カテゴリ:定食・洋食(含弁当) > 町洋食

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告知が直前になっちゃったけど、夏コミの新刊が出来やした!!

今回は1冊じゅらくオンリー本!
【直通販】【BOOTH】(匿名配送)も受付中!

その紹介も兼ねて、YOUTUBEもじゅらくよ〜ん
私プロデュース・いとこの男の娘出演のYOUTUBEエモウマい店の第19回は、浅草聚楽!
というわけで、最近当ブログでもメシ通記事を紹介しているが、

株式会社聚楽の歴史はそちらを参照いただくとして、今回はレストランの中でも当ブログで未だ取り上げていない浅草聚楽について触れたい。

詳しくは新刊の中で触れているが、モンローそっくりさんの「じゅらくよ〜ん」は、聚楽のホテル事業のCMで、大衆洋食チェーンの元祖といえる須田町食堂を起源とする聚楽のレストラン事業は、昭和の時代は新宿や池袋など主要な繁華街には必ずといっていいほど存在していた。
飲食でも居酒屋など多業種を手掛けているのだけど、須田町食堂から連綿と続くレストランは、現在都内に、じゅらく上野駅前店・浅草聚楽・須田町食堂@秋葉原UDXの3店舗となっている。全部表記が違うのが面白い。

以前、京成上野近くの聚楽台を取り上げたが、

和洋中なんでもありのデパートのお好み食堂感があって、その毛色が一番強いのが、浅草聚楽!

場所は、雷門から新仲見世を歩いていると、ちょうどROXの手前くらい。
その間、ホント外国人だらけとなった道に、レトロな外観がお出迎えしてくれる。

外観
浅草聚楽【食べログ】 ★★★★ 4.0 味の絶妙なラインに
所在地:東京都台東区浅草1-23-9

須田町食堂時代の古い写真を見ても、ショーケースにサンプルが沢山並んでる。
ショーケース1
今もじゅらくのレストランには踏襲されていて、なんとも聚楽してるわ〜

入店するとお店のオネエサンが丁寧に席に案内してくれる。接客の感じも昔のレストランっぽさがあるやね。
店内もレトロな感じで、天井が高く設えてある。かなり広くて、混む時以外は店の半分のみ稼働させてるみたい。

席に着いて、まずはルービーでお疲れちゃん!
店内
アサヒ本社が近いだけあって、ヒエヒエのスーパードライですわ。ちなみに、クラフトビールの隅田川ブルーイングもある(これはUDXで飲んだ)。

そして、ハンバーグ&チキングリル¥1518の登場!
ハンバーグ&チキングリル
ファミレス的男の子味といったら、バーグでしょ!!
ソースは4種類から選べて、大好物の和風に。ココットのような器に入っていて、醤油ベースで酸味もあるさっぱり味。
ハンバーグカットUP
これにハンバーグをカットして浸すのだが、牛肉100%のパティからは肉肉しい感じが漂っている。ファミレスチックなフワフワハンバーグを想像していたが、時代は変わってるんやね。
チキンUP
チキンは焦げ目がつくほどしっかり焼いたところに、ザラッとしたトマトソースがかかっている。柔らかい肉で、主張しすぎないソースとの相性がいい。
馴染み深いけど意外と肉がしっかりしているけど、あくまで気軽に食べれる味という、実にニクいところをついてくる。

そして食後は、ここだったらクリームソーダ¥825でしょ!
クリームソーダメニュー
メニューには、色とりどりのクリームソーダーが並んでいる。
昨今の昭和レトロ純喫茶ブームを受けて取り揃えたのだろうか? 定番のメロンもいいが・・・
クリームソーダ
ブルー&ライチ!! ブルーハワイのような青い鮮やかな色味がタマラナイ。まぁ味は予想通りの、かき氷シロップ的な甘さの付いた炭酸水。でもライチの甘酸っぱさがかなり全面に押し出されていて、ジュースとしてもなかなか他所にない味ではないかな。
ほぼ味のしないさくらんぼも、子供の頃は妙に嬉しかったよなぁ。そんなことを思い出させてくれる一杯だ。

他にも 蕎麦がついたタレかつ丼(本で詳しく書いてる)とか和風のメニューだったり、ラーメンとなんでもあり。
席もゆったり取られているし、家族連れが安心して来れる空間になっている。こういうのが浅草ではずっと必要とされてきたんだろうなぁ。
というわけで、たまにはこういうところでまったりするのもいいなぁと再認識するのだった。それに見合う料理だしね。いやはや、美味しかったです。ごちそうさまでした〜

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メシ通のインタビュー記事を久々に書かせてもらいやした。
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100年前からじゅらくは大衆食堂でチェーン展開していた!?憧れだった洋食が庶民の味になるまで【東京ローカルめし】

あの、モンローのそっくりさんのCMでお馴染み、じゅらくよ〜ん♪の聚楽は、大衆食堂チェーンの元祖ともいうべき存在と知ったので、百年の歴史を知るべく、本社の方に突撃したという次第。
以前に当ブログでも、上野にある聚楽のファミレス的店舗、聚楽台をUPしている。

聚楽台閉店後、こちらもJR高架下で長年営業を続けるレストランじゅらくが唯一上野に残る聚楽のファミレス的な店舗なので(かつては京成聚楽など数店舗あった)、メシ通記事には掲載していない写真を公開しておきたい。

聚楽台のあった場所
(聚楽台があった場所の今の風景)

上野駅の不忍口を出ると、高架下の横断歩道の先に、レストランじゅらくが待ち構えている。
外観

入口
レストランじゅらく 上野駅前店【食べログ】 ★★★★★ 5.0 ←ステーキ重
所在地:東京都台東区上野6-11-11
公式サイト:https://g095624.gorp.jp/

サンプルショーケースは聚楽台にもあり、須田町食堂の昔の写真を見てもあるので、もしかしたら食品サンプルを置くのは聚楽が元祖かも??
サンプル

店内はファミレスチックなつくり。
店内

まずはグラスビールでお疲れちゃーん!
ビアー

何度か伺っているが、その中で酎ハイやジョッキのビアーも頂いちゃったりして。
チューハイ+ビアー

メシ通記事では大人のお子様ランチを代表的なメニューとして紹介したが、個人的に衝撃だったのは、やはり・・・

カットステーキ重¥1680!
ステーキ重
甘辛いタレがご飯に染みて、メシ通では「うな重的な味わい方が楽しめる」と書いたが、うなぎのタレほど味も香りもクセがなく、ジューシーな肉の旨味をより倍加させている。
ステーキ重UP
インタビューした聚楽の御二方は、特に食材にこだわりはないとおっしゃっていたが、謙遜なのか、調理の仕方がいいのか、下手なステーキ店のランチで食べるのより、全然ウマかったよ、マジで。

正直、大人のお子様ランチは聚楽台で食べたときと同じで、いい意味でファミレス的な味だったのだけど、ステーキ重は料理のベクトルが違うというのかな、そういうメニューが混在しているのが、レストランじゅらくの魅力な気がした(ラーメンとかもあるしね)。
アメ横側
ちなみに、右側面からアメ横に入って(写真はアメ横側の入口)、少し進んだところで酒亭じゅらくという居酒屋もやっていて、ここの1度行ったことあるが、アウトドアな楽しみができる店が多いアメ横にあって、複数人でゆっくり楽しめる造りの店で、そういう用途のときには持って来いだと思う。
ちなみに、聚楽台の名物だった西郷丼は酒亭じゅらくで食べられる。
というわけで、グルメ的な御託は抜きにして、まったり楽しめるファミレス的空間は貴重! スバラシイ! 美味しゅうございました〜

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板橋西裏表紙●夏コミ新刊限定セット直通販終了、ありがとうございました!
『裏板橋メシ屋道中記・西地区篇』
80頁ALLカラー ¥900+税 【詳細ページ】

超ドローカル!!完全に大衆飲食店だけを巡った究極の地域密着ガイドブック『裏板橋メシ屋道中記』、1年前の東地区篇の続編がいよいよ完成!
委託先への納品もほぼ終えました。新刊はネットや大型書店、ミニコミ専門店等で宜しくお願いします!【委託先在庫一覧】
というわけで、紹介がてら掲載店を一つUPしておきますか。

東武東上線下赤塚駅。小駅ながら周辺に商店が密集する駅前らしい風景が広がっている。
これまで当ブログでも、じょっぱり【過去記事】や北海道ラーメン【過去記事】など錚々たる名店をレポさせてもらってきたが、こんな業の深さを感じさせる店々に混ざってキラリ輝きを放つのが、南口ロータリーから川越街道へ向かう道の途中にある、とんかつのなみま!

なみま外観
とんかつのなみま【食べログ】 ★★★★☆ 4.8 
所在地:板橋区赤塚新町1-21-10

間口が狭いながら店内の明かりが溢れ良さげなキッチンの雰囲気が垣間見れる入口。
外の黒板にはメンチとチキンカツとコロッケの3点盛りのAランチが790円とかアホみたいな価格で掲示されている。前に何度か前を通っていて、いつも食後で泣く泣くスルーしていたが、改めて店の前に来ると、店名が「なみま」というのに気づいた。ずっと「まなみ」だと思っていた。
店内
店内は白を貴重とした飾り気のないシンプルな空間。創業は1975年らしいが、同い年か。その白い壁にはなにやらナンバリングされたメニューの組み合わせがドバーっと貼られている。
メニュー
(画像が見にくいので、食べログの【メニューページ】を参照をば)
118番のヒレカツ定食が定番らしいが、定番まで117個もめにゅーがあるのか?
聞くところによると、番号は全てあるわけではなく、マスターがゴロで決めているとのこと。メンチカツとコロッケの定食は17番で、よくばり定食は300番台とかなりインフレを起こしているが、ここは外にあったAランチいってみよう!
女将さんに注文を告げると、透明なアクリル板の奥でマスターが調理を始めた。この板は油の飛び跳ねを客から防ぐものだろう。たまに洋食屋で遭遇するね。心地よい油の爆ぜる音がして、それをBGMに待つことしばし。

Aランチ¥790!
Aランチ
おおっ、これはかなり焦げ茶色にハードに揚がってるじゃないですか! これこれ、これくらいガリッと揚げてくれるのが好みなんですわ。見ただけでアガるね(揚げ物だけに)。
カツ
にしても3種盛りのはずが明らかに4個以上あるじゃないですか。この辺のアバウトさというサービス精神はさすがの板橋。
カツ断面
で、チキンカツからガリッといっちゃいやすと、これが思った通りの揚がり加減。外は口が切れるかってくらいアツアツのザクザクで、中はホンワリ湯気が立ち、ジューシーさと旨みを閉じ込めている。メンチは肉汁が出すぎるとわざとらしいが、油気と水気を閉じ込める程度の感じが重要なのよ。
チキンとメンチは肉々しさ爆発で満足度MAXなのは言わずもがな。コロッケは完全にイモ派なのだが、クリームはクリームでもこれはただ熱いだけの汁じゃなくて、クリーミーさと適度なトロミと旨みもあって、これはこれでアリ。オマケのチキンも嬉しい。
ご飯も瑞々しいし、定番の白味噌の味噌汁飲んだらもう満腹。

これはトンカツとか色々食べたくなるが、ヘビーではあるので、飲みがてら数人でシェアするのがいいのかもしれない。そんな日を夢見ることが出来る一皿だった。
いやはやまだまだあるね〜下赤塚に地元民御用達店が。スバラシイ街! ウマシウマシ!! ごちそうさまでした〜

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10/28(土)おもしろ同人バザール@神保町【公式サイト】
ありがとうございました。事後報告したいのだが、色々立て込んでるので、それは後日。そういえばブログ未UPだったのを思い出した町の洋食やをば。
交通情報でお馴染み板橋本町交差点から17号中山道を北上してスグのところにある、イナリ通り商店街。
商店街
短い小さな商店街ながら惣菜の充実した肉屋、しっかりした惣菜パンが揃うパン屋、はたまた駄菓子屋ゲーム博物館などかなりの充実ぶりなのだが、沢山のメニューサンプルが踊るショーケースが目を引く洋定食屋もイマドキ珍しく現役バリバリで営業している。
サンプルショーケース
フライ系の洋食の定番からパスタ、中華そば、炒め物まで、洋・中の男の子好きしそうなサンプルがこれでもかと並んでいる。しかも麺類は箸持ち上げ状態でFIX! 前を通るだに、いつか来よういつか来ようと思い続け、ついに暖簾をくぐる日が来た。
外観
銀月【食べログ】
★★★★☆ 4.3
東京都板橋区宮本町65-1

店内はほぼテーブル席で結構な数あり、席間もそう窮屈な感じでもなく、背もたれの高い椅子でゆったりと寛げそうだ。
天井からはオレンジの昭和レトロなランプシェードが仄明るい暖かな灯りが否が応にもテンションを上げてくれる。しかし飽くまで町場の食堂レストランらしく、壁にはチューハイの文字が踊り、奥のテーブルにはほろ酔いのオッサン連中が、店の知り合いのようで、大声でしゃべくり倒している。
店内
こういう店では、自分はお邪魔者だから、店の人の意識がソッチに向いててくれると返って助かる。それでもちゃんと自分のことは見ててくれてるんだけどね。家族経営のように見えて、奥様と思しき方の目配りが行き届いている。

そんな感じで隅っこの席でマッタリスポーツ新聞を読みながら待つこと暫し、注文はこの店を知った時から決めていた、念願のアレ、オムライス¥680!
オムライス
おぉ、これは期待通りのビジュアル。サンプル通り、ハード系の薄焼き卵にケチャップがセンター部分にコテ〜っとかかっている。
オムライスUP
早速中を割ると、湯気を立てて赤橙色のチキンライスがお出迎え。食べてみると、これがドストラクのペチャペチャケチャップライス。味付けは酸っぱすぎず、しっとりとしながらホクホクのご飯と鶏肉の甘みが口中に広がる。玉ねぎのミジン切りのニガ甘さもアクセントになって、これぞ王道という、期待通りのなんてことない、でもフツーに美味しいオムライスとなっている。

あっという間に完食。ボリューム的には標準的ながら、これだけでは全然物足りない。この日はこれで店を後にしたが、なるほど、複数人でサワーでも飲みながら一品料理をつまんで、締めにカツとか麺類食べる、なんて使い方したくなるか。メニューのバラエティさからも量的にも、家族連れにもよさそう。それって、デパートのお好み食堂的な使い方ができるってことか。ホント、取り立ててどうこうというタイプの店ではないのだが、もう町場に消えつつある店でもあるので、出来る限りこの町で息づいていてほしい。
あぁ、次はミートソースかなぁ…って味似てるなぁオレ。というわけで、美味しゅうございました。ごちそうさまでした〜

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最初に伺ったのは2009年の冬。その時のレポは↓を参照頂きたい。
【2010年05月UP:正直ビヤホール@吉原〜ぶっちゃけ、ビアホール!】

その後スグに再訪を誓うも、浅草に来づらい生活環境になってしまい、何年も無精していたら、2016年12月18日に閉店という悲報が飛び込んできた。
店の性質上、祭り化はしないと思ったが、確実に食べたかったので開口一番を狙ってみた。

看板は灯り、店内は明るくオヤジさんが作業されている様子は窺える(どうも近くのオネエサンへの出前だろうかオムライスが出来上がっている)。
正直外観
正直【食べログ】
★★★★★★★★★★ レジェンド!
所在地:東京都台東区千束4-27-8

が、扉は鍵がかかっている。17時頃というアバウトながら個人店としては逆に誠実な開店時間となっており、多少の遅れは覚悟していたが、20分を過ぎても開く様子がない。
仕方なく隣のローソンで待機。この日は12月にしてはとても寒く、風も強くて、コンビニの中とて立ちっぱなしで待つには相当しんどい。
暫くして店の様子を見に行くと、夫婦が飲んでいる。あらら、常連だけ先に入れちゃうパターンか。恐る恐る伺いを立てると入店OKとのこと。
正直店内
店内は相変わらず焼鳥の煤で赤黒くなっており、さらに先客の焼鳥が焼かれているので、かなりケブい。

正直ビール焼かれる前の焼鳥の入るネタケース前の席に着き、まずは生ビール小¥500で乾杯。
以前より冷たく感じる。この辺はサーバーの状態次第かな。キリンの美味しいヤツ。
アテにと焼き鳥と、スグ出てきそうなオニオンスライスを。焼き鳥はこの日、ねぎま・レバ・つくね・ひな正・砂肝・手羽だったかな。1本150円になってた。
ねぎまと手羽を塩で2本ずつと注文すると、目の前のネタケースから取り出されるのだが、少なくなるとオヤジさんが、奥の冷蔵庫から肉塊を取り出し、その場で必要な分だけ切り出している。
正直焼き鳥
だからか、ここの焼き鳥は身がシッカリしていて、大ぶりで食べごたえがある。臭みもなく肉の甘みもあって最高。
肉を扱ったことある人ならわかると思うが、肉は切った断面からスグ悪くなっていく。断面が空気に触れないよう切ったら布掛けるとかラップするなりしないといけない。よくラーメン屋で事前に切り溜めしたチャーシューを見かけるが、よほど慎重に保管しないとスグ臭ってくる(大抵チャーシューが臭うのはこのパターン)。だからその都度ブロックから切り落として、最初の1枚は薄くスライスして捨てるか賄い用にするべき。
正直ハイボール基本中の基本とは言えるが、なかなかこうしてキチンとした仕事が目の前で拝める店も少なくなった。遊廓周辺は料理屋が発展し、下手なものを出すと商売が続けられないと言うが、吉原にはこうした文化が残っていた。ただ、この界隈の赤線時代からの店も殆どなくなり、ここ正直で最後かもしれない。

2杯めの角ハイボールのアテに串カツ(確か800円位)とオニオンスライス(価格失念。300円位だったか)を頼む。
実はさっき書いたように最初のビールと頼んでいたのだが、オヤジさん忘れてたようで、ココで出てきた。
正直オニオンスライス
かなり瑞々しい玉ねぎで、鰹節と醤油がテッパンで合う。

オニオンスライスをツマミながら、串カツの準備に入る様子を見ていると、やはりこれも塊から切り出してくれる。
正直串カツ
サッと揚げて出てきたそれは、きつね色に輝く実に美しい揚がり加減。熱の入った甘いトロトロの玉ねぎもタマラナイが、ホクホクで柔らかくも弾力があって編むと甘い旨みが広がる豚肉がサイコー過ぎる。

店内徐々に賑わってきたので、あと一品で〆るかと、前回頼んでみたかったオムライス(これも800円位)をオーダー。
正直オムライス
これがもう予想通りというか、薄焼きのハードに焼かれた玉子に包まれ、真っ赤なケチャップが垂らされたザ・オムライスが登場。薄焼き玉子を割って中のケチャップライスをみると、ベチャベチャなまでに米がケチャップにまみれていた。
正直オムライスUP
これよ、これ。食べるとネチャネチャしているのだが、しっかり炒まった上にケチャが大量投入されているので、米が一粒一粒負けないで主張している。それでもパサパサな炒めになってないので、ちゃんと米の瑞々しさ、甘みが感じられて、炒まったケチャの香ばしさと合わさって、最強ケッチャップライスと化している。これにホクホクの肉、甘い玉ねぎが合わない訳がない。
結構ボリューミーだが、飲み物のようにあっという間に無くなってしまった。これなら延々食える気がするぞ。

ふへぇ、満足この上なし。
帰りしな、オヤジさんに数年前に来て、どうしてももう1回来たかったことを告げると、あと2日で閉店というタイミングでこうしてお会い出来たのも何かの縁ですね、といって頂けた。
これで最後というのは何とも惜しいが、赤線時代からの店の味の終焉に立ち会うことが出来た自分は幸せだと思うことにしよう。合掌。

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