ついこの間、豊洲の珈琲館をUP【過去記事】し、キノミ系銅板手焼きホットケーキにようやくありつけ、一応の決着を見た話を書いたが、その前にも幾つか銅板手焼きを求め彷徨っていた。
その中で訪れた香咲について今回触れておきたい。
ホットケーキが有名な都内の喫茶店ということでまず名前に挙がる一軒。外苑前駅から外苑西通りを北上し、ワタリウム美術館のところを明治神宮方面へと路地を入ったところにある。青山と行っても特段気張った感じではなく、路地に入れば住宅街に個人店がパラパラとある程度。まぁそりゃそんじょそこらの個人商店とは趣を異にするが、落ち着いてゆったりした空気が流れている。

そんな中に一軒、喫茶店というか古くからのカフェといったチョット重厚感のある面持ちで佇んでいるのがコチラ。

珈琲専門店 香咲【食べログ】
★★★☆ 3.7
所在地:東京都渋谷区神宮前3-41-1
厚めの木の扉を開けると、中は照明を落とした大人の空間。恰好だけでシックに作った最近の店にはない、ある程度の歳月を重ねた重みを感じる洞窟のような店内。この店だけでずっとやっているのか、それとも以前の店の居抜きかしらないが、壁だけでも使い込まれた雰囲気がある。

客席は手前カウンター向かいのテーブル席の他、奥にもテーブル席がある。カウンターには常連らしきオッサン。手前テーブルには熟年カップル。後から近所の工事現場で働く兄ちゃんらが遅い昼を取りに奥の席に着くなど、完全に普段遣いに皆さん来ている様子。オッサンの話し相手をする厨房のオネエサンも一朝一夕には行かないだろう客あしらいで、ある程度のキャリアを感じさせる。
自分が着いた席に、もう一人のサポート的オネエサンがメニューとお冷を持って登場。

注文は決まっているのでお願いすると、既に外のメニューで確認済みだったが、今から焼くので時間頂く旨を告げられる。
コーヒーでも飲みながらゆっくり待つべ、と思っていたが、一向にコーヒーが来ない。あ、シマッタ! こりゃドリンク食後パターンか。またやっちまったかオレ。
お冷があるとはいえ、外を歩いてきた身にはシンドイ。ヒーコーで一息つきたかったのに。初めての店で、注文は順々にこなしてる感じだから後から順番狂わすようなこと言えなそうな様子。喉カラッカラな状態でのホットケーキ待ちは長かった〜。その所為かしらないが、なんだかんだで2〜30分待っただろうか。実はこの数週間前に映画の前に来る予定だったが、その時来ていたら危うく上映時間間に合わないところだった。予定ずらして正解。
で、ついにやってきた、ホットケーキ¥750!

おおっ、綺麗にこんがりと焼き上がってるねぇ〜
でもこの口の状態でホットケーキはシロップ掛けてもシンドイなぁ、なんて思ってたら追って珈琲がやってきた!
香咲ブレンド¥660! 同行者のアイスコーヒー¥710!


淹れ置きだろうが、深炒り豆をかなり濃厚にドリップしたもの。最初激熱だが、甘いもんにはこれくらい濃いコーヒーの方が合う。
さて、ようやく落ち着いたところで、ホットケーキを頂きますか。

って、あら、角がエッジ立ってる・・・手作りではあるけど、こりゃ多分スフレ型的なもんでオーブンとかで焼いたタイプだなと。どうりで待ってる間、ホットケーキをひっくり返したりしてる様子が感じられなかったわけだ。
いや、別に店側が銅板手焼きを謳ってるわけでもなんでもないので、勝手に思い込んでいたコッチが悪い。そっか、手作りだったら違いないもんね。

ともあれ食べましょと、パクっと行かせてもらうと、うん、フワフワに焼き上がって、相当厚みがあるのに中はふっくら適度な軽さで外はカリッとめに焼けてて、イイ感じ。丁寧に作られた感はある。

塗るのは確かマーガリンにシロップだったと思ったが、ホイップクリームがついてて、こういう一手間は嬉しい。
かな〜り悪くない。ないんだけど、あんまクセがないというか、フツーによく出来てて美味しく感じられるけど、印象があんま残んない。過度な期待をしたコッチがまたまた悪いんだけど、この時は知り得様もないが、豊洲の珈琲館を食べた後では、銅板手焼きかどうかではなく、生地自体というか、焼き上がりの食べた重厚さによる満足感がキモなんだろうなって気がした。豊洲の珈琲館よりは生地は重めに感じたが、バランス的にフツーに感じられちゃったかなと。某珈◯家みたいにふっくら火が入ってないのもただ重いだけだし、難しいやね〜。
ともあれ、またまたいい経験が出来やした。ふっくらして食べ応えもあってってのはホントなかなか出会えないんだなと。まだまだ色々食べて経験積んでいかな。
というわけで、美味しゅうございました。ごちそうさまです。
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その中で訪れた香咲について今回触れておきたい。
ホットケーキが有名な都内の喫茶店ということでまず名前に挙がる一軒。外苑前駅から外苑西通りを北上し、ワタリウム美術館のところを明治神宮方面へと路地を入ったところにある。青山と行っても特段気張った感じではなく、路地に入れば住宅街に個人店がパラパラとある程度。まぁそりゃそんじょそこらの個人商店とは趣を異にするが、落ち着いてゆったりした空気が流れている。

そんな中に一軒、喫茶店というか古くからのカフェといったチョット重厚感のある面持ちで佇んでいるのがコチラ。

珈琲専門店 香咲【食べログ】
★★★☆ 3.7
所在地:東京都渋谷区神宮前3-41-1
厚めの木の扉を開けると、中は照明を落とした大人の空間。恰好だけでシックに作った最近の店にはない、ある程度の歳月を重ねた重みを感じる洞窟のような店内。この店だけでずっとやっているのか、それとも以前の店の居抜きかしらないが、壁だけでも使い込まれた雰囲気がある。

客席は手前カウンター向かいのテーブル席の他、奥にもテーブル席がある。カウンターには常連らしきオッサン。手前テーブルには熟年カップル。後から近所の工事現場で働く兄ちゃんらが遅い昼を取りに奥の席に着くなど、完全に普段遣いに皆さん来ている様子。オッサンの話し相手をする厨房のオネエサンも一朝一夕には行かないだろう客あしらいで、ある程度のキャリアを感じさせる。
自分が着いた席に、もう一人のサポート的オネエサンがメニューとお冷を持って登場。

注文は決まっているのでお願いすると、既に外のメニューで確認済みだったが、今から焼くので時間頂く旨を告げられる。
コーヒーでも飲みながらゆっくり待つべ、と思っていたが、一向にコーヒーが来ない。あ、シマッタ! こりゃドリンク食後パターンか。またやっちまったかオレ。
お冷があるとはいえ、外を歩いてきた身にはシンドイ。ヒーコーで一息つきたかったのに。初めての店で、注文は順々にこなしてる感じだから後から順番狂わすようなこと言えなそうな様子。喉カラッカラな状態でのホットケーキ待ちは長かった〜。その所為かしらないが、なんだかんだで2〜30分待っただろうか。実はこの数週間前に映画の前に来る予定だったが、その時来ていたら危うく上映時間間に合わないところだった。予定ずらして正解。
で、ついにやってきた、ホットケーキ¥750!

おおっ、綺麗にこんがりと焼き上がってるねぇ〜
でもこの口の状態でホットケーキはシロップ掛けてもシンドイなぁ、なんて思ってたら追って珈琲がやってきた!
香咲ブレンド¥660! 同行者のアイスコーヒー¥710!


淹れ置きだろうが、深炒り豆をかなり濃厚にドリップしたもの。最初激熱だが、甘いもんにはこれくらい濃いコーヒーの方が合う。
さて、ようやく落ち着いたところで、ホットケーキを頂きますか。

って、あら、角がエッジ立ってる・・・手作りではあるけど、こりゃ多分スフレ型的なもんでオーブンとかで焼いたタイプだなと。どうりで待ってる間、ホットケーキをひっくり返したりしてる様子が感じられなかったわけだ。
いや、別に店側が銅板手焼きを謳ってるわけでもなんでもないので、勝手に思い込んでいたコッチが悪い。そっか、手作りだったら違いないもんね。

ともあれ食べましょと、パクっと行かせてもらうと、うん、フワフワに焼き上がって、相当厚みがあるのに中はふっくら適度な軽さで外はカリッとめに焼けてて、イイ感じ。丁寧に作られた感はある。

塗るのは確かマーガリンにシロップだったと思ったが、ホイップクリームがついてて、こういう一手間は嬉しい。
かな〜り悪くない。ないんだけど、あんまクセがないというか、フツーによく出来てて美味しく感じられるけど、印象があんま残んない。過度な期待をしたコッチがまたまた悪いんだけど、この時は知り得様もないが、豊洲の珈琲館を食べた後では、銅板手焼きかどうかではなく、生地自体というか、焼き上がりの食べた重厚さによる満足感がキモなんだろうなって気がした。豊洲の珈琲館よりは生地は重めに感じたが、バランス的にフツーに感じられちゃったかなと。某珈◯家みたいにふっくら火が入ってないのもただ重いだけだし、難しいやね〜。
ともあれ、またまたいい経験が出来やした。ふっくらして食べ応えもあってってのはホントなかなか出会えないんだなと。まだまだ色々食べて経験積んでいかな。
というわけで、美味しゅうございました。ごちそうさまです。
