楽は、大衆食堂チェーンの元祖ともいうべき存在と知ったので、百年の歴史を知るべく、本社の方に突撃したという次第。
以前に当ブログでも、上野にある聚楽のファミレス的店舗、聚楽台をUPしている。

聚楽台閉店後、こちらもJR高架下で長年営業を続けるレストランじゅらくが唯一上野に残る聚楽のファミレス的な店舗なので(かつては京成聚楽など数店舗あった)、メシ通記事には掲載していない写真を公開しておきたい。

聚楽台のあった場所
(聚楽台があった場所の今の風景)

上野駅の不忍口を出ると、高架下の横断歩道の先に、レストランじゅらくが待ち構えている。
外観

入口
レストランじゅらく 上野駅前店【食べログ】 ★★★★★ 5.0 ←ステーキ重
所在地:東京都台東区上野6-11-11
公式サイト:https://g095624.gorp.jp/

サンプルショーケースは聚楽台にもあり、須田町食堂の昔の写真を見てもあるので、もしかしたら食品サンプルを置くのは聚楽が元祖かも??
サンプル

店内はファミレスチックなつくり。
店内

まずはグラスビールでお疲れちゃーん!
ビアー

何度か伺っているが、その中で酎ハイやジョッキのビアーも頂いちゃったりして。
チューハイ+ビアー

メシ通記事では大人のお子様ランチを代表的なメニューとして紹介したが、個人的に衝撃だったのは、やはり・・・

カットステーキ重¥1680!
ステーキ重
甘辛いタレがご飯に染みて、メシ通では「うな重的な味わい方が楽しめる」と書いたが、うなぎのタレほど味も香りもクセがなく、ジューシーな肉の旨味をより倍加させている。
ステーキ重UP
インタビューした聚楽の御二方は、特に食材にこだわりはないとおっしゃっていたが、謙遜なのか、調理の仕方がいいのか、下手なステーキ店のランチで食べるのより、全然ウマかったよ、マジで。

正直、大人のお子様ランチは聚楽台で食べたときと同じで、いい意味でファミレス的な味だったのだけど、ステーキ重は料理のベクトルが違うというのかな、そういうメニューが混在しているのが、レストランじゅらくの魅力な気がした(ラーメンとかもあるしね)。
アメ横側
ちなみに、右側面からアメ横に入って(写真はアメ横側の入口)、少し進んだところで酒亭じゅらくという居酒屋もやっていて、ここの1度行ったことあるが、アウトドアな楽しみができる店が多いアメ横にあって、複数人でゆっくり楽しめる造りの店で、そういう用途のときには持って来いだと思う。
ちなみに、聚楽台の名物だった西郷丼は酒亭じゅらくで食べられる。
というわけで、グルメ的な御託は抜きにして、まったり楽しめるファミレス的空間は貴重! スバラシイ! 美味しゅうございました〜

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メシ通の新記事を約1年半ぶりに担当しました。
オーベルジーヌブレンドロゴ
長年愛され続けるカレー弁当専門店に聞いた「冷めてもうまいカレー」に隠された秘密

テレビでよく耳にする、芸能人にファンが多いテイクアウトカレー専門店「オーベルジーヌ」って実際のところどんなカレーなの? 一般人でも食べられるの? オーベルジーヌの創業から、テイクアウト専門に至るまでを現在の二代目社長に聞いてきました。

メシ通の新記事が公開されやした。

白飯に爆マッチする「からし焼き」はナゼ北区十条界隈で発展した?【東京ローカルめし】

前回、渋谷・兆楽のルースチャーハン【メシ通】に続いて、東京ローカルめし第2弾は、十条〜東十条界隈に根付くご当地グルメ「からし焼き」!
今回も、町中華探検隊のメンバー、下関マグロ @maguro_shimo 氏と 半澤則吉 @hanzawanoriyoshi 氏に協力いただき、どうやってからし焼きが生まれ、広まったのか?を再現ドラマの役者でもあった2代目ご主人に聞いてきました。
からし焼きというと何故か、十条にある大番【過去記事】ばかり取り上げられるので、大番も好きだけど、元祖ゆえの味わいがバツグンなとん八【過去記事】(先代の伝説となった小指味見のYOUTUBE動画もリンクしてます)を是非とも!ということで今回フィーチャーさせてもらいやした。

メシ通の新記事が公開されやした。
ラーメン系譜学大ロゴ
「らーめん大」が二郎系インスパイアチェーンでも頭一つ大きくなれたワケ


↓の本著に掲載しきれなかった内容も多くメシ通の記事では取り上げています。
東京ラーメン系譜学表紙WEB●11/22(金)辰巳出版よりいよいよ発売します!!
『東京ラーメン系譜学』
144P ¥1500+税 【詳細ページ】

【Amazon】他ネット通販、書店にて販売
…リクルート・ホットペッパーグルメWEB「メシ通」での、ラーメン界のレジェンドたちにインタビューをする拙連載「ラーメン系譜学」【連載記事一覧】が書籍となりました。
会話形式を完全リライト。新規5店、初出しとなる写真も追加しています。
【特典冊子】:タコシェでは特典冊子が付きます。また11/24文学フリマ12/30冬コミで限定本として頒布します
本でもメシ通でも取りこぼれた、「らーめん大」以外で堀切で展開した店について、当ブログでUPおきます。

●二郎系以外の展開

―― 堀切菖蒲園駅近くに、「天照」と「糀や」という二郎系とは違うタイプのお店を出されていましたよね。

清水社長:「パンチャ」ってイタリアンの店もやってましたよ。堀切の周りって今みたいに飲食店があまりなかったんですよ。お客さんに言わせると堀切にしてはオシャレな店だったみたいで、駅前の店に女性も来るようになったし、「天照」と「糀や」も作って、それからですよ、飲食店増えたのは。

天照外観
▲天照の外観。タカノの隣りにあった

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▲糀やの外観

清水社長:「糀や」は元々軍鶏料理の店で、入口も最初の内は潜って入る潜り戸になってて、外からは中が見えないんです。オ◯ムの集会所だとかいわれたし、麻◯彰晃が近くの小菅の留置所にいたその頃に俺は4店舗くらい出してるから、バックにオ◯ムの資金力があるだとか言われて、怪しい感じに見られてましたけど、商店街の会長とかと付き合いが合ったんで「あの人はそういう人じゃないよと」噂を一蹴してくれたんです。
「大」も若い人が食べるラーメンじゃないですか、だから商店街の方からも「街に若い人が集まるようにしてくれた」って、むしろ感謝されるようになりましたから。それで手腕とかを買われて10年くらい中央商店街の理事に名を連ねてましたから。

―― 特に「糀や」の饂麺(うーめん)のつけ麺が好きだったんですけど、ラーメンとうどんだったりエスニックだったりと融合させるなど、また違ったタイプのお店をされるような構想はあるんですか?

天照らーめん?
▲エスニックと融合した天照のラー麺(だったかな?)

天照つけ麺?
▲天照のつけ麺(だったと思う)

天照シュウマイ的な?
▲天照の肉ワンタン的なもの。どれもパクチー的な香草の香りがして、酸っぱ辛い味だった気がする

清水社長:「天照」と「糀や」は復活をどこかでしたいなとは思ってますけど、堀切はなにせスタッフが集まらないし、それなりに都心部の神田とか、乗降客数の多い場所を狙って復活はしたいなと。
だからずっと、これはいいことなのか悪いことなのかわからないけど、そもそも料理人だから、らーめん大のラーメンとつけ麺だけで自分はいいのかという想いはありますよ。料理のスキルをもっと活かせることがないのかなと。
「糀や」は、ラーメンのスープにうどんの麺を入れる饂麺(うーめん)で特許取って、好きな人いっぱいいましたよ。

うーめん
▲糀やの饂麺。麺は硬めの讃岐うどんタイプ

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▲糀やのつけ饂麺。肉は鳥のササミだった気が。このほぐし身が節系の効いて動物系のコクもあるスープに合うんだ

清水社長:「天照」は、醤玉(じゃんたま=油そば)そばしか食べない人もいたし。
それで復活してほしいみたいな話があって、「天照」辞めた後も「糀や」で醤玉そばも暫くやってましたけどね。

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▲天照の店頭に出ていた手書きメニュー

天照メニューUP
▲左上メニューのUP

―― もし復活するとしたら、都心部と。

清水社長:都心部じゃなくても、綾瀬なんかでも22万人くらい乗降客数いるし。堀切って1万2〜3000人くらいしかいないんですよ。それなりいれば、市川とかでも考えられるし。いずれは、ね。

―― 復活されるとしたら、カウンター10席くらいで一人で回せるくらいの規模ですか?

清水社長:そうそう、ワンオペで出来るくらいの。

―― 作業工程が多いからかわからないですけど、「糀や」はお店の人が大変そうだったなぁという印象がありまして。

清水社長:確かに醤玉とかやること多いですよ。「天照」のラーメンはネギも3種類入れてたし、ネギ油とか作ってたし、らーめん大に比べたら遥かにね。でもそれは仕込み作業が多いだけで、いざ注文入って作るとなったらすぐ出来るようになってます。

―― 「糀や」にしても「天照」にしてもパンチャにしても、閉められた一番の理由はなんですか?

清水社長:やっぱり人材が揃わないね。どの店もそうだけど、人材です。外食でいうQSCってあるんですけど、クオリティ・サービス・クレンリネス(衛生面)、3つを最初にきちんと作り上げても、継続できる人間がいない。そうすると売上もどんどんよくなくなっていくっちゃうね。

メシ通の新記事が公開されやした。

【昭和から続く東京ローカルめし】渋谷には郷土料理がないだと?兆楽「ルースチャーハン」があるじゃないか

今回新たな試みとして、東京にあるのに気づきにくい、その土地ならではのローカルめしを紹介していこうという企画が立ち上がった。
町中華探検隊のメンバー、下関マグロ @maguro_shimo 氏と 半澤則吉 @hanzawanoriyoshi 氏に協力いただき、特徴あるチャーハンを出す町中華をリストUPしたところ、渋谷のド真ん中にあるのに知ってる人は多くとも、訪れたことある人は意外と少ないと思しき中華「兆楽【食べログ】」の名物、ルースチャーハンがいいのではないかと、初回で取り上げることに。
渋谷の魔境、兆楽でいろんなチャーハンを食べ比べながら、話は変わり種チャーハンの町中華らしさ、そして東京ならではのローカル性に及ぶことに。。。

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